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あまりに戦争を企てるニュースが多いので、今回はサッカーの話をする。自分の子供のサッカーの話はしないでおこうと思うけれど、一言だけ現状を伝えておくならば、非常にレベルの高い場所での毎日の練習が相当に身になっている様子である、ということだけは確かなことのようだ。これは予想外に嬉しいことである。
さて、日本代表の話。ワールドカップカタール大会が秋に行われるが、日本もなんとか出場権を得たことは周知の話。そして、日本代表監督は、ベスト8を目指すという。高い目標はよい。ただ、それには、方策が必要なことは言うまでもない。まず、予選突破するには、ドイツやスペインというグループリーグの相手に伍していかなければいけないからだ。
サッカーの報道では、森保代表監督などがヨーロッパ視察中にコロナウィルスに感染したとか、今までの選手選考の基準はあまり変えない、というようなことを伝えている。何のためのヨーロッパ視察なんだろう?選手選考を変えるための視察ではないのだろうか?ひと昔前と違って、ヨーロッパには日本のサッカー選手が多く活躍している。あまり代表に呼ばない選手もいるので、そういった選手たちを発掘しに視察しているのではないのかな?
僕はメディアの人間ではないので、勝手なことを書かせていただく。僕が好きな監督は、マンチェスターシティのペップ・グアルディオラやリバプールのユルゲン・クロップ、バルセロナのシャビ、アトレティコマドリードのシメオネ、古くはアレックス・ファーガソンなども好きだった。それぞれにスタイルは違うが、若い選手を積極的に起用するという意味でも大好きな人達だ。直近では、シャビの若手とベテランのコンスタントな起用法を気に入っているところだ。さらに、練習で一日だけ身の入っていなかった久保建英を先発から外したアギーレもいいなと思ったし、いろいろとレベルの高い監督がヨーロッパには多い。
昨夜の試合をまだ見ていないが、ヨーロッパリーグ準々決勝セカンドレグ、シャビのバルセロナがフランクフルトに負けた。この試合で鎌田はフル出場でアシストも決めたようだ。ファーストレグの録画を見たが、その試合での鎌田はとてもよかった。僕の好きな早い判断とワンタッチパスと前への推進力、相手の若手主軸ペドリをポジショニングで押さえていた。どうして森保監督は鎌田を使わないのだろう?使えないのかな?
サッカーメディアによれば、日本人選手の中で今一番高額な移籍金を設定されているのが鎌田だという。それは、試合を見れば頷くことができる。僕が映像で見た感想だが、そのパスのタッチは、多くの日本代表選手のような「せいのー」というタイミングでパスを出すものとは違い、あっさりと素早く出せるのだ。リバプールの南野もいいけれど、試合勘が足りないせいなのか強度が落ちているようにみえる。また、日本人は、強烈なドリブルが好きな人が大きな声を出すが、今のサッカーではドリブルも一つの手段に過ぎない。ボールを運ぶことが必要なときもあるし、そうでない時も大半だ。人と人がボールを素早く動かしていく日本代表を見てみたい。サイドのロングボールは1割あれば充分だよ。
2022年4月15日