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「61歳も怒涛の雑事喝采の日々 その4」



 人というものは、いくつかの顔を持つものである。家族との顔、ご近所さんとの顔、働く環境としての顔、そのような側面だけでなく、一人でいろいろなことを考える自分自身の一日の中にも、いくつかの顔を発見することができるだろう。

 例えば、夜に心配事ができたとする。色々な考えが頭をめぐり、心配事に対しての解決策をあれこれ考えたり、インターネット上で検索したり、と。それが、次の朝になると、また違った冷静さを取り戻し、しかし、いろいろなことを考えた上で、やはりこの選択しかないだろうな、と楽観的になってみたりする、というように。同じことを考えているはずなのに、自分の中で悲観的になったり、楽観的になったり。小心者になったり、大胆になったり、と。そういうことの繰り返しで一日ができているとすれば、そういうことの繰り返しで人というものができている、ということにもなるだろうか。

 先週は、台風が発生して、木曜日頃には、少しこちら側に進路予報が変更になった。週末に予定していた鶏糞堆肥運搬ができそうにないかな?と心配になった。隣の県の平飼いの種鶏場に電話して協議し、一週間延期を決めた。実は、当初の予定は5月であったのだが、隣の県の非常事態宣言発令のために延期となり、さらに宣言延長でまた延期となっていた。そこへ台風、ということで三回目の延期。堆肥の運搬には、4tダンプをレンタルする。そのために、延期となると、レンタカー会社にもその旨を伝えて了承を得なければいけない。しかし、その台風は、結局進路を東寄りに変えてあっけなく、雨風の心配もなくなってしまった。レンタカー会社は休みだから、急にまた借りたいというわけにもいかない。

 そして、今週末になった堆肥運搬だが、昨日から大雨になっている。これを書いている時点で、昨日からの雨は180ミリの雨量を超えている。線状降水帯という言葉が、ニュースでは盛んに流れている。場所によっては24時間で300ミリの雨量を超えているところもあるらしいから、このあたりはまだいいほうかもしれない。週末の堆肥運搬は県境の峠を超えていくから、土砂崩れも心配しなければいけない。これ以上の延期はしたくないのだが、明日の雨量を見てみなければなんとも言えない。去年も7月は、長雨で、夏野菜は壊滅的であった。畑の中でも、排水の悪いところへ植え付けたものは悲惨な結果となった。その結果を踏まえて、今年の作付けは、できるだけ排水の良いところへ夏野菜を植え付けた。しかし、想像を絶する大雨になれば、これはもうお手上げとなるかもしれない。

 このような心配事を、四六時中考えているわけではない。やることをやっていれば、あとはなるようにしかならない。長男は、先程、クラブユースU15の地域ベスト8を戦うべく、決戦地に前泊するため出掛けた。あと1勝で全国大会である。僕は、夜の家事をこなしたあと、ひたすらに音楽制作に向き合う。豚肉をやめて、牛肉と魚でタンパク質を摂るように変えているところだが、調子は良さそうだ。命を削るような一日一日を乗り越えるために、エネルギーは必要だ。子供を育てる、という目標もまた、夢の途中である。

2021年7月2日


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