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「2020年 今年の総括 その4」



 今年の野菜はどうだったのか?凸凹だったような、そんな印象だ。夏のオクラ、空芯菜、モロヘイヤはよかった。ミント、バジル、ニラなども、晩春から晩秋まで良かったと思う。反対に、ナス、ピーマン、ししとうの夏野菜は、全くだめだった。これほどまでにこの3種の販売が少なかったのは、はじめてのことである。降り出すと止まらない長雨が原因である。

 年間を通して、長雨になる傾向は強く、反対に乾燥しだすとカラカラになる。亜熱帯的砂漠化へ進んでいるのだろうか?と疑いたくなる。長雨も単なる長雨ではなく、豪雨を伴った長雨であるから厄介だ。根をやられやすい畑作物は、不耕起での植え付けにしたほうが良さそうだ。胡瓜は、不耕起で玉ねぎ後に植え付けたので、長雨で一時的に収穫不足に陥っても復活できたのだった。

 天候不順に適応することも大切だけれど、30年も畑をしていれば必ずできない野菜があることは織り込み済みだ。すべてが成功するようにはじめは考えるものだが、失敗があるから成功は嬉しいのだ。大事なことは人と比べないことである。人からは勇気を学べばよい。自分の中の失敗した部分、成功した部分を比較する、つまり過去を振り返りながら未来を見つめることが楽しさの原点かな?

 自分に関しては、60歳になったことが、予想外に大きな出来事だった。59歳と60歳の違いは、あとがない、と考えるようになったことかもしれない。去年あたりから、いつ自分が死んでもいいような準備を少しずつはじめている。新型コロナウィルスの流行も後押ししているのかどうかわからないが、自分としての表現を残すという気持ちが強くなった。野菜や子どもたちのサポートも、十分に自分としての表現ではある。そのためにどれほどの時間とエネルギーを費やしていることか!しかし、ライフワークとしての音楽制作はまた別格である。どんなに野菜や子どもたちのことがうまくいかなくても、音楽制作をすることで自分の気持ちは前向きになるのだ。

 夜、一日の仕事を終えて、風呂に入り、1合だけの酒を飲みながら食事をする。そして、サッカートレーニング後の子供の洗濯をし、洗い上げをして、きれいになった台所で音楽に向かうのである。このことに加えて、最近は四女のためのadobeのソフトウェアの講座を一緒に受けるようになった。Photoshopは少しは使ってきたけれどillustratorははじめてである。これらのソフトウェアを覚えることもまた楽しい。

 今年は、掃除に圧倒的な時間を費やした。今は、畑を日陰にしてしまう笹林や雑木の類を伐採して回っている、ハンパな量ではないので、相当に時間はかかる。一年ほど時間をかけることになるだろう。本当は、四〇年ほど前に改装したと思われる、家の壁のトタンを自分で全て張り替えたいのだが、それにはまだ時間とお金がなさすぎる。そちらは二年ほど後にとっておくことにする。それまでにやりたいことがどれほどに片付いているだろうか?それには、最低二年は生きなければいけない。体を鍛え続けないと…。

2020年12月25日


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(すべて農薬、化学肥料を使用していません。ここに記載のないものもあります。)




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