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去年、19年前に他界した父親のことを曲に書いた。自分が歌わないでVOCALOIDというソフトウェアに歌わせ、ビデオ映像を添えてとりあえず形にすることを優先した。その後、コロナウィルスの世界となり、僕は60歳になった。その頃からまた曲を作り始めた。それがpratyayaという曲で、今もアレンジと録音の途中である。
父親のことを書いたなら、母親のことも書かなくちゃ、という思いがあったが、まだ母親は生きているので、母親そのもののことを書くのではない形にした。今度は、僕の声を残しておくべきだ、と考えて下手でも自分で歌っている。まだデモソングの段階で試行錯誤しているのだが、それを聴いた長男が珍しく興味を示した。「お父さん、ふざけて歌っている!」と笑うのである。元歌としてのVOCALOID版を聴かせると、それでは面白くない、と言う。ヤツにとっては、晩年のジョー・コッカーのような歌い方も知らないし、ロック・ミュージックという概念すら関わりのないことなのである。しかし、興味を示したのだから、それも縁かもしれない。
「pratyaya」
街であなたを探す 子供の頃の想い
人混みをかき分けて その微笑みを探す
まるであなたの胎内を 覚えてるような振舞いを
思い出してる 思い出せない 花びら数えるように
pratyaya ya pratyaya ya pratyaya ya
街で覚えたマフラーを うまく巻き付けられなくて
鏡の中 取り外した いつか使える日は遠く
ましてあなたのサフランの パエリアの香り深く
メシベはどこ?オシベはそこ 朝の光を取り入れて
pratyaya ya pratyaya ya pratyaya ya
円を描くように 繋がらないものなのかな?
pratyaya ya pratyaya ya pratyaya ya
2020年8月28日
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