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この時期のワールドカップと言えば、12月に入ってからのクラブワールドカップを楽しみにしていた。40年前は、トヨタカップの時代である。ヨーロッパ対南米のクラブチーム世界一を決める大会だった。そのことすら、今となっては、おおらかな時代だった、と思う。時代は変わるのである。今では、アジア王者をはじめアフリカや中米など世界中の地域の参加するクラブチームの世界一を決めるのが、クラブワールドカップである。
ところが、今年は、この時期に国対国のワールドカップサッカーを行う。カタール開催なんてするから、各国のサッカーリーグを中断して行うことになった。元FIFA会長が、始まる前から「カタール開催は失敗だった」と後悔している始末である。シーズンを中断して行うから、
特にヨーロッパーでプレイする選手の中に、怪我人が続出している。4年に一度しか行われない大会であるのに、またサッカー選手の最大の目標の一つである大会であるのに、直前の怪我で出場できない人がなんと多いことか。
国対国の戦いだが、サッカーチームなので監督の権限というものがある。選手選びと戦術のことである。サッカーお宅である僕は、去年の日本のワールドカップ予選での人選や不甲斐ない戦いを週刊てーてでも嘆いていた。その当時から、一番良さそうな鎌田選手を使えない森保監督は変えた方がいい、と書いていたと思う。年が明けて、今年のはじめ頃には、鎌田選手は代表にも呼ばれなかった時期もあったくらいである。
森保監督の良いところは、多くの人に批判されると戦術を変えたり、鎌田選手を呼ぶようになったりと、遅まきながらの変化をするところであろう。もっとも、古橋選手のように、使い方がわからなければ代表から外してしまうところは相変わらずであるし、未だにスピードのある選手を盲目に信頼する癖は治らない。
昨日は、ワールドカップ前の最後の練習試合、カナダ戦があった。オールサブメンバーか?と思われる先発メンバーだった。足の早い浅野選手を怪我からの復帰トレーニングのように使ったけれど、相変わらずにトラップが下手である。長男なんぞは、あれじゃだめでしょ?と言い出す始末である。カナダチームが強豪とはとても言えないけれど、攻められる時間の多かったこと。DFのアルフォンソデイビスやMFのステファン・ユースタキオが不在であったのに。
今回のワールドカップは、日本のことも注視するけれど、各国の若手の選手がどのくらいブレイクするかも興味深い。ポルトというチームで見つけたそのユースタキオもそうだし、同じポルトからパリ・サンジェルマンに移籍したMFのビティーニャはポルトガル代表である。もうすでに名の知れたイングランドのフィル・フォーデンやバルセロナのペドリやガビやアンスファティばかりではないのだ。
ワールドカップが始まると、また寝不足の日々に陥る。ギターを弾く時間も減るだろう。ギターがライフワークなら、サッカーは僕の趣味かな?次女の勤め先の先輩が、何をおいてもワールドカップ、と言っていたと聞いて嬉しくなった。
2022年11月18日