★ 「週刊てーて」+αをブログでどうぞ。 ☆ ひらく農園の野菜を入手できるお店
お彼岸である。突然に気温二十五度近辺の日が訪れてくれた。それにしても、こんなにおかしなおかしな夏秋はあんまりである。先週の暑さは極めつけで、そのあとの大雨予報は見事にこの地方では外れた。ほとんど1ミリにも満たない雨量だ。この先は涼しくなる予報だが、全くあてにはしていない。僕たちはやれることを一つずつこなすしかないのはいつものことで、しかし冬の野菜がどうなってしまうのか心配は尽きない。
閑話休題で東京訪問のことを書いたが、今回は久しぶりにサッカーである。ここに書くのは久しぶりのような気がするけれど、僕の毎日にはサッカーの話題は必須だ。iPhoneのニュースは、ほとんどサッカーのためにあるようなもの。そして、長男のサッカーは夫婦の主要な話題の一つでもある。長男のサッカーがない頃、つまり長男がサッカー少年団に入る前の13年前までは、夫婦の会話にサッカーはほとんど登らないものだった。それまでは僕の欧州サッカーファンオンリーだったのだ。それが今では、夫婦共々、長男のサッカーのファンなのである。
一番距離の近いサッカー少年団に入り、一番近くのクラブチームでジュニアユース、ユース年代を過ごした長男は、今年が最終学年に当たる。皆の進路がほぼ決まり、今は最後のリーグ戦を頑張っている、という現状だ。チームでは怪我をしているものも少なくないし、その中で長男は相変わらずにどこのポジションもやりまっせ的な、球離れの早いサッカーを表現している、と言っていいかもしれない。
昨日は、なんと今年の公式戦で初めて得点を決めた。ここひと月くらいはボランチのポジションをやっているので、僕たちとしてはボールの触る回数の多い長男を見ているのが楽しい時期である。長男の場合には、とにかくボールに触って球離れよく人にパスしてリズムを作って攻撃の起点となる長所があり、もう一つは相手がボールを持った時に近寄ってプレスしボールを奪うのが武器にもなっている。
昨日も試合中に、小学校の時からよく知っているチームメイトのお父さんが「すり寄っていくのが本当にうまいなぁ」とつぶやいていた。チームの誰かがボールを奪いに行って、そう簡単にはボールを奪えないのだけれど、その瞬間に忍び寄ってボールを足で突付いてマイボールにするのである。非常に地味だけど、近くで見ていると唸るようなシーンは、双方の迫力も相まって、僕たち夫婦の好きな動きの一つなのだ。ああいうプレイこそ、テレビでは味わえない醍醐味なのである。
長男は、今年の4月頃から、急にカラダに厚みが出てきて、筋トレの成果もあるのだろうけれど、体幹的にも当たり負けしないようになり始めた。つい1週間前にも、外泊で家に戻ってきた時に、「最近ボールを取られないようになってきた」と筋トレの成果をつぶやいていた。身長は170cmと小さいのだが、肩幅も少し広くなって、試合中に当たり負けして転ぶことも少なくなった。まだまだこれからなんだけれど、これで得点が増えるようになってきたなら、どのチームに行っても信頼されるようになるかも?
2024年9月23日