★ 「週刊てーて」+αをブログでどうぞ。 ☆ ひらく農園の野菜を入手できるお店
先週、ちょっと忙しすぎるかな?と書いて、週末には疲れが出た。と言っても、熱が出たわけではない。なんとなく、このままでは脳の血管が詰まってしまいそうな気配を感じたのだった。これは無理するとまずい。出荷の準備だけして、車の運転は連れ合いがやってくれた。僕は助手席で、手足をマッサージし、納品だけ行ったのだった。
2日ほど、そんな仕事の日々を過ごし、少しずつ疲れをとった。年齢を重ねると、疲れを取るにも日数を要す。仕事量を減らして、マッサージタイムを取り、自分のカラダの声を聞きながらまた仕事を再開するというような日々。それでも、一つずつ仕事は減っていく。一つこなしては、ほっと一息満足感。そして、睡眠を多めに取る。
手足のマッサージはよい。このツボはどこぞに効く、というように勉強しながら押すのもいい。この頃は、どこぞに効く、というよりも、ここは効く〜、と疼痛点を確かめるだけでいい。自分の感覚だけを頼りに押す。はっきり言えるのは、この行為、自分のカラダのためだけにしているということ。人のためでもなく、お金のためでもなし。僕がすぐに死んでしまわないようにすることは、家族のためにはなるかもしれないけれど…。マッサージで死なないで済むようになるかは疑問だけど、自分のカラダが楽になることは確かなこと。
自分の感覚に頼る。これは、野菜を育てる上でも大きなこと。野菜の味、野菜の収穫期、苗の植え付け期、それらの判断は全て感覚だ。もちろん経験も加味される。また、時には、僕と連れ合いとで感覚に差が出ることもある。例えば、収穫期である。そんな時には、少し考えて、僕は連れ合いの意見を最終的には取り入れる。これも強いて言えば経験からくるものかもしれない。経験に変化を加えて、また自分の感覚に取り入れるのだ。
サッカーでも、長男は自分の感覚でポジショニングを取る。中学年代になって11人制に変わって、ポジショニングはどうなるかな?と思ったが、しっかりと周りを見てポジショニングを取っている。それも、きっと小学生年代に、弱小少年団の上の学年の試合に頻繁に出場させてもらった経験によるものかもしれない。ボールの位置と、複数の相手のポジションを常に確認する癖がついている。ポジションの受け渡しについては、まだこれからの部分もあるだろうけれど。
長男の感覚に、コーチの意見や注意を加えていく。長男の長所の一つに、コーチの意見をすぐに実行に移すということがある。小学一年生の頃に、僕の同級生のコーチから聞いたことがある。「あいつは、こうしろ、と指示するとすぐにそれをやって、できるところがいいんだよ」と。また、この頃の試合では、ビデオで僕が長男のプレイを見て、「あの部分はどうしてそのプレイを選択したんだ?」と聞くと、すぐに答えが帰ってくる。そこへ僕がさらに「デ・ブライネなら一つ前にパスを出しただろうな」と加えておく。そうすると次の試合で、それを取り入れる。
考えてみれば、自分の感覚というものは万人全てが持っているものだ。一人一人が自分の感覚を大事にすることは、生きていく上で大事なことだ。その上で、人の意見を取り入れて修正して、自分のものにしていく。これが「今は行く」ということかな?
2019年5月16日
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