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「新世界を歩く その2」



 右眼に続いて左眼のレーシック手術も終わった。どんなことでも、慣れた頃には終わっている、ということがあるのか?右眼よりも、左眼の手術は気が少し楽だった。でも、集中力は必要だった。家族の顔を思い浮かべながら、ひたすら光の中の世界が終わるのを待つ。午後三時半に眼科に到着して、17時半に帰途につく。左眼の眼帯のままひたすら寝て、翌日の診察で眼帯を外してもらって、あとは養生。

 左右、どちらもよく見える。そうなると、ほとんど新世界は終わりに近く、感動が少しずつ日々薄れていく。養生の過程で、右眼の焦点が若干だが近くなった。女医さんも「予定通りになってきました」と。多分左眼も、同様の過程をたどると思うが、うまく行けばの話だ。まぶたはできるだけ閉じていたほうが良い、とのことだけれど、両目が見えるのに寝ないで閉じているのも簡単ではない。

 だいたい、僕が今やりたいことは、眼を使ってのパソコン作業や、畑や苗の世話である。しかし、畑は、風が強くホコリや花粉や花びら、落ち葉などの有機物が舞う。畑を歩いてみればみるほど、やりたいことは今できないことばかり。手術を一日目として、今日はもう5日目。じっとしているのも辛い。野菜はたくさん畑にあるのに、出荷は少しだけという煮え切らない状況を受け入れるほかはない。

 一方、ニュースによれば、世間ではほとんど新型コロナウィルスが第4波に突入したような状態だという。来週に予定されていた、長男の修学旅行は延期になった。世の中は、新世界どころか、4度目のサイクルに入ることにうんざりといった感じだろうか?政府の失策、無策、腰の低さの微塵もないふんぞり返った態度に、多くの国民はもう見放している。1年前からワクチンが重要だと唱えてきたのに、日本製のワクチンまであとどのくらい待つのだろう?

 支えるはずの官僚たちは、磨かれない能力を別の方向に振り向けることに余念がないらしく、何度でも醜態を繰り返す。人としての誇りなんてとうの昔に捨てたのか、いけすかないプライドだけが歩いているようなものなのか?そりゃ、いるでしょう?地道にやっている人だって必ずいるはずだけど、能力に気付かないか気付かないふりをしている人ばかりが上に立つのだろう。これは官僚に限らず、いろいろな世界で見かけられること。困ったのは、妙な方針の元に、地道な努力を惜しまない人の能力を生かせないことで、それが日本の大きな損失になっているのは間違いないだろう。その功罪を計算する人があらゆる分野に存在してほしい。

 せめて官僚は、民間の現場から10年単位程度で募集して、新陳代謝をよくするくらいのことをしてほしいな。政治家に媚びを売る人もいらない。データ改ざんも指示も禁固刑10年とかね。政治家の答弁撤回も同様だね。そうすれば新世界を歩くことができるかもしれない。僕たちは有権者だし、政治の話や新型コロナウィルスの政策に時間を費やしているのだから、そのくらいは要望する権利があっていいんじゃないか?官僚や政治家が決定した増税だって、僕たちは支払うのみだからね。これは手術後の開き直りかな?

 

2021年4月9日


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