小笠原(父島・母島)旅行記 その1


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 2003/8/27〜9/1にかけて、東京弁護士会法律相談センターの離島相談担当として小笠原に出張して
きました。多少の空き時間もあるので嫁さんも連れて行きました。


8月27日

  小笠原に行く船は、「おがさわら丸」という何ともベタなネーミングです。
  愛称は「おがまる」とさらにベタ(^^;)
  お盆付近の繁忙期を除くと、週1便程度しかなく、所要時間25時間半という長旅です。
  朝9時に竹芝桟橋に集合。
  乗船手続きをして、隣のインターコンチでお茶をしていると、すぐに乗船時間が来ました。

      
  レインボーブリッジの下をくぐって出航です。
  羽田空港の横を通るので、何機ものジェットが発着する様子を横目で見れます。

  おがさわら丸の船室は、下から2等、特2等、1等、特1等、特等。
  それぞれの船室内はこんな感じです。

  学生時代でしたら2等の雑魚寝で十分なのですが、ま、エグゼクティブの出張と言うことで(どこがだ)、
 二人の個室になる1等船室を取りました。
  しかしこの二人部屋、窓がないのでやや閉塞感が。
  

  黒潮を横切る間、結構揺れたので、酔い止め薬を飲んだら異常に効き過ぎて、
 船中で延べ12時間くらい寝てしまいました。


8月28日

  朝起きるとすっかり南洋です。
    
  8時過ぎには、もう小笠原諸島の北部の島影が見えます。
  (左)左から、聟島、針ノ岩、媒島でしょうか。
  (右)積乱雲が見事です。

    
  朝食を摂って一息ついた11時過ぎに二見港に到着。

  観光客はこのまま父島のツアー業者やペンション等の送迎に出迎えられて行ってしまいましたが、
 我々はそのまま母島行きの船に乗り換えです。
    
  (左)手前が「ははじま丸」。奥がさっきまで乗っていた「おがさわら丸」。
  (右)ははじま丸休憩所。
     といっても、発券所とベンチがあるだけで、売店も自販機もありません。

  午後0時30分に出航。
    
  我々を見送るまばらな人影(笑)。
  さすがに「ははじま丸」になると、観光客よりも地元の方の乗客の方が多い感じです。

    
  (左)母島近くの妙な形に寄り添う二つの岩
  (右)2時間で母島沖港の防波堤が見えてきました。

    
  母島の桟橋。右の写真の赤い服の人が、実は私を待っている役場の人でした。

    
  法律相談担当は午後7時からなので、とりあえず宿泊先のペンション、ラ・メーフへ。
  建ててから日が浅いようで、こぎれいで夕食もおいしいペンションでした。

  とるものもとりあえず、歩いていける脇浜の海水浴場へシュノーケリングです。
    
  人工海岸の海水浴場ということで、透明度も悪くあまり期待していませんでしたが、
 それでもそれなりに魚はいました。
  まずはつがいのムラサメモンガラ。
   *最初ブダイと書きましたが、弟から「違う!」と指摘を受けました。確かにハギ系の顔してます。

  テリトリーを荒らされたくないらしく、我々をみると突進して追い払いに来ます。
  でも、ここ海水浴場なんですけど(^^;

    
  つがいのツノダシ。

    
  浅瀬でずっとつきまとっていた白い魚。よく見るような気がするが、名前が判明しない。

  
  さて、帰ろうとシャワーを浴びたところで、海水浴場のシャワ−設備の足下で溝にはまっている
 稚ウミガメを発見。海に帰してあげました。めでたしめでたし。
  
  この後、母島での法律相談会を執務して初日の仕事を終えました。
  この間、嫁さんは飛び入りでダイビングショップの稚ウミガメの放流会に参加してそれなりに
 楽しかったようです。




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