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「2021年 今年の総括 その2」



 子供を育てることを目標とする、というのが十年ほど前に決めたことだった。それが、そろそろ最終章に差し掛かっているのかもしれない。親は親だし、子供は子供であるのは、死ぬまで続くことであるし、死んでも続くのだろう。しかし、育てる、ということには区切りがあるのかな?子供が全員、仕事を持つようになったのなら、それはそれで子供を育てることはひと区切りと考えていい、と今は思っている。

 長女が、ホルンで頑張る、と決めて丸十年が過ぎた。次女が、油絵で大学に行くと決めて、その後は教員をしながら絵を続ける、と計画を立て、今年から実際に高校の美術の常勤講師を勤めている。三女が、高校を行かないでパテシエの道を行く、と決心して丸六年経ち、実際に東京でケーキの仕上げを夜遅くまで残業している。一番下の長男が、サッカーで行く、と決めて丸七年が過ぎ、ジュニアユースからユースへの昇格を決めたのは今年の夏だった。

 姉たちと弟が、あまりに確固たる進路を歩んできたことに対して、四女だけはいつもマイペースで現代っ子であった。農業高校へ進学し、漠然と上京して仕事をする、という決意は揺るがなかった。ただ、これと言って未だ秀でたものがない状況で、自分の進みたい方向も定まらずに、どうやって就職するのか?と思っていた。それが、あっさりと高校で紹介された老舗企業に内定通知をもらってしまったのである。

 四女は、はっきりとした姉弟を反面教師としながら、人を観察する眼を養ったようなところがある。人に気を使う性格は、内にこもると出口が見つからなくなるが、外に向かうと自分の足が相性の良くない方向を避けて、相性の良い人間を見つけることに秀でるようである。そういう部分は誰でもが持つ部分ではあるが、よりはっきりと人を見極めたい、という部分が自分の中で大きな割合を占めていくところが四女の特徴なのかもしれない。

 ここから先の四女の東京での生活は、現代っ子ぶりを発揮することは間違いないだろう。それでいい。苦手だった掃除も、やればできるくらいになってきたし、食生活だけ気をつければ、それほど心配していない。自分の人生だから、自分で決めて行動していけば、親は満足である。そういう意味で、今年の目標の一つである、四女の就職に内定が出たことは、印象的な年になったと言える。

 まだ一五歳の長男は別として、二五歳になったドイツの長女は来年こそ変化の年になるだろう。二女も三女も働いているが、長女はまだ大学院生である。ドイツのレベルの高さは、日本とは違う質を持っているようだから、ドイツでの切磋琢磨、とりわけ今年の経験は、すでに財産になっていると思われる。自分の内面と向き合うことを、大学院の教授たちと何度も語り尽くすなんて、なかなかできるものではない。その環境に居られたことは、コロナ時代であろうとなかろうとラッキーそのものなのだ。ドイツのオーケストラのアカデミーのオーディションを何度も受けて、まだ最後の一人になることはできずにいる。そこで粘っていることそのものが、貴重な経験である。長女もまた印象的な年だったろう。

2021年12月9日


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