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自分の子供がいようといまいと、あるいは子供がいたとしてそれが何歳であったとしても、この六十歳という年齢が常に付いて回る、そのような世代にいる。それは、自分のカラダが劣化し始めていることを明確に感じる日々を、否応なく噛み締めさせられているからだ。そのような年齢なのに、なぜこんなに日々忙しく働いでいるのだろう?いつぽっくりと逝ってしまッテも仕方がないと納得してしまうくらいだ。でも、あわよくば九十歳まで生きてやる、という野心も持っているのだがね。
ぽっくり死んでしまわないために、いろいろと考えては実践をしている。1日一合の酒量に定めてから、もう一年が経過している。これは素晴らしい成果が出ている。今でも、少し飲み足りない感覚は毎日感じるのだが、ほぼほぼ一合で切り上げている。150ミリリットル程度しか入らない徳利で、広島の純米酒「賀茂泉」を飲むのだが、最初に徳利すりきり一杯を注いで、あとおちょこに1杯を継ぎ足すので、実際には200ミリリットル近くは飲んでいるかもしれないが、おかわりはしない日々だ。なにか祝い事があれば、連れ合いのワインをおちょこに注ぐこともあるくらいだ。
この酒量で食事をし、食事が終わってから最低3時間は起きているようにしている。歳を重ねて、食べ物の消化やお酒の肝臓での分解の時間が長くかかるというイメージからそうしている。その時間を、洗い上げや、四女とのadobe講習、音楽制作などに当てるのだ。ところが、昨日は、夜中の三時からサッカーのクラブワールドカップ決勝があった。それを見るために、食後一時間半から二時間程度で寝なければいけなかった。三時過ぎに起きて決勝を見てまた寝たのだが、目覚めた時、なんとなくお酒が残っているようないないような、という印象だった。やはり食後三時間が僕のカラダには必要なのだろう。
毎朝とは言えないが、週に五日は腹筋などの運動をして、最低限の筋力を維持している。高橋尚子さんの寝た状態のままの腹筋に手を加えて、五種類を二〇回ずつ行っている。仕事も忙しいので、あまり回数を増やすと疲れが溜まってしまうし、続かないと意味がないので二〇回くらいがちょうどよい感じだ。腕立て伏せや真向法という体操も加えている。筋力が弱ると、骨に負担をかけてしまうので、腰をやられやすい。そのためだけでなく、長男のサッカーの練習に付き合うにも、最低限の筋力は必要なのだ。
夕方の、出荷の合間の時間に行う、笹竹や樹木の剪定には、充電式のレシプロソーを使う。充電器二個分使い切ったところで終了、というスタイルだが、これもまた結構な力を使う。そのためにも最低限の筋トレは必要だと実感している。さらに、ギターの基礎訓練は、クラシックギターのやり方を使っているが、これもまた指や腕の鍛錬になる。音楽制作で録音ばかりしていると、ギターを弾いても基礎が疎かになりがちだし、手先をくまなく使うことで血液の流れもよくなる。就寝前の足のマッサージとともに、ギターの基礎訓練もまた「あわよくば九〇歳まで」の手助けになるかもしれない。やることだらけだ。
2021年2月12日