オンラインショップオンラインショップ。無農薬野菜の産地直送です。玉葱をはじめとして、旬の野菜や自然卵などをセットにしてお届けしています。


「週刊てーて」ひらく農園から、バックナンバー 週刊てーてのバックナンバーと、サイト内検索が行えます。


ヒメパセリさんの詩集 ヒメパセリさんの詩集


サイトスさんの野菜を使った「レシピ集」サイトスさんの野菜を使った「レシピ集」です。野菜中心のメニューを、簡単な方法で料理できるやり方を提案します。


「週刊てーて」ひらく農園から、語りと映像 語りと映像。視覚障害のある方でも畑の状況を聞くことができます。また、畑の様子をビデオで見ることもできます。


草子の演奏は草子ドットネットへお入りください。草子ドットネット。mp3やビデオで、無料の音楽を配信しているグループ「草子」のサイトです。


このサイトについてひらく農園の紹介です。


リンク集リンク集です。

最新版の「週刊てーて」はこちらからどうぞ。

★ 「週刊てーて」+αをブログでどうぞ。 ☆ ひらく農園の野菜を入手できるお店

週刊てーて ひらく農園から


「超絶の夏 その2」



 何が、野菜の仕事はよい、だ?というくらいの暑さである。先週週刊てーてを書いた後、猛烈な暑さに見舞われている。今朝8時で31度、10時には34度を超えてきた。ここ太平洋沿いの田舎町は、海の近くということもあってか、夏でも気温は30度をこすことが少ない地域であった。その代わりと言っては何だが、雨雲が避けて通るような傾向があった。この頃は地球環境が変わってしまったおかげで、雨が降れば豪雨に近いし、ここ数日のような気温の上がる猛暑も体験させてくれるようになってしまった。

 井戸水のおかげで、野菜たちは元気である。いや、長い豪雨のような梅雨で、ナスやピーマンは瀕死の状態のままだから、その他の野菜たちが元気なのだ。井戸水の出口を、あっちのはたけ、こっちの畝、というような具合で差し替えて、野菜たちを潤す。ところが、この猛暑に合わせて、突然井戸水の出が悪くなってしまった。一大事である。

 井戸水ポンプは、数年前に交換している。だから、ポンプ自体を疑う必要はない。そうなると、井戸水が枯れかかったか、ポンプの吸い込み口までのパイプにエアーが入る隙間ができたかである。うちには、松の大木が何本かある。その松がマツクイムシにやられて枯れたものも少なくない。ポンプの近くには、枯れた大木がまだそのまま残っている。その巨大な根を有した松が強風で揺れると、地面の土までもが動かされるのである。実際に、コンクリートの排水路は、松の根のために隆起し、段差ができてしまったところもあるのだ。

 ポンプは交換してあっても、元の井戸からの組み上げるパイプは古いものをそのまま使っている。ただ、コンクリートで固められているわけではないので、ポンプをヨイコラショッっと動かして木をあてがって角度を変えることができる。そこを試行錯誤してみた。出たー!井戸水はまた勢いよく出始めた。青シソも空芯菜もモロヘイヤも、その効果は絶大である。オクラにはそんなに水をやらないのだが、さすがに水が足りない顔をしてきたので井戸水を流した。次の日のオクラは巨大になりすぎて、半分ほどオクラの根本に置いてきたくらいだ。

 ここまで暑い夏も初めてだと思う。この超絶の夏に、長男のジュニアユースサッカー、県リーグ公式戦が始まろうとしている。今月は非公開なので観戦できない。今の野菜の仕事の忙しさと、この猛暑からすれば、観戦できないこともよし、としたくなる。チームで撮影してくれたビデオをあとで見ることができるのはありがたい。スタメンで出場できるかどうかもわからないが、もう長男も勝負の時を迎えつつある。ユースに上がることができるかどうかは、今後一年間にかかっているし、カラダの成長もこの一年が大きな影響力を持つことは確かだ。

 今朝も日陰で34度の気温だから、日の当たる人工芝の外気温は相当なものだろう。その中でサッカーをやってくるのだから、あの年代の体力と現代のスポーツ科学は素晴らしい。あとは、とにかくサッカーをしてほしい。サッカーとは蹴って走って点を取る、という意味ではなくて、ボールを繋いで相手をかわしてゴールに迫ることである。10人の味方と11人の相手を俯瞰したサッカーができるようになってほしいと思う。

2020年8月14日


バックナンバーへ



ご意見、ご感想、お問い合わせは、下記よりどうぞお寄せください。

お名前
メール
ご意見、ご感想、お問い合わせ


今週の野菜
(すべて農薬、化学肥料を使用していません。ここに記載のないものもあります。)




★ ひらく農園の野菜の入手方法

☆ このページの最初に戻る