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厳しい寒さはピークを迎えようとしている。強烈な北風が、実際にはほぼ西風だが、猛烈な冷たさを伴って畑に吹き付けるのである。しかし、どういうわけか、お日さまの日差しそのものは暖かい。なので、気温はそんなに下がらないことが多い。畑でカラダを動かして作業をしている限りは、そんなに寒くない。立ち止まっていると寒い、という妙な寒さのピークである。
インフルエンザもまた、ピークと言っていいくらいに猛威をふるっている。先々週には三女が東京でインフルエンザにかかってしまった。正月休みよりも長く、5連休したらしい。そして、先週末には、やはり東京の長女から熱があるので初めて体温計を買った、とメッセージが来た。「それはきっとインフルエンザだから病院へ行け」と伝えたがその通りだったようだ。
うちでは、高校受験を控えた四女のインフルエンザを心配しているが、2年生は学級閉鎖になっているのに四女のクラスは欠席者がいないらしい。2月初めに、サッカー県大会を控えている長男もまだインフルエンザにはかかっていない。サッカー仲間の友達はすでにかかっているし、トレセンのトレーニングや練習試合を頻繁に行なっている割になかなか移されないのも不気味ではある。
僕たち夫婦も元気だが、睡眠とカラダのケアには充分注意を払っている。僕の朝のストレッチと腹筋と足裏マッサージには、毎日30分以上を費やしている。はじめは足の指先周辺だけだったのだが、この頃は足裏全体のツボを丹念にケアするまでにエスカレートしてきた。足の指先の人差し指と中指をマッサージして眼病予防が最初の目的だった。今は内臓全体、カラダ全体に意識が広がってきたというわけである。おかげで、畑での葉物植え付けも絶好調に進んでいる。
こんなに寒い時に葉物を露地に植え付ける輩は俺ぐらいのもんだろうな、と思いながら作業を進めている。この先の天候を予想して、少しでも端境期を減らしたいのである。予報では、この寒さのピークのあと、一旦暖かな天候になり、そのあと3月になるとまた寒くなるというようなことらしい。この時期の葉物は、暖かさがやって来ると、一気に花芽が出てくる。その時に、次から次へと新しい葉物が少しでもあれば助かるのは毎年のことである。寒ければ葉物は成長しないし、暖かければ花芽が出る。そこをなんとかやりくりして切り抜けたいのだ。
先週、23日ぶりの雨が1ミリだけ降って喜んだが、その後の空っ風の吹きっぷりが見事すぎて、畑はまたカラカラに乾いた状態になった。昨日からまた井戸水を出している。せっかく植え付けた葉物に、毎日ジョーロで水やりをしても瀕死の状態になってしまう。今収穫している葉物だって、低温で肥料成分を吸収できない上に、水分がなくてさらに葉っぱは黄色く色が落ちてきてしまう。黄色い葉っぱは甘みがあって美味しいけれど、黄色い葉っぱをつけた葉物を好んで買ってくれる人はほとんどいないだろう。井戸水はとてもありがたい存在なのだ。
部屋でも石油ストーブの上にヤカンを乗せて、水蒸気を部屋に満たすようにしている。こんな乾燥した冬のインフルエンザ予防には、やはり水分は欠かせない。春は待ち遠しいけれど、地道な毎日を積み重ねないと春は簡単にやってこないのだ。
2019年1月24日
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