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「2019年 今年の総括 その1」



 今年も、あっという間に年が暮れていく。光陰矢の如し、その言葉通りに、そして年初の予想通り、気候も時間も目に見えない速さで過ぎていった。もはや、矢の射られた速さどころではない、毎秒ギガビットが大袈裟でない時代である。そして、僕たちの日常は、予想を遥かに超えて様々な事柄に右に行ったり左に行ったり、あるいは後ろ、あるいは前、あるいは上、というように3Dのように翻弄されたのであった。

 なんと言っても今にして思えば、正月早々の隣の竹やぶの火事騒ぎから始まったのは、一つの象徴であったかもしれない。その火事は隣のアパートの住人の焚き火が原因であったが、幸いにも延焼面積は隣の竹やぶの一部に留まってくれた。象徴というのは、このような災難が起こっても、いずれも大事には至らなかった、という事象が一年を通して繰り返された、という意味である。

 大学で美術を先行している次女が、今年の2月から某新聞に挿絵の連載の仕事をもらった、と聞いたのは正月休みだった。その次女が、2月に入って顔がむくみはじめ、全身がむくんだような状態になり、急遽帰省して病院で診てもらったのが2月の終わりである。ほぼネフローゼ症候群で入院確定、ということになった。腎生検という検査を前にして、利尿剤を飲んでむくみを落としている段階で、野菜のお客さんがうちに来てくれた。

 四半世紀も野菜を定期で買ってくれているNさんと、その娘さんでスポーツトレーナーのAさんである。次女の足のマッサージと温灸をしていただいたのが効いたと思うのだが、奇跡的に次女は快方に向かったのである。腎生検ももちろんやる必要もなく、入院もなし。4月には大学に戻って、定期検診だけ受けているが、現在まで異常なしのままである。

 この時にNさんに貸していただいた本を気に入って、僕も購入した。官 有謀さん著作の「足の汚れ(沈澱物)が万病の原因だった」である。僕たち夫婦も、昔から足の裏を踏んだりもんだりしていたのだが、日常的に毎日足もみをしていたわけではないし、疲れた時や風邪を引いて寝込んだ時くらいのものだった。結果的にこの本を読んだことで、足を揉むことが一つの毎日のルーティーンとなった。そういう意味で、次女の病気は、僕たちにとっても一つのきっかけとなったのである。

 同じ2月には長女が音大を卒業して、東京に荷物の引き取りに行った。そして次女が病気で帰ってくるよりも先に、長女はドイツに旅立ってしまった。6月の大学院受験の準備である。そして、結果的に長女の大学院受験はすべて失敗に終わった。4月からドイツのホルンの先生の指示に従って吹き方を根本的に変えはじめたのであるから、6月に間に合うわけもない。

 さらに、もっと基礎を学びたい、という考えから、来年、再度大学院を受験することになった。住むシェアハウスの部屋も、ハノーファーからベルリンに引っ越したようだ。また新たに、重鎮たる大学院教授に付いてレッスンをしてもらっているそうだ。日本食レストランでアルバイトもしているそうだが、毎月の仕送りは終わらない。

 

2019年12月6日


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