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「2024年に向けて その3」

 今週半ばを過ぎて、ようやく労働者に戻った、という感じがしてきた。お正月以来、地震関連のニュースが多くを占めて、あまりの惨状にため息ばかりが出る日々。3が日で帰省していた娘三人が帰京していなくなったことも束の間、成人式の二次会に出席するために四女は再度帰省した。長男はサッカー寮に戻ったが、今度は三女が勤務先のお店の事情で五連休をもらって、こちらも再度の帰省である。そこへ、伯父さんの通夜、葬儀も大きく比重を割くことになり、三女が再度の帰京で、ようやく通常の生活に戻った、というわけである。

 今年の最大の懸念は、気候である。去年の比ではないくらいの極端な暑さがやってきそうな気配だ。先週末の共通テストの頃は、毎年寒波が来るけれど、今年もそこを気候の側が外さないでくれたのは有り難い。しかし、その寒さが一転して17度の気温に変わるのだから、やはり今年の夏の極端な暑さはやってくるに違いない、と腑に落ちるわけだ。

 僕たちにできること。それは、こまめな野菜への世話、に尽きると思う。例えば、今の状況で言えば、不織布で野菜を覆って防寒しながら、17度の気温がやってきたら、不織布を外してネットに張り替える、ということになる。手間がかかる有機栽培に、丁寧さを加えるわけだから、どこまでも労働時間は長くなるだろうね。さらに、種播き時期を早めることも必須だろうし、逆に遅い種播きも加えることになるだろう。今までの経験は役には立つけれど、未知の気候も考えながら多面的に変化を加える必要があるのだろう。

 去年、かなり労働時間が増えたように思うけれど、今年は更に増えるとなると、カラダのケアはより一層の時間をかけていくことになる。歳も歳だから、ただでさえケアが必要なのに、酷暑を超えられるかどうか、やってみなければわからない。まあ、今生きているだけでも奇跡のような気もするからね。地球がどうなろうと、行けるところまで行くしかないし、僕たちのやり方、僕のやり方を突き進むつもりだ。

 今日は出荷の合間を縫って、葉ものをトレイ2枚と玉ねぎを1枚半、畑に植え付けることが出来た。昨夜は、今年始めての葉ものの種播きもできた。今朝は納屋の掃除も出来た。そのように、実際にやらねばならないと思ったことを一つずつこなしていく、それを今年も継続するだけである。やりたいことが多すぎて困ってしまっても、そのすべてをやってしまえ、というスタイルを継続するのだ。やりたくても出来ないことが一番のストレスになる。かと言って、機械に頼り過ぎるつもりもなく、地道に手作業を中心に、ということも変わりなく。

 音楽も、相変わらずに格闘している。伯父さんが亡くなったからと、追悼の気持ちを込めてギターを演奏し、録音し、ビデオ撮影も同時に行った。しかし、内容が悪くもないけれど、納得のいくテイクがなかったので、また1からやり直しだろう。野菜も生活も音楽も、自分が納得しなくては、と思う。そのようなスタイルでどこまでも突き進むのだ。問題は、それらの時間配分で、そこは一年中格闘しているようなものである。それでも、前のめりになって楽しむ自分を発見できたら面白いだろう。どこまで行けるかな?

2024年1月19日


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