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先週、雨がないと書いた。大雨の予報が出ていても、だんだんと予報は変化し、雨がほとんどない状態だった。だから井戸水を出した。そしてまた、雨の予報。どうせ当たらないでしょう?と半ば諦め気味だったが、2日間で100ミリもの大雨であった。降ってくれるのはありがたかったが、そこまでたくさん降らなくてもいいではないか!もうなるようにしかならないね、と開き直って、最後の玉ねぎの種を播いた。5品種目である。きっと来年の春も、降る時には大雨、降らないときはカラッカラ、となるに違いないし、気温もさらに上がるだろう。そこを見越して、品種で収穫期をずらしたのだ。ここまでやるのは久しぶりのこと。
さて、閑話休題に戻って、長男のサッカー。長男はあっけなく怪我をした。しかも今回は、公式戦の始まったばかりの前半5分に、ヘディング着地を誤って足を捻っての怪我である。自分一人で怪我をしたというわけだ。真ん中あたりで、ボールの蹴り合いを注視していた長男は、軽く相手がボールをぽんと蹴ったのを見て、後ろに下がりながら後ろに向かってボールに頭を当てたヘディングだった。どういうわけか左足に神経が行ってなかったのだろう、足首を内側に入れたまま着地して転がった。すぐに足を気にする姿を見てとれたが、そのまま試合を続行。時折足を気にする程度で、僕達も大したことはないんだな、と見ていた。
長男のヘディングは、常に味方へのパスとしてのヘディングである。ヘディングをたくさんするタイプではないが、ヘディングの9割はだいたい味方にパスとしてボールは渡る。ヘディングの競り合いは、背が高くないので、大抵の場合にはチームメイトにまかせて、こぼれ球を狙う、というスタイルだ。何度か書いたことがあるが、小学校5年生の時に、試合中に味方同士がヘディングするためにジャンプして、膝が長男のお腹に入って入院したことがある。その経験があるので、無理な競り合いは自分ではあまりしないし、危ないと思えば頭で行くのではなくて体で競りに行く感じになる。今回の場合は、競り合ったわけでもないし、味方が声を掛けてくれればヘディングに行く必要もなかったくらいである。
その試合は、公式戦の首位攻防戦である。負けるわけにはいかなかったし、何よりもチームに怪我人が多くて、長男が交代すると負ける可能性がある相手だったのだ。だから長男は無理して試合を続行した。足が痛いはずだから、切れのあるスプリントはできなかったが、フル出場で守備に奔走していた。そして、勝利して数ヶ月ぶりに首位に返り咲いた。
翌日から、松葉杖である。二日目には連れ合いが病院に連れて行って、検査検査であった。幸い、骨に以上はなかった。2年前に、国体の全国大会直前の練習試合で足を踏まれて、第3中足骨を折って国体を欠場した。それ以来の怪我である。あーあ、という感じである。他の選手に比べたなら、長男は怪我の少ない方ではある。長男のサッカーファンである僕達親は、試合を見ることを楽しみにして仕事を頑張っている部分もある。それが見られないのは残念だ。怪我をして、自分を見つめ直す時間というものは、精神面でも肉体面でも大きなものであるだろうし、スポーツに怪我はつきものなのだろうけれどね…。
2024年10月7日