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「狂った夏 2025 その3」

 その後、こちらでは大した雨は降っていない。線状降水帯らしきものが発生しても、こちらの地域を避けていく、というのは今に始まったことではない。親父も生きているうちには、この地域の夏の雨が少ないことを言っていたし、僕も帰農して36年目だがそのことを身に沁みて理解しているつもりだ。あっという間に、井戸水の日々に戻った。そのための井戸水ポンプとエンジンポンプが機能してくれている。

 先週書いた、トラクターの代替部品が届いた。懸念していた通り、若干サイズが短い。チェックチェーンという部品で、60cm程度の長さが必要だったが、55cm程度までしか調整できなかった。チェックチェーンをまじまじと眺めていると、端の一部がうちのどこかに同じような部品があったな、と。あー、車やトラクターがぬかるみにハマったときなどに引っ張るワイヤーロープ、そのつなぎの役割を担うシャックルという部品だ!

 うちにあるシャックルを持ってきたが、うちのは大きくて強力な代物だった。大きすぎてサイズが合わない。そこで、ホームセンターで同じくらいのサイズを買ってきた。並べてみるとほとんど購入した部品と同じものだ。ただ、購入したものは一体型で、強力な溶接が施してある。さらに、ホームセンターのシャックルは、ネジ式で取り外しが簡単にできるようになっているし、家にある大型のシャックルもそうだ。しかし、トラクターの作業では泥だらけになることが多く、ネジ式で錆びついてしまって外せなくなると困るので、ピンで留めてある。なんとかやりくりして、ピンを使えるようにして、一件落着。つまり、シャックルを2つ連結させて、サイズを伸ばして対応させたというわけだ。

 一件落着のあとは、またしても故障が判明。2年前に、トラクターの作業機である耕耘ロータリーが壊れて、オークションで落札して、福井県まで取りに行ったことがある。とても良い買い物で、それ以来その新しいロータリーを使ってきた。その時に故障したロータリーは、部品を取り揃えて自分で修理し、いざというときのためのサブとして駐車場脇に置いてある。今回は、新しいロータリーが、オイル漏れを起こしたのだ。それは、前述のチェックチェーンのボルトが折れたことで負荷がかかりすぎたのかもしれない。あるいは、何か土や草でないものを巻き込んでしまったためかもしれない。これはもう、オイルシールがやられたわけだから、また交換作業をしなければいけないということだ。

 しかし、この真夏のクソ暑い中を、修理に時間を費やすわけにもいかないし、第一に草が伸びすぎていてすぐにでも畑を耕さなければいけない状況だ。ここで、古いロータリーの登場である。今朝は、故障したロータリーを高圧洗浄機できれいに洗って、トラクターから外した。そして古いロータリーを取り付けて、早速畑を耕したのだった。やはり、サブ機はどんな状況でも必要である。狂った夏をスッキリ乗り切るコツは、さっと気持ちを切り替えることだ。

 これだけ暑いと、不耕起にこだわりすぎるのは良くない。カラダが壊れてしまう。草は伸び放題だし、機械に頼る時であるとの割り切りも必要だ。

2025年7月21日



2023年秋に落札した中古ロータリー
2023年秋に落札した中古ロータリー

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