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「冷夏予想を裏切る猛暑 その4」

 土曜日の花火大会の朝、K電気さんは電線工事に来てくれた。半日仕事で、16メートル×3本の電線を張り替えてくれた。詳細は知らないが、街の電気屋さんの2代目という感じで、若い感じでもなくおっとりとした落ち着いた方で、丁寧な仕事ぶりだった。工事が終わった時には、僕は野菜の納品中で不在だった。連れ合いからの電話で、エアコンは普通に稼働していることを知らされた。5日ぶりの安堵である。

 あまりに8月は忙しすぎて、もう夏は終わりに近づいた。花火大会を同級生とワイワイやるには疲れすぎている。カラダはまあ元気だが、頭の中が飽和している感じ。LINEで、今年は花火観覧をやめておくことを同級生に知らせた。翌日曜日は、出荷を早めに終わらせて、午後には母屋のエアコン工事が来ることになっている。8月は、例年野菜の売上が一番多い月で、当然休みはなし。だから、出荷中心の日々になる。ところが今年は、猛暑の度合いが強すぎて、夫婦ともに年齢を感じ、母屋のエアコン工事を二つ決意した。その副産物が、大掃除というか模様替えというか、長年多忙を理由に放っておいた雑事を一気に片付ける、という夏を加味してしまったのだ。

 三女は、3泊していった。若い者が都会から帰省する例に漏れず、予定を目一杯詰め込んでいたし、友達と帰省直前にオールしていたから(この頃は徹夜のことをそういうらしい)、家にいないか家で寝ているかの帰省だった。それでも色々な話ができた。去年の10月から働き始めた東京のケーキ屋さんのオーナーが、大量生産に近い形に業態を変える決断をしたらしい。冷凍技術の発達した今、ケーキ工場にたくさんのケーキを作ってもらうという。そのケーキの試作と工場に提示するレシピなどを今までのスタッフにやらせよう、ということかな?そうなると、三女が2年半勤めていたケーキ工場のスタイルに、逆戻りするようなことになる。三女は、そろそろまたしても決断の時を迎えるかもしれない。19歳にして、波乱万丈を予感させるが、三女のやりたいことは明白だ。同じ作業で構わないから、ケーキを一日中作ることに没頭したいだけなのだ。そうして技術が上達していく、というカタチを好むのである。

 僕の音楽制作は、遅々とした歩みである。夏中に公開できたらいいな、と思っていたが無理だ。手法を変えたところで、やはり自分の納得いく、それぞれの楽器音にできるだけ近づけたい、という思いは強い。しかし、確実に一歩ずつ進めている。その一歩に弾みをつけるには、音色の発見という側面が大きな鍵を握る。簡単に言えば「おおこの音いいな、すごいな、気持ちいい」というような年齢を問わず共通な思い、新しい出会いのようなものか。

 連れ合いは、部屋にエアコンが入ったことで、洋裁を進めることができた。長年使ってきた布団の生地が破れてしまってきたので、その生地を新しいものに替えたのだ。ここまで暑くなる前に、インターネットで木綿の大きな布は買ってあった。しかし、その湿度と暑さがやってきて、とても洋裁をする気にもならなかったようだ。連れ合いにとって、布との出会いはやはり一歩を踏み出す大きなエネルギーになっているようだ。

2019年8月29日


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