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「ワールドカップ 2022 その2」



 あろうことか、日本がドイツに勝ってしまった。テレビの前で、長男と二人、応援の声が大きすぎて、翌日には自分の声がかれてしまう始末であった。さて、困ったことに、ドイツ戦勝利はメディアを日本賛美一色に変えてしまったことだ。たった1勝でこの有様では、先が思いやられる。

 多くの人たちがサッカーを見ていたので、僕と長男の会話に絞ってみる。長男は最初から「日本が勝つ」と豪語していた。僕は「勝てっこないけど、勝てたらラッキー」というスタンスであった。試合が始まって5分も経たないうちに、長男は勝利を諦めたようで「ドイツうま!」と唸っていた。そのくらいにドイツは素晴らしかった。ただ、二人の共通理解は、「ドイツの左サイドバックは誰だ?ライプチヒの選手?あんまりうまくないぞ」と。あと、名前は有名だが、右サイドバックに入った「ジューレ(ズーレ?)の動きはあまりよくないぞ」と。そのような理解だった。しかし、そのほかは、特に中盤から前線にかけてはプレイぶりも素晴らしかった。到底勝利はありえないし、GKの権田がいつものように焦ってミスをし、PKで1点取られていたから、大量失点も時間の問題かと思われた。だが、ご存知のように、ドイツのシュートミスに助けられた。

 後半の日本の変身ぶりが、日本の変化を、あるいは森保監督の変化を物語っている。それまで、というかアジア予選では、劣勢に立たされても、選手をなかなか変えようとしないし、交代は遅れるし、意味あるの?というような昔の名前で出ている人たちばかりを起用する癖があった。しかも、交代のタイミングが遅いのである。それが、本番たるドイツ戦では、突如として交代の早い監督になったのだった。

 「なぜ冨安を最初から使わないんだ?」と嘆いていた僕は、後半開始から冨安が出てきたことに安堵した。前半途中で「久保くん居たんだ!」と思うくらい存在感のなかった彼を下げたことも良かった。さらにその結果、3バックにシステム変更した。「三笘はまだか?」と盛んに繰り返してつぶやくと、すぐに三笘も起用された。さらに、田中碧を下げて鎌田をボランチに起用したことも良かったと思う。その時、一瞬長男と二人で、「田中碧に替えて堂安?」と口を合わせ、一瞬間をおいて二人で「鎌田ボランチかー」と喜んだのだった。

 堂安が決めた得点までの流れは、僕たちの期待した通りの展開だったし、素晴らしかった。ただ、フリーキックから板倉のロングフィードを見た瞬間、「蹴るな」と思ったことも確かである。まさか、トラップの上手でない浅野が最高のトラップをするなんて、あり得ないことだった。しかも、相手GKのノイアーが、一瞬のけぞるなんて見たこともないようなシーンだった。通常であれば、壁のように立ちはだかる彼に、ドイツの後半の積極的でないような精神状態が一時的に乗り移ってしまったかのようだ。長男はその時「ノイアー避けたでしょ?」とつぶやいていた。確かに1勝したが、ここから先は誰にもわからない。その後のスペインの試合を見て、多くの人がレベルが違うと感じたからね。

2022年11月25日


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