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「2019年 今年の総括 その3」



 冬至を前にして、夕方ようやく冷たい風が吹いてきた。しかし、気温は11度あまり。ここまで暖かな日の多い12月は、多分はじめてだろう。今年を象徴するように、おかしな天候が続く。

 あまりにもいろいろなことが起こりすぎた我が家だったが、天候の異様さはそれに拍車をかけた。苗土用のの培土を仕込む時に使う撹拌機のモーターがやられたのは、潮風が原因だったし、動力の電線が切れてエアコンが使えなくなって難儀したのは、夏の台風の潮風の影響だった。それらの影響でない、単なる経年劣化が顕著になった年でもある。

 なんだかずっと調子の悪かった刈払い機。燃料のろ過器や燃料パイプを替えてもだめだった。機械の得意な僕の兄貴に見てもらっても、原因がわからない。もう長年使っているので、刈払い機を新調しなければ仕事にならないと購入を決意したが、もう一度トライした。燃料キャップをネットで調べてみると、燃料の多い少ないに関わらずに圧力を調整する役目があることがわかった。それで燃料キャップの純正品を注文したのだが、あっけなく草刈り機は治ってしまったのだ。ただ、その草刈り機がしばらく調子が悪かったおかげで、電動バリカンを使った笹竹の剪定を思いついたのだから、悪いことばかりではないことも確かだ。

 三女は、去年の秋から東京で働いている。ケーキ屋で働きはじめて半年、先輩たちが次々に辞めていくことになり、またお店自体の形態を変更する、というオーナーの決断もあった。働くお店をまた変えることになるのか?と不安になったが、いまのところお店の主軸として頑張っているようである。そして、念願の彼氏もできたらしい。彼氏ができたことを、僕は心底喜んだ。頑張って働いている人には、ご褒美が必要である。でも、まだ、19歳。

 野菜は、相変わらずに調子の波が激しい。天候が天候だけに、波がないということのほうがおかしいのかもしれない。大雨だったり台風だったり、あるいは長雨、春先の低温、それらがあっても夏野菜は全般によかった。さすがに秋の台風で、あっさりと壊滅状態に近くなったが全滅はしなかった。畑の土は、10年単位で考えるものだが、野菜の収穫の波は、1年単位で考える。良いときもあれば良くないときもある。1年通して考えれば、こんなものだろう。

 サツマイモは植え付けなかった。初夏から夏にかけて、収穫と出荷の忙しさから、もう無理はしないと決めた。結果的に、秋も雨が多くて畑が乾かなかったので、植え付けしないで正解だったかもしれない。あの水分では、腐ってしまう芋も多かったはずだと予想できる。ただし、うちのサツマイモを待っていてくれる方々に報いるためにも、来年は畑を選んで植え付けなければいけないね。

 いろいろな出来事も、重なり、過ぎ去り、今となっては思い出すことも困難なくらいだ。相変わらずに、家族、とりわけ子供たちが前を向いて進んでいけるようにと願い、祈り、サポートする日々だ。世の中のニュースの大部分は、人間関係の破綻に起因している。僕たちはせめて、仲良く前を向いて独自の道を行きたいな、と思う。

2019年12月20日


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