オンラインショップオンラインショップ。無農薬野菜の産地直送です。玉葱をはじめとして、旬の野菜や自然卵などをセットにしてお届けしています。


「週刊てーて」ひらく農園から、バックナンバー 週刊てーてのバックナンバーと、サイト内検索が行えます。


ヒメパセリさんの詩集 ヒメパセリさんの詩集


サイトスさんの野菜を使った「レシピ集」サイトスさんの野菜を使った「レシピ集」です。野菜中心のメニューを、簡単な方法で料理できるやり方を提案します。


「週刊てーて」ひらく農園から、語りと映像 語りと映像。視覚障害のある方でも畑の状況を聞くことができます。また、畑の様子をビデオで見ることもできます。


草子の演奏は草子ドットネットへお入りください。草子ドットネット。mp3やビデオで、無料の音楽を配信しているグループ「草子」のサイトです。


このサイトについてひらく農園の紹介です。


リンク集リンク集です。

最新版の「週刊てーて」はこちらからどうぞ。

★ 「週刊てーて」+αをブログでどうぞ。 ☆ ひらく農園の野菜を入手できるお店

週刊てーて ひらく農園から


「秋をイメージ? その2」

 予想取り、暑さはぶり返した。今日の最高気温は34度。夜7時を過ぎても28度を下回らない。昨日の朝は23度を切ったくらいであったのに、今朝は25度を下回らない。今日は異常な今年の真夏と変わらない。このあたりは海に近いので湿度が高いけれど、かつては気温30度以上になることは稀であった地域だ。昨日今日と湿度も高い。

 この暑さで、秋野菜を有機栽培で育てるのは至難の業である。今年は、畑への直播きをまだ1度もしていない。例年であっても、9月の20日過ぎが無難な地域である。農薬を使う慣行栽培の方々は、話は別であろう。ところが、今日、浜松方面の出荷の折、道すがらの慣行栽培であろう畑では、種の播き直しがされていた。多分、人参畑だと思われるが、8月下旬に耕されて種を播いた形跡があった。だんだん草が生えてきて、芽が出たようには見えなかった場所である。予想するに、暑くて芽が出なかったのではないか?あるいは、極端に発芽率が悪かったのかもしれない。今日確認できたのは、もう一度耕されて、種を播いた跡である。

 一方、こちらは直播きをしていないけれど、トレイに種を播いて苗を育てるやり方で、芽は出ている。玉ねぎの極早生種も種を播き始めた。そろそろ、直播きの準備を、とトラクターに乗って耕し始めてもいる。ところが、昨日、トラクターで、草丈の長い場所を耕したところ、トラクターの後ろに付いているロータリーが壊れた。ロータリーの軸に負荷がかかって、軸受から外れてしまったのである。数年前にも同じように壊れた経験がある。

 今朝は、汗だくになって、ロータリーの刃に絡みついた草をきれいに取り除いて、農機具屋さんが来るのを待った。そして、機具屋さんは型番と部品を調べてくれたが、あまりに古すぎて、もう部品がない、という去年も聞いたような言葉に落ち着いたのである。つまり、もう治らない、ということ。

 トラクターと一緒に付属作業機としてうちに来たのが、2006年のこと。多分1995年製だと思われる。そのロータリーの刃も、メーカー在庫の最後の最後のバラ売りの刃をかき集めて、去年の秋に農機具屋さんが持ってきてくれた。まだもう1年は持ってくれるものと思っていたが、あちこちの鉄材が壊れて取れ始めていたことも確かである。ここまでボロボロのものを使っている人もこの頃はめったに見なくなったくらいである。

 さて、この流れは、新しい作業機を導入しろ、というような単純な流れなのかどうなのか?幸い、というか、皮肉にも、まだ秋は待ったをしてくれている。新しいロータリーが来るまでの期間に、やるべきことをやれ、ということだろうか?(2年前のように農機具屋さんをあてにしないで、自分で部品をかき集めて修繕すること?)夏野菜の出荷は相変わらずに忙しいし、種播きはいくらでもやれる。他の草刈り機などの修繕もこの機会にやれ、ということだろう。ただ、昨日の昼間、モチベーションに殺されるんじゃないよ、という新しい曲でも書こうかな、と考えていたところだった。さあ、秋だ、台風は消滅した、などと意気込んでいたところだったからね。妙に高いモチベーションは、簡単に何かを破壊してくれるものなのだ。秋は、やはりゆっくり味わいなさい、ということだろう。

2023年9月15日


バックナンバーへ



★ ひらく農園の野菜の入手方法

☆ このページの最初に戻る