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「自分と対峙して世の中に関わる」



 非常事態宣言が出ても、都会の街では人がそんなに急激には減らない、とニュースは盛んに伝えている。横浜市の成人式の例もあるが、非常事態ということを官民併せて理解しているのかな?と思う。これは、Go Toキャンペーンを出して置きながら自粛を促したという、政府の失態が出発点となっているのだろう。秋のあの頃、Go To出たしね、という多くの若い人の気持ちが、そのまま持ち越されているように思うし、若い人がニュースを見ない確率も高いのかもしれない。

 コロナ時代の到来で、間違いなく世相は変わり始めている。テレワークをはじめ、家にいながらにして仕事や娯楽を楽しむことが多くなったので、それまでのオタクと言われている人たちの肩身に変化が生じているだろうか?それとは逆に、大自然の中に身を置くような密を避けた動きも活発になっているだろうか?ウィルス研究者によれば、人間と自然との調和が壊れたことで、生態系に変化が生じた結果の一つがコロナウィルスに帰着している、との考え方もあるようだ。生態系のことについてはまだ解明が進んでいないらしく、わからないことが多いのが現状らしい。自然動物には近寄らない、という棲み分けが必要なのだろうか?

 人は、興味のあることに関して、どこまでも追求する性質がある。だからこそ、進化してきたのかもしれない。人が人をいたわる、という動物の中でも特異な性質が、それらの探究心と結びついてきたのかな。つまり、好きなことをやって生きていたとしても、人には危害をできれば加えないで共に生きていく、ということを大雑把に大前提にしてきた、ということか?それが、長い期間の高度成長経済のグローバル化の中で、自然界との棲み分けや人が人をいたわるということのバランスが崩れた、その結果を今コロナウィルスとして警告を受けているのかもしれないね。

 僕は、有機野菜を育てる生活やライフワークの音楽制作をする中で、子どもたちにも好きなことをやるように伝えてきた。真剣に好きなことをやり続けることから得られる大事なことが副産物として醸成される、とおぼろげに気づいたのはどのくらい前だったろう?今、コロナ時代になって、その思いは確固としたものになりつつある。どんなことでも続けることは大変なことだが、好きなことほど続けるのも大変なのだ。必ず壁にぶち当たるからだ。そうなると、長く無意味なように思えるような時間を費やすことになる。しかし、その壁を抜けた時、本当に楽しい、生きていることが楽しい時間がやってくる。そしてそれはほんの一瞬の時間である。次のチャレンジに向かえば、また壁が出現するのである。

 人の一生というものは、そのようなこととはまた別の、人との関わりの中にもある。人との関わりもまた良い部分も良くない部分もある。辛い時こそ、自分のやりたいことが自分を支えてくれる。生きる勇気を醸し出してくれるのだ。他人にとっては全く無意味なことでも、その人にとって楽しいことが、人との関わりにも間接的に影響してくるというわけだ。少し、具体性にかける説明で、わかりにくいかな?またチャレンジだ。

2021年1月15日


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