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「我慢の時 その3」



 お彼岸であるのに、お彼岸の雰囲気が漂っていない。今日はお中日で祭日であるのに、祭日の雰囲気が漂っていない。新型コロナウィルスへの対応で、子どもたちがずっと学校を休んでいるからである。そして、気候もまた異常であるからである。長男にも聞いてみた。「今日祭日なんだな」と。「そんな気全然しない。曜日もわからないくらいだもの」と返ってきた。

 学校の休校を延長しない、という政府の方針のニュースが入ってきたが、一方でイランでは10分に一人の割合で新型コロナウィルスで死亡者が出ている、というニュースも。ニュースを見れば見るほど気が滅入る。だから、この頃はできるだけニュースを見ないほうが幸せになれる。朝昼晩と3回ニュースを確認するだけでいい。iPhoneなどの普及で、いつでもニュースが飛び込んでくる時代だが、iPhoneの画面を見る回数も減らしている。

 明後日から長男のサッカーの練習も再開できる予定だ。ずっと家で練習をしてきた長男は、今日は珍しく手伝いをたくさんしてくれた。洗濯物を干してくれた。僕のおふくろがお彼岸だからとおはぎを作ってくれたので、おやつにそれを食べると、食べ終わった場所を掃除してくれた。コーヒーも淹れてくれた。ついでに洗い上げもしてくれた。洗濯物も取り込んでくれた。姉(四女)に自慢したい、という気持ちもあったらしいが、時間を持て余していたことも確かである。朝と晩に勉強、午前中と夕方にサッカーの練習。姉や母親とバドミントン。プレイステーションでのサッカーゲーム。ずっとその繰り返しなのである。出掛けることを自粛する、ということはなかなか大変なことだ。

 北海道にいる次女も、こちらに帰省するのをとりやめて、一人で頑張っている。ようやく北海道の非常事態宣言も解除されたようで、少しだけど不安は軽くなった。図書館の清掃のアルバイトも、来館する人が少ないので継続できていたようだ。人が来ないからアルバイトできる、ということもかなり奇妙なことではあるけれど。4月から大学4年生になるが、通常通りに大学が始まってくれることを願う。

 新型コロナウィルスの抗体というものが、どれほど人々のカラダの中にできていくものなのかわからない。もうすでにウィルスは市中に微量でも出回っていて、そのウィルス量が少なければ抗体を自分のカラダが作りはじめてバランスを取っている、ということならいいかもしれない。しかし、インフルエンザのように、大抵の人は1度や2度罹患していて抗体を持っている、という状態にならないと、本当に抗体ができたとは言えないのだろうな。手洗いやうがいでかなりの部分を防ぐことができるのなら、ウィルスの量の問題であるような気もする。ワクチンができるまでの約1年間を、のらりくらりと世界中の人達が過ごしていくのだろうか?

 野菜の端境期の長いこの春にこんな特別な時がやってきたので、一気に仕事を進めている。ぎっくり腰になった時に確定申告は済ませたし、夏野菜の種播きも終えた。去年の夏に踏み外した廊下の天井の修理も、完成の目処がついた。雨漏りのするトラクターのキャビンの屋根にも、板を取り付けることができた。災い転じて何とやら。

2020年3月20日


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