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「子どもたちがコロナウィルスとともにどう行く? その2」



 今夜の最終の新幹線か、明日の始発で三女が東京から帰省する。新型コロナウィルスは、佳境に入ってきたと感じている。今、その入口なのかな?という印象で、昨日は全国で1000人を超える新しい感染者が報告された。年末にかけて徐々に増えていくのではないか?と思うのは僕だけではないだろう。GoToキャンペーンに乗る人々の多いこと、が政府の思惑であろうし、消費とenjoyを少しでも安く手に入れたい庶民の感情なのかもしれない。だから三女はこの時期に帰省しておかないと、これからまたどれほど帰省できなくなるかわからないのだ。

 僕は三週間前に風邪から気管支炎を併発し、COVID-19を心配して死を覚悟した。もう今は完全に回復し、咳すら出なくなっている。その経験が、三女の帰省を強く後押ししている。三女は東京で、一人でよくやっている。仕事も忙しいらしく、多分今夜も残業があるから簡単には新幹線に乗れそうもない、とのことだ。コロナウィルスに対しても、万全の状態で臨んでいるらしい。食品加工の現場であるから当然かも知れないが、私生活においても相当に自粛しているようだ。今回帰省するにあたっても、ひと月前から準備を始めている。だから、僕は、三女が帰省して、万が一にも三女が症状のない感染をしていたとしても、僕は受け入れる覚悟がある。まあ、大丈夫だとは思うけれど。

 この夏、台所にもエアコンを入れ、大掃除をしてキッチンにカウンターテーブルを備えた。もともとやりたかったこととはいえ、子どもたちが帰ってきても居心地のよい環境にと、少しずつ手を加えている。四女の請願であった猫を家の中で飼うことも、三女のメッセージの「飼っちゃいなよ」という言葉が後押しになっている。三女がまだ小学生の頃、僕に内緒で子猫を拾って玄関先で飼おうとしていた過去も踏まえている。

 そして、今回、三女の本職であるケーキ作りを久しぶりに家でやってもらう。そのためでもないけれど、ガス給湯器の工事を今日業者にやってもらっている。台所の水栓からはもう20年ほども水しか出ないのだ。それ以前には、40年以上も前に備え付けられた灯油式の給湯器が家の外にあって稼働していた。しかし、風呂を薪で焚くようになり、灯油式は使わなくなった。いつしか錆びて、給湯器を覆っていたトタンも朽ちてしまって使えなくなった。台所の洗い上げを苦にしない三女だったが、さすがにお湯をヤカンで沸かして使うことに難を示していたのは3年位前だったか。その残像が、ガス給湯器の工事依頼に繋がってもいる。

 三週間前に僕だけでなく、連れ合いも寝込んで、年齢を重ねて快癒の遅さも痛感している。そういうこともあって、今後のためにもガス給湯器が必要だった。それがどうやら、三女の帰省にも間に合うことになったのだ。子どもたちが家に帰省すること、その回数を減らした要因がコロナウィルスである。これは暫く続くだろう。僕たちは、少しでも子どもたちが戻ってきた時に、考えの選択肢を狭めないような環境を作りたい。子どもたちの子供時代には、逆に選択肢を狭めてきたような環境だったかもしれない。それはそれで良かったと思っている。今は僕たちが年齢を重ねて、考えも時代も変わってきたのかな?

2020年11月6日


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