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「右往左往する貧民」



 確定申告の季節である。市の施設の確定申告会場には、警備員が配置され、車が一杯である。他人事ではない。今年は1月2月と忙しすぎて、確定申告いや去年の帳簿に手を付けたのが3月に入ってからである。帳簿に手を付けて驚いた。レシートを整理してみると、帳簿に一つも記載のない項目も山ほどあるのである。

 例年なら、どんなに忙しくても、夏頃には一度レシートをかき集めて、帳簿に打ち込む。去年もそれをやったと思いこんでいた。確かに、次女がコロナウィルスに感染した5月下旬頃、レシートを集めたはずだが、結局パソコンに打ち込まなかった、ということなのだろう。それほどに去年はいろいろなことがあった、ということにもなる。コロナウィルスや長女の帰国、四女の上京と就職そして転職、次女も三女も転職、三女の引っ越し、それに何と言っても隣接工場火災。思い出せないくらいいろいろな出来事があったので、帳簿どころではなかったのも頷ける。ああ、銀行関係の帳簿とかはキッチリとその都度記載してきたし、支払いのほとんどがクレジットカード払いなので、カード会社の明細を見れば把握はできるのだけど。

 確定申告は、もうずっとeTaxソフトウェアを使っての電子申告である。確定申告会場へ行く気がしないからという理由もあるけれど、夜中にでも確定申告を終わることができるなど時間の自由さが主な使用要因ではある。まだ申請までの帳簿完成までもう一息であるのだけれど、あとは時間の問題だろう。

 それはいい。あと数日で終わる。ただ、今年はインボイス制度とかいう、訳の分からない制度が控えているという。1000万円以下の売上だから消費税は関係ないうちでも、登録しないと不具合が出るとか、登録したら消費税を払わなけりゃいけないとか?消費税なんてもらっていないのに、取引の関係で相手方が登録するように強要してくる場面が出てきそうだ。どうしようかな?いっそのことファーマーズマーケットへの納品すらやめてしまおうか?と考えたくなるが、きっとどこからか文句が出るだろうね。

 だいたい、消費税なんてややこしいことを導入して、庶民をいじめ、消費税を上げてまた庶民をいじめ、今度は、面倒な仕組みを作って、個人事業主からも消費税を取ろうというわけなのか?最初から消費税なんかなければ、消費も上がったかもしれないのに。国の税金生み出し大作戦に絡む連中の頭の悪さ、あるいはわざと庶民を混乱させて喜んでいるのか?迷走にもほどがある。どんなことも、庶民の現場を考えないで制度を作り、庶民から不満が出ると、抜け道を作って、例えば売上が少ないところは関係ないですよ、と言ってその場をしのぎ、年数経過後、結局売上の少ないところも払わないといけないような仕組みを作ってくる。

 庶民、貧民というのは、結局のところ、頭の悪い官僚や政治家の作った制度に右往左往するだけなのだ。しかも税金はしっかりと搾取される。だから必死で、値上がった電気代とかを節約する。うちは、今年はもうほとんど冬はエアコンを使わないで、このひと月の電気代を半減できた。真面目に生きようとする庶民を愚弄するばかりの国。

2023年3月10日


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