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先週、来年の自治会長をやらされることになったことから、東北日帰りサッカー応援の決断と準備までを書いた。あれからもう1週間が過ぎている。9月最初の台風15号で降った雨は150ミリほどだったが、9月12日13日の2日間でまた120ミリもの雨が降った。この街でもポンプで水をかい出している家もあったくらいだ。9月の2回の雨で、8月の30倍の雨が降ったことになる。お手上げですな、無理して畑の準備を急ぐ必要もないだろうと、苗を作る種播きだけを進めている。そして、今日は気温33度まで上がり、ものすごい湿気で、汗の出方が半端ないほどの日中だった。
1週間前の朝、6時半過ぎに出発し、東海道線、東海道新幹線、東北新幹線、そして東北本線と乗り継いで、息子のサッカーの試合を観戦した。保育園時代から含めて、サッカーの試合を観るために新幹線を使ったのは初めてのこと。東北新幹線が大宮から仙台までノンストップで時速300キロを超えるような速度であること、東北新幹線と北陸新幹線などが連結して走っていること、なんて知らなかった。実際に乗ってみなければわからないことは山ほどあるし、久しぶりの電車移動での人々の観察は、僕にとってとても新鮮だった。
いつも自動車での移動ばかりなので、福井県や近畿方面に出向いたところで人々の観察は一瞬で終わる。電車というものは、同じ場所に一定時間滞在することになるわけだから、知らない人同士が会話しなくても、何らかの文化を感じ取ることができるのだ。かといって、実際には、言葉にできるようなものを感じ取っているのではなくて、見たままを漠然と記憶に落としているだけだが…。それでも脳みそが豊かになった気分でよい。
サッカーは雨の試合だった。福井の試合で買った合羽を持っていってよかった。アウェーゲームで、観戦スペースはかなり端っこで、ほんのわずかなスペースがあるだけだった。実際には、雨でたった7人ほどがアウェイメインスタンドにいただけだった。応援団のほうがずっと多い。ホームチームは雨でももちろん大応援団だ。駅から徒歩でスタジアムに出向いたが、行きも帰りも歩く人の姿が10人もいないくらいだった。道端に生えている笹が、こちらでは見られないような品種だったが、雨なのでiPhoneを出して写真を撮る気にはならなかった。
試合は、相手チームにベテランの有名攻撃的選手が二人いて、息子はボランチとしてそれらの選手にボールが入らないようなポジションを取っていた。それがかなり効いた。分かる人にしかわからないくらいの地味な役割だが、僕は満足だった。そのポジショニングと相手ボールへの圧力と奪取が特徴なのだ。息子の小学生時代のチームは、仲がいいけど弱いチームだったので、強いチームと対戦する時に息子はそのポジショニングに注意を払っていた。それが現在に生きている。2戦連続スタメン、フル出場はならなかったが試合終盤までプレイできたことが勝利に繋がり、東北まで出向いた甲斐があった。
サッカー以外では、東京駅の地下街が昔とは大いに変わったことを見物し、次女へのお土産は東北特産のブドウや枝豆を買い、23時半頃帰宅できた。
2025年9月15日
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