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「冬支度、そして家族」



 今朝の七時に気温4度を割った。とうとう冬の到来だ。11月なのに20度を超えるような日が何度もあったり、雨がちな晩秋であったりと、冬支度には程遠い感覚がようやく払拭されそうだ。野菜の生育を考えたなら、暖かなほうがよいのだけれど、やっぱり季節は季節らしいほうが落ち着く。

 まだ納屋に薪ストーブに火を入れていない。暖かな日々が大きな要因となっている。それだけではない。今年は春の忙しさにかまけて、サツマイモを畑に植えることをやめてしまったので、収穫した芋の貯蔵をする必要がない、という要因もある。例年、サツマイモを納屋に貯蔵するのは、気温10度まで下がった頃である。気温10度以下では、芋が腐ってしまう傾向にあるのだ。品種によっては、その10度以下でも大丈夫であるが、できれば13度は確保したいのだ。そのために、納屋にサツマイモを貯蔵すると、薪ストーブを焚き始めるというわけだ。今年はそれがないのである。

 寒い時には、木を切る。これが僕たちの半ば習慣化した冬の日課だ。陽が短くなって、野菜たちにお日様を確保しなければいけない。夏の間に伸び放題に伸びた木々や笹竹を剪定するのである。それらは、後に薪ストーブに入れられることになる。木を切ることで、自分のカラダは暖まる。そして、暖まってから野菜を収穫し、水に触る。

 今年は秋口から笹竹を切ってきた。どうしてこんなに伸びてしまったのだろう?昔はここまで伸ばさなかったのに…。そう考えて思い当たった。この数年間、貴重な夕方の時間を、長男のサッカーの練習に付き合ってきたのだ。今年は長男がジュニアユースチームに入ったので、毎日のようにチームの練習がある。だから、練習の相手をすることは限りなく少なくなったのだった。そう思い当たって、子供のサッカーに寄り添うことにもかなりの犠牲を伴うものだな、と改めて思う。その時は犠牲だなんて思いもしなかったが、木々や笹竹が伸び放題になると近所迷惑でもあるし、野菜の生育にも影響してきたはずだ。2,3年かけて、その罪滅ぼしの剪定をすることにしよう。

 笹竹を、垣根のように刈り込む作業を続けている。マキの剪定だけに使っていた電動バリカンを、笹竹にも使用しているのだ。電源の届かない場所がほとんどなので、発電機も併用している。この地元産の発電機は、実に使い勝手が良い。エコモードでも電動バリカンは全く問題なく動作してくれる。夕方、日が暮れたとしても、照明灯のコンセントをつないでも大丈夫。一輪車で、現場まで発電機と電動バリカンと照明灯を積んで歩いて行くだけである。マスクを使って粉塵に注意しているし、怪我と断線にさえ気をつければよいのである。

 冬支度はよい。寒さに対して人の勢いがつく。寒い寒いと縮こまって受け身になってはいけない。そういう意味で、この季節は季節として好きである。師走、という言葉がもうすぐ適当になるけれど、その師走という言葉は急かされているようで落ち着かない。冬支度として年末まで走ってしまおう。それは家族の一助にもなるかな?



 

2019年11月29日


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