








★ 「週刊てーて」+αをブログでどうぞ。 ☆ ひらく農園の野菜を入手できるお店
先週は、大雨の後に33度程度の気温と高い湿度に辟易していた。それが先週の金曜日あたりから、急に涼しく乾いた風が吹くようになった。明日はお中日である。昨日は32度程度まで気温が上がったけれど、最低気温はここのところずっと20〜23度まで下がってくれる。湿度だって昼間は50パーセントくらいまで下がってくれるのだから、こんなに嬉しいことはない。昔は当然のようだった「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉が、まだ死後にはならないよと、気候の特徴を表現した先人たちが言っているかのようだ。
涼しさは嬉しいのだけれど、10月までは暑いつもりでいたので、大根類の種播きはこれからである。こんなに涼しい風が吹くと、焦りのようなものを感じてしまうが、できることしかできないし、様々な予定が9月10月は入っていて、その中でしか畑仕事をできないのがもどかしい。もちろん、そろそろ葉物類は植え付け期になるくらいに苗は成長しているし、極早生の玉ねぎの芽も出揃っている。早生玉ねぎの種播きはここ2日以内に済ませるつもりだ。
昨日は、娘の一人が彼氏と一緒に家に来た。お盆の頃から予定されていたことである。オクラの収穫だけをやって、連れ合いと四人で御前崎まで魚を買いに行き、御前埼灯台から伊豆半島までの景色を見てきた。お昼から納屋で一杯やった。クロダイやレンコダイの塩焼きや刺し身、ヒイカの煮物とビールや日本酒で豪勢な酒盛りだ。それらのタイとイカを買っても二千円程度だし、野菜は家にあるしで、外食に行くよりもずっといいし、味に納得できる。
彼氏が僕とお酒を飲む、というのが大きなテーマであるが、娘の生まれ育った場所や環境を見ておきたかったのだろうか?来年あたり結婚という流れになるのかどうなのか?連れ合いだけはノンアルコールビールで、16時過ぎには彼氏を駅まで送った。昼間から飲むのは久しぶりで、助手席で僕は眠ってしまった。しかし、そこからまっ暗くなるまで、トラクターの整備と作業機の付け替え作業はできた。お彼岸という時期は、農作業が目白押しで、秋の農繁期である。その作業ができたことで満足し、彼氏が土産に持ってきてくれたワインが美味しかったので、夜にまたついつい飲みすぎてしまったのはいけないね。
その前日の夜、息子は四試合連続先発出場で、しかも先週に引き続いてフル出場。相変わらずに地味ないぶし銀プレイで無失点、四連勝に少しは貢献できた。頑張っていればいつかは報われる時が来るもの。いつかは使われるだろう、と新入団の時に週刊てーてにも書いたが、ボランチのポジションで先発フル出場は本当に嬉しい。娘も一晩泊まっていくし、女三人の長野旅行からもう一人の娘も帰ってきて、ついつい飲みすぎてしまったという訳だ。
季節が季節通りであることの嬉しさ、鮮度、モノの良い食材を食べられる嬉しさ、子どもたちが色々と頑張って楽しむことを眺める嬉しさ、それらのことがいつもあるわけではない。息子のサッカーのように、報われない時期を知っているからこそ、のことである。大人になった子どもたちは好き勝手なことをやってはいるが、真剣に何度もチャレンジしていること、それしかできないことを知っている。良い時がたまにはある。
2025年9月22日
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| うちのサルスベリはお彼岸を前にしてようやく花盛り |