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「自分と対峙して世の中に関わる その2」



 好きなことをとことん追求すると、自分独自の考え方を構築できるようになる。自分の鍛錬の積み重ねによって、物事を見てきた事実を噂話でなく実感できるからだ。そのことが、人の行為に対しても、噂話を気にすることなく評価することにつながる。アイドルを顔がいいとかスタイルが良いとかで判断するのではなく、その歌唱力や演奏力、ダンスのうまさで判断するというような。余談になるが、人の好みは別の次元で大事なことの一つで、直感などと直結するようなことかもしれないが、物事はあまり好き嫌いで判断しないほうがよいと思っている。

 好きなことを追求しないで、とにもかくにも平凡な生き方をする、という人も少なくない。多くの人と同じ行動を取らないと落ち着かない、という人々がその一群に入るのかどうなのか?好きなことを追求しないでも、自分独自の考え方を構築できるとは思う。その場合には、独自というよりも、世間一般の常識の中で人の行動を見て判断する、ということに近いのかもしれない。その多くの人は、仕事においてそつなくこなしてきた人だと思われるし、ある種の社会的ステータスを維持しようとする人かもしれない。僕はそのような部分を自分の中に多く持っていないので、それらは想像だ。現代においては、たくさん売れているものが世の中そのものである、と考える人が少なからぬ割合で世の中に存在する。そういうことと連動した考え方の1群だが、そこに疑いを感じないことになると厄介だと思う。

 具体例を上げる。僕は、音楽が好きで、作曲やギター演奏などをライフワークとしている。15歳前後から、積極的に海外の音楽を中心に聴いてきた。今でも、新しい気に入った曲はないかと、Apple Musicなどを検索したりしている。この頃はあまり気に入った曲が多くない。売れている曲やアルバムを聴いても、あまり良いとは感じない。もちろん、中には素晴らしい曲もある。概してヒットチャートを賑わす曲が好きでないことが多いのだ。その場合、判断基準は、人まねでないことや演奏力が基準になることが多い。たまにはクラシック音楽も聴く。長女がヨーロッパでホルンの修行中なので、クラシック音楽とも疎遠になることはなかった。ジャズやラテンのものも聴く。それらの歌や演奏を聴く基準には、自分の演奏の鍛錬や積み重ねが影響するが、まぎれもなく自分の耳(脳)が判断している。そして、そのことが、音楽だけでなく、美術作品やいろいろなものに関しても想像力を働かせる元になっているのだ。

 それは、僕個人の自慢ではなく、誰もがそのように自分独自の考えを持つことができる。自分の目でみたもの聴いたもの、五感を使って感じたものすべてのものが、自分の判断でなされることを願うのだ。誰だって数十年も生きていれば、ある種の人生観みたいなものを構築しているだろう。ただ、どこかで人の判断を自分の判断と勘違いしている場合が意外に多いようにも思う。僕自身も自分自身を疑ってかかることもしょっちゅうである。自分の判断をきっちりとしようとしているならば、人のせいにすることもないから気が楽だし、判断して間違いに気づけば修正もできるだろう。自分の判断とは対極のいじめが横行する現代、自分の意思で判断する人になってほしくて、子供達をけしかけてきたのだ。

2021年1月22日


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