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「60歳 その2」



 60歳になったところで、何も変わりはしない。どうして生きていくのには、こんなに忙しさが必要なのだろうか?本気で不可思議に包まれている日々だ。確かにカラダは思うように動かないことが多い。肩は痛いし、サッカーをすれば翌朝に疲れが残る。しかし、やっていることは若い頃と変わりないことが多い。何が変わったのだろう?

 そう、若い頃との大きな違いは、納得のいくやり方を通す、ということだろうか?若いときのほうが、さっと行動し、そんなに深く考えないで、丁寧でないことも多かった。言ってみれば「べらんめぇ」でやっちまえば、スマートではないにしろ仕事は片付いたものだ。荒っぽいやり方、と言えるかもしれない。今、それをやると怪我につながる事が多い。だからきっちりとややゆっくりめで着実な方法を選ぶ事が多いのかもしれない。そうか、だからやりたいことが山ほどあるのに、少しずつしか進まないのだ。それ故に忙しさばかりが気になるのだろう。

 先週の中晩生玉葱の収穫に続いて、日曜日には鶏糞籾殻堆肥の運搬を行った。平飼いの種鶏場から出たものを、もう25年以上貰い受けているのだ。種鶏場というのは、種鶏卵を採取するためのところで、つまり鶏を飼う農家のための孵化させる卵を採取するということ。それゆえに良質な環境が必要とされるらしいので、必然的に良質な堆肥も発生するというわけである。と、説明してみるとややこしいものだが、25年も前からの付き合いで、4tダンプに山盛り2杯を運搬する。一年に2〜3回ほど、4tダンプをレンタルしている。

 この堆肥運搬、県境を越しての運搬で、非常事態宣言が解除されているとはいえ、少し気を使う。レンタルしたダンプは、いつもよりも内部がきれいにされていた。レンタカー会社も、この25年のうちで一番気を使ったということだろう。こういうことが社会を変えるきっかけになることの証明だね。僕が運搬で、相手方の担当者とマスク越しに話したのは二人だけ。しかも、雨のぱらつく屋外での作業を見守る程度で、会話の数は二言三言。運搬時間は片道1時間40分ほどで、2往復中、コンビニエンスストアにさえ寄らなかった。途中、観光ホテルの休業も目についた。自転車の集団も少なかったのは、やはりコロナウィルスの影響だろう。

 堆肥の運搬を終えてやれやれ、納屋のエアコン取替工事も、専門業者にやってもらった。これで夏の備えは万全だ。そして、晩生玉葱の引き抜きを連れ合いにやってもらって、すぐに収納まで終えた。今年の玉葱収穫は終わった。さらに、梅の実の収穫。こちらは大した量ではなく、あまりに片手間な作業だが、自家用であるからご愛嬌だね。

 長男のサッカーもようやく練習が再開した。練習と言っても、2ヶ月近い休み開けなので、カラダをならすところから徐々にエンジンをかけていく方法らしい。すぐに毎日の練習とならないところがもどかしいところだが、始まってしまえばあとは時間が解決してくれるはずだ。選手のみならず、その家族もコロナウィルスにかからない行動を、と文書にあるのだから、軽率な行動を親もできないという徹底ぶり。それだけで、自チームのみならず各チームに迷惑がかかってしまうのだから、仕方がないところではある。

2020年6月5日


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