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「2022年 今年の総括 その1」



 ワールドカップサッカーに神経が行っているうちに、釣瓶落としの日没が底をついて、日の入りが少しずつ遅くなり始めている。この時期にワールドカップは似合わない。しかし、しっかりと今年も終わりに近づいてしまった。あまりに多くのことが有り過ぎた今年を、果たして総括できるのかどうなのか?

 まずは、子どもたちのことを。長女は、8月末にドイツから日本に戻った。ハンス・アイスラー音楽大学ベルリンの大学院合格と同時にコロナ禍が始まり、二年半に延長された大学院を卒業してきた。ホルン漬けの日々は、日本帰国と同時にとうとうホルンから離れる、という決断であっけなく中断。今、東京でアルバイトをしながら就職活動をしている。まったくもって「親の心、子知らず」を地で行く現代っ子ぶりである。生きていてくれたらそれでいい、というのが今の気持ちではある。

 次女は、公立高校の産休代用美術教師を退職して、専門学校の講師として採用された。仕事に振り回される日々だけれど、去年はまったくできなかった絵の制作活動を、少しだけ再開できそうな気配である。福岡まで絵の個展を見に行って触発されたり、あるいは趣味のライブイベントに東京日帰りをしたりと、自由に生きること、好きなように食べることを謳歌している感じかな。

 三女は、ケーキ工場を退職して、個人オーナーのショップにパテシエとして採用された。同時に、品川から横浜に引っ越したので、僕たちはその手伝いに春に出掛けた。試用期間が10月初めまでだったらしく、正式に社員になったばかりではあるが、オーダーケーキや焼き菓子などを一人でこなしているようだ。いつまで続くかはわからないが、菓子作りの腕は上がってきているようだ。

 四女は、高校を卒業して、東京に就職した。が、あっけなく社員にいびられて退職。さっさと派遣会社の仕事に鞍替えして、気楽に東京暮らしを満喫している。長女と三女が近くにいるから安心、というのは表向きで、四女が一番しっかりしている、ということらしい。好きなように生きても大丈夫そうだ。

 長男は、私立高校に入学し、サッカーはユースチームに通っている。コロナ禍でユース寮に入ることができず、家から通っている。なかなか思うように選手としての評価は与えられないでいたが、国体予選の県代表に選ばれてからは、県のほうで評価してくれたような感じだった。全国大会出場を決めたまではよかったが、国体前の最後の練習試合で足を踏まれて、あえなく骨折。国体どころか、10月以降のすべての試合をフイにした。我慢を覚える、よい経験だった、とあとで思えるといいのだけれど。

 子どもたち一人ひとりが、新しい環境に臨んだ一年であった。しかも、どれも誰もが試練の一年だったと言えるだろう。父親としては、神経が擦り切れるばかりで、世の中の親というものの気持ちが永遠に続く、ということを教えられた一年だ。

2022年12月9日


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