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「2026年に向けて アナログを大事に」



 寒い年明けになった。風が冷たく強く吹く、実に冬らしい年明けだ。いつもの冬、これを感じることが幸せなことなのだ。大晦日の午前中まで出荷を要請されてこなしたが、右手は相変わらずに痛かった。年明けの丸3日を出荷しないでいたので、痛みは軽減されていたが、昨日ファーマーズマーケットに初出荷の準備をすれば、やはり痛い。しかし、余分な腫れは無くなった。どうしたことか緑内障予防の1日1滴の目薬をやめてみたら、妙な腫れが消えてシワクチャの皮膚に戻ってきたのだ。調べてみると確かに、こわばりや筋肉痛、腫れなどの副作用も報告されてはいるようである。副作用かどうかの断定はできないが…。

 年末から一人二人三人四人とバラバラに、子供たちが家に帰ってきた。元旦には結婚したばかりの長女の旦那さんも来てくれて、賑やかな正月だった。僕の右手が完全ではないので、正月三が日は仕事をしないでゆっくりしたのである。今年は、この正月のように、少しメリハリをつけた過ごし方になるのではないか?と思っている。なんと言っても4月からは地元の自治会長をやることになっているし、仕事と自治会、子供達のあれこれを切り分けて過ごす、そのような一年を予想している。長女に続いて三女まで結婚しそうな勢いでもあるし…。

 野菜に関しては、自治会もあるしで少しセーブすることになるかもしれない。第一に、今年の玉葱の植え付けが大幅に遅れているくらいである。僕の右手が原因であるが、連れ合いも年末に頑張って早生種を全て植え付けてくれた。風が止んだら貯蔵種を植え付けることにする。例年、1月いっぱいは玉葱を植え付けているのだから、そんなに焦ることもないけれど。僕の右手の経験は、この年齢相応の仕事量に調整しろ、ということかもしれない。確かに去年は、身体が動く限り働いたのだろうが、自分の身体の耐久度を超えた、ということだろう。

 音楽は、去年の分を取り戻すつもりである。去年の7月に録音した演奏をそのままに、右往左往していた一因に、ギターアンプのメンテナンスができていないことがあった。仕事などがあまりに忙しくて、ギターアンプのネジを回して中を見る、ということすらできなかったのである。若い頃ならすぐにできるようなことなのに、取っ掛かりが悪いというか…。そのメンテナンスをこの正月にやった。やってみれば簡単なことで、中身を開けて、コンプレッサーでホコリを吹き飛ばし、接点復活剤をあちこち吹きかけるだけで、バチバチ音がする現象が治まった。こんなことで楽曲の完成が中断される?と思う方もいるかもしれないが、音の質ということに関して納得できるかどうか?が想像以上に大きなことなのだ。

 デジタル全盛の時代で、音楽だってほとんどがデジタルで録音されているわけだが、ギターを演奏するということだけは、実際にこの手を動かして音を出すことにしている。例えば、その電気信号が、デジタルでシミュレーションされたソフトウェアのギターアンプ、でも問題ないわけだが、どうしてもそこは、ギターアンプという真空管を使ったアナログ回路で音を出してから、マイクで録音した音が欲しいのだ。そんなアナログの手触り、耳触りの心地よさというもの、それを音楽だけに限らず大事にしていきたいと思う。

2026年1月5日



新年の野菜
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ギターアンプ
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