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「2022年 今年の総括 その3」



 子どもたちのあれこれとは別に、長男のサッカーは、僕のサッカーオタク的欧州サッカーファンとしての見方とリンクする。今年のサッカー総括は、ワールドカップサッカー2022があまりに強烈過ぎて、今年前半の欧州サッカーを忘れてしまいそうな総括になるだろうか?リアルタイムで、ワールドカップ決勝を見たあと、ここ2,3日は、もう一度少しずつ決勝を見直していた。最優秀若手賞をもらったエンソ・フェルナンデスを、もう一度しっかりと見直したかったという動機もある。

 ワールドカップの始まる前から、マンチェスターシティに今年加わったアルゼンチンFWのアルバレスに注目していた僕は、まさかワールドカップであそこまで活躍できるとは思っていなかった。技術的なものと空間への飛び出し方、素早い判断でワンタッチパスが多いことが気に入っていたのだけれど、あそこまで前線からの守備を徹底できるとは思わなかった。加えて僕の好きなアトレチコ・マドリーのデパウルが、ワールドカップが始まって活躍し始めていたこともあって、ボランチのエンソ・フェルナンデスにそれほど目が行っていなかったのだ。

 見直してみると、確かにボランチとして彼はよかった。うちの長男タイプのボランチである(笑)。ただ、アルゼンチンの良さは、攻撃の時の、GKからのビルドアップ時に、中盤が自由な3ボランチのように機能する点だ。右サイドのデパウルが真ん中にどんどん入っていてビルドアップに参加する。しかし、相手の攻撃時には、デパウルやマクアリステルがそれぞれのサイドにポジションを取るというわけだ。その流動性が素晴らしかった。

 決勝では、フランスのグリーズマンやエンバペにボールが入らないようにアルゼンチンが守備を構築したが、たまにグリーズマンにボールが入れば、やはりすぐに良いボールが彼から出てきていた。逆に、そのグリーズマンを下げた時に、アルゼンチンの側が若干混乱したこともあって、フランスの底力が発揮されて同点となった。メッシやエンバペは確かにすごい選手であることを証明したけれど、アルゼンチンのスカローニもフランスのデシャンも、その采配ぶりは鬼気迫るものがあった。長男は「皆アフリカ系や」と延長後半のフランスに驚いていた。

 今回やはり日本の未来を考えた時に、クロアチアやアルゼンチンのようなチームづくりを行うべきだと強く思った。一時期、まるでバイエルンのようなチームを目指している印象を受けた日本代表だが、体の作りからしてそれは無理があると思う。ボールを繋ぐということに関して、日本が技術を上げていけば可能だと思うのだ。ボールをつなげるカウンターを目指して。

 「ポーンとボールを蹴ってカウンター」は今回浅野選手の偶発的な絶妙なトラップによって一度だけ成功したが、FWの選手の技術レベルを相当に上げることは必須の課題だろう。そのためには、育成年代の段階で、足の速い選手を走らせることばかりに焦点を当てないで、足の早い選手こそ技術を磨く時間が必要だと思う。また、決勝を見ていても、バックパスは攻撃のためのアイディアの一つであった。Jリーグでも高校サッカーでも、それらを徹底する強い意志を指導者に求めたい。守備意識は高くとも攻撃的に!

2022年12月23日


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