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「2024年 今年の総括 その4」



 自分たちのカラダのケア、これは近年の重要な日々の注意事項で、今年も注力してきた。連れ合いは、今年大きくスタイルを替えた。体型じゃないですよ。朝の食事前に、入念な足裏からのマッサージとストレッチ系の柔軟体操に時間をかけるようになったのだ。そのおかげか、夕方までカラダがよく動くという。若い頃は、よくストレッチをして、そのカラダの柔らかさを誇示していたけれど、この二十年くらいは怠っていた。今では、僕の足裏からのマッサージよりも、よほど長く時間をかけている。

 僕も、足裏からのマッサージは、腰まで入念にやることが多い。おかげで、疲れから寝込むこともなくなった。それは、無理をしなくなったこととも関係しているだろうけれど。あとは食事の素材を少しずつ替えてきたことも影響していると思う。朝食には、オーガニック小麦粉と全粒粉を組み合わせて連れ合いが焼き続けてくれている自家製酵母パン、玉ねぎのオリーブオイル漬けと野菜のサラダ、自家製味噌の味噌汁が定番だ。バターをグラスフェッドのものに替えたことは、予想以上にカラダのバランスが整っている感触を持っている。豚肉や牛肉を食べてもお腹の調子は悪くならないのだ。

 グラスフェッドバターでなくても、グラスフェッドの、つまり草を食べて育った動物、の肉でタンパク質を摂ってもよいのだろう。そこまでは人体実験していない。要するに、人間の体内で合成できない必須脂肪酸である、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の割合をできるだけ同じに近くする癖をつければ、バランスが取れてくるということだと思う。晩秋に読んだ「土と脂」に書かれた様々な実験データによれば、大豆やトウモロコシに石油製品や抗生物質を加えたような飼料を牛などに与え続けると、そこから生まれた乳製品や肉類のオメガ6の割合がとんでもなく高くなりすぎてしまうということなのだ。そうなると、それを食した人の免疫力にも大きな影響が出ることが様々なデータで示されているというのである。

 バランスのよいバターを僕が実際に食してみて、自分のカラダで人体実験しているようなものだ。それに加えて、うちのファイトケミカルたっぷりな野菜ばかりを、一年中食べている。2日前に長男が退寮して家に戻ってきたので、久しぶりに牛肉を食べたが、ほぼ一年中、肉は食べないでイワシの丸干しを食べ続けてもいる。玉ねぎのオリーブオイル漬けや、コカブ(夏ならキュウリやナス)の塩漬け、野菜サラダなど、熱を加えない野菜を食することで、酵素も摂っていることになる。そのどれもが実に美味しく感じられる。この頃の夕食は、大根の鍋がないと次女に文句を言われるくらいで、季節のばっかり食を一年中続けているというわけだ。

 今年のお酒も、東広島の純米吟醸「賀茂泉 緑泉」がメインだった。活性炭ろ過をしていないのでお米の風味があり、35年も飲んでいるが何度飲んでも美味しい。連れ合いはビールか赤ワインだ。二人ともよく働いたあとのご褒美にありつけるのは、カラダのケアを続けてきたからだと思う。食事もお酒も美味しいと感じられること、これが農的な暮らしの大事な部分であることを、今年はさらに深めることができたと思う。

2024年12月23日



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