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「どん底の次の日」



 新型コロナウィルスのオミクロン株は、一気に感染者を広げて、もはや今までのものと違う対策に移る段階に来た、と言えるだろう。個人の取る対策は、今までと同じで、マスクや手洗い、うがいを徹底するなどでよいと思う。ただ、各国の報道を見ても、明らかに弱毒化しはじめて、マスクすらしなくてよいという英首相の発言まであるくらいだ。日本では、まだ当分マスクは続くだろうけれど、風邪程度の症状ならそこまで大騒ぎしなくても、と思うのは政府のやり方が今までと同じようなものだからかな。

 長男のサッカーは、高校受験の前であるが、すでにユースチームの扱いである。そのユースチームの練習が、3日前から始まる予定だった。新1年生以外のメンバーは、高校生であるから、ユース寮で生活している。ユースチームのメンバーにいまのところ感染者はいないが、生活圏の違う新1年生の練習は延期になった。これだけ感染者がたくさんいるならば仕方がないが、またサッカーの練習ができないという事態は、なんともやりきれない思いである。この先どうなるのか、1年前、2年前の練習できない世界にはなってほしくない。

 その影響は、僕の生活にまで及ぶ。長男の練習の相手を、毎夕、引き続き僕がする他はないのである。僕はといえば、1月とはいえ、仕事が忙しい。だから、夕方の貴重な時間をサッカーに費やすのは、なんとも厳しい、というのが本音である。しかし、まあ、1週間とはいえ、長男の相手をできることが幸せな時間だと考えて、割り切っている。

 割り切るのはいい。問題は、僕のカラダのほうである。僕のカラダが悪いわけではない。もう大人に近いカラダの長男には、それなりのキックの強さを返すことが求められるのである。ショートパスにしても、強いくらいのパススピードを返さないと、長男の練習にならないというわけだ。早いパスで返すと、また早いパスが帰ってくるわけで、自分の足がそれに対応しなければいけない。しかも、僕は数ヶ月ほとんどサッカーの相手はしていないのだから、当然サッカー勘も鈍っているのだ。長男は、同じ年代の最高な連中と毎日サッカーをやってきたわけだ。練習をさせる側でも、そこそこ体力を使うのだ。

 そういうわけで、オミクロン株のとんだとばっちりを受けたのだが、やはりサッカーをやっていたほうがカラダは調子いいような気がする。そのかわりに、睡眠時間を多くとってよく休まなければいけないのだから、余計に時間は乏しくなってしまっている。長男も、サッカーチームの練習ではあまり徹底的に練習しない左右のロングキックを練習できているし、シュート練習も相当やらせた。それらの練習は、自分一人ではなかなかできないものだし、生きたボールでのシュート練習こそ必要なものであろう。チーム練習が先送りになっても、いいことは必ずある、ということかな。

 どんな事態も、常によくないことと新しいよいことが生まれてくる。それは、野菜でも音楽でも、散々思い知らされてきたし、今も同じことの繰り返しである。どん底だと思った次の日には、新しいアイディアが生まれてくるから不思議だね。

2022年1月21日


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