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「2022年に向けて その3」



 オミクロン株に置き換わった様子の新型コロナウィルスは、あっという間に感染者を増やしている。重症者が少ないという点が、恐怖を和らげているのかもしれない。軽症者(2回のワクチン接種者)には、抗ウイルス薬やステロイドなどを投与せずに、平均10日(5〜20日程度)の療養期間が必要だった、というデータも出ている。今日は新規感染者が2万人を超えた、とニュースが伝えていて、厄介な日々をまた過ごすことになる。2年も大変な時を過ごしたのだから、後始末にはやはりまだ1年はかかる、ということだろうか?

 年末年始が寒かったけれど、ここへきて寒さは最高潮である。0度前後の気温ということよりも、冷たい風が吹き付けてくる畑での体感温度の低さは、強烈な極寒を味わうことになる。雪がめったに降らない環境は、暖かいと思われるかもしれないが、仕事を外でしてはいけないぞ、というくらいの寒さがよる年波に襲いかかるのだから、熾烈極まりない。気候とは、受け入れるものだと何度も書いたが、気候と戦うという言い方もまた正解だ。

 それでも風がなくて、日差しさえあれば快適な収穫を味わうこともできる。笹竹の伐採は、夕方の日没頃の時間に行っているけれど。藪であるから風がないし、カラダを動かしているので汗をかくくらいでもある。むしろ、納屋の中で、洗った野菜を仕分けることのほうが冷たくて、長時間は堪える。2022年というものも、この寒さをやり過ごさないと明けないな、というのが本当のところだ。そこが年令を重ねた上での今年の変化かもしれない。

 毎晩のように、足をマッサージすることも続けている。ニュースを見る時間は減らそうと思う。世の中を知っておかなければ、という気持ちも大事だが、それによって憤慨することも多くなった。先日は、楽天の会長が、日本代表のワールドカップサッカーの予選のことについて憤慨していたが、ああいう感じで僕もニュースを見て憤慨しているのだ。国外でプレーする選手が代表戦を日本で戦って、また国外に出てすぐに試合に出るのに、Jリーグでプレイする選手が日本で試合を行ったら2週間の隔離が必要、という官僚の頭脳に憤慨するわけだ。

 きっと今年も、ろくでもない政策が伝わって来るのだろうな。お世話になっている自然食品の豆腐屋さんも、新年の挨拶文の中で憤慨していた。「無農薬表記」ばかりか「無化学肥料」や「無添加」表記までできなくなったそうだ。食品安全衛生管理の世界基準に適合させるために、日本独自の伝統食品も規制する方向のようだ。こんにゃくも製造されているけれど、こんにゃく芋は輸入禁止品目であるのに「こんにゃく芋の原産国(国内産)表示」をするように行政指導もされたようだ。外国産を「国産」表示しているメーカーはたくさんあるようだが…。

 元気でなければ憤慨もできないし、自分の音楽もできないし、笹竹の伐採もできない。だから、足や手のマッサージなど、血液の流れを促す日課を継続しようと思う。ギターを弾くのもおおいに手助けとなるから、もう少し練習時間を増やさないといけないね。先日は伊良湖岬まで足を伸ばしながら出荷した。少し頑張って時間を作れば、連れ合いとのドライブで、他者の農業スタイルを見学することも増やすことができるだろう。

2022年1月14日


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