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2016.10.30.    岐阜基地航空祭 その3

 

小編隊 1 ・・・ T-7 離陸
10:00、T-7(909)が離陸。飛行開発実験団の各機種が乱れ飛ぶ、一大航空ショーの始まりです。今年は「小編隊」の表題が掲げられています。

プログラム上では、
  小編隊 10:00〜35

 

小編隊 2 ・・・ T-7 急旋回
小さな急上昇で会場を沸かせた後、反時計回りで急旋回。

写真は下段から反時計回りに時系列です。

 

小編隊 3 ・・・ T-7 退場
軽やか且つ優雅に、北東方向に飛び去ります。

 

小編隊 4 ・・・ T-4 編隊離陸
次いで、2機のT-4が並んで離陸。

機番は、左翼が606、右翼が604。機首のピトー管の位置と形状が異なります。この後、各機が入り乱れる中、これで機体判別ができるようにとの配慮でしょうか。

両機の違いと言えば、脚引き込みのタイミングが違っていますね。これでも並走できることを示しているようにも思えます。

 

小編隊 5 ・・・ T-4 退場
下の写真(時系列では、こちらが先)の様に散開します。
今年は、上昇する、右翼の機体を追ってみました。高度を上げ、北方に飛び去ります。

一方、左翼機は会場を1周旋回して、北西方向に飛び去りました。

 

小編隊 6 ・・・ F-2A 離陸
今度は、F-2A(553)が離陸。

増槽が付いています。また、翼の下に白いパイロンが付いています。
そして急上昇。

御覧の通りの洋上迷彩塗装です。余談ですが、この色では、逆光だと、機番の判読が困難です。いろいろ画像調整をして、やっと判読できました。
北方に機首を向け、会場を後にします。

 

小編隊 7 ・・・ F-4離陸
次いで、F-4(357)が離陸。

パイロンは付いていますが、増槽は付いていません。
その後急上昇して、機首を北方に向け会場を後にします。

 

小編隊 8 ・・・ F-15 離陸
引き続き、F-15(801)が離陸。

増槽もパイロンも付いています。

写真は下から上に時系列です。」
そして急上昇。

 

小編隊 9 ・・・ F-15 退場
やはり、機首を北方に向け会場を後にします。

 

小編隊 10 ・・・ F-2B 離陸
今度は、F-2B(133)が離陸します。

先程離陸した単座のA型ではなく、複座のB型です。これも機体の判別に役立ちます。
離陸後、反時計回りに急旋回します。

増槽は付いていますが、パイロンは付いていません。
翼端ははっきり写っていますが、中央部はモヤモヤとしています。アフターバーナーの排気の仕業です。

 

小編隊 11 ・・・ F-2B 8の字旋回
そのまま8の字旋回に入ります。

ストレーキから延びるベーパーは、上に上った右翼側の方が水平尾翼に届く程伸びているのに、左翼側は主翼幅に止まっています。
旋回の影響はあるのでしょうが、立体的にベーパーの引きかたが分かります。
右翼が下になりましたが、ベーパーの長さの差は変わりません。

これはF-2Bとしての特性なのか、133固有の現象なのか・・・ 
今後の研究課題となりました。
裏側から見ても同様です。

この後、上昇して東方に向かいました。

 

小編隊 12 ・・・ F-4 もう1機 離陸
次いで、F-4(301)が離陸。

増槽とパイロンが付いています。先に上った357とは、増槽の有無で判別できます。
離陸後、反時計回りに360度急旋回。
旋回を終えると、西方に飛び去りました。

 

小編隊 13 ・・・ F-15 もう1機離陸
更に、F-15(914)が離陸。反時計回りに360度急旋回します。

パイロンは付いていますが、増槽は付いていません。こちらも、先に上った801とは増槽の有無で判別できます。

 

小編隊 14 ・・・ 熱気
急旋回中の様子もカメラに収めたのですが、御覧の様にモヤモヤとしていました。アフターバーナーが残した熱気の仕業だと思われます。それとも会場の熱気のせいかな?

写真は、右から左へ時系列です。

 

小編隊 15 ・・・ 退場
こちらも、旋回を終えると、西方に飛び去りました。

これでこのプログラムに参加する全機が空中に揃いました。

 

小編隊 16 ・・・ 加速競争 序章
最後のF-15が上がって、30秒もせぬうちに、東方から近付いて来る3機編隊が目に飛び込んできました。

しかも2個編隊!何が始まるのかと、ワクワクします。

 

小編隊 17 ・・・ 加速競争 Round 1
今年は加速競走が2回ある旨がアナウンスされます。

第1ラウンドは、左翼F-4(357)と右翼F-2A(553)の対決。F-4は増槽なし、F-2Aは増槽に加え、両翼にパイロンが3つずつ付いており、ハンデとなっているようです。

「ラウンド・ガール」を務めるT-4(604)の上昇で、火蓋が切らって落とされます。
F-4が上昇する刹那、ハプニング。

オートフォーカスが反乱し、御覧の様にピンボケに。この後、同様の不調が度々起きました。
何とか回復した時は、両機とも通り過ぎた後でした。捉えた機影は、F-2の後姿のみ。

競争は、F-2が余裕で勝利しました。

 

小編隊 18 ・・・ 加速競争 Round 2
第2ラウンドは、例年通り、左翼F-15(801)F-2(133)の対決で、T-7が「ラウンド・ガール」を務めます。

両機とも増槽付ですが、複座のB型であるF-2は、パイロンを外して公平を期したのかも知れません。(??:笑)
勝負は互角の展開です。
遠目からはF-2が若干優勢かと見えたのですが、先に上昇したのはF-15でした。

ところでこの競争のルールは何でしょうか?
先に所定の地点を通過するのか、先に所定の速度に達するのか?考えると、夜も眠れません。(笑)

 

小編隊 19 ・・・ T-7 着陸
「ラウンド・ガール」を務めたT-7は、ここで着陸します。

 

小編隊 20 ・・・ 高速・低速
次いで、F−15(914)が単機で方法から高速で進入。左旋回の後、切り返して、西方から低速で進入し、低速旋回。その後北方に飛び去ります。そして、F-2A(553)が同様に飛行します。

写真は、左列から各列上下に時系列です。

 

小編隊 21 ・・・ 6機デルタ
待つこと暫し、東方から6機編隊がデルタ隊形で進入して来ます。「航空自衛隊のアクロバット・チーム」を彷彿とさせます。

先頭はT-4(604)、中行は左翼より、F-15(801)、F-4(301)、最後行は同様に、F-2B(133)T-4(606)F-4(357)。
立ち位置正面を通過、F-4は他機と比べて、若干迎角が大きいように見えます。
そして、西方で散開。

先ずは、最後行の両翼が離脱。
次いで、中行の2機が離脱します。

 

小編隊 22 ・・・ T-4 着陸へ
西方から2機のT-4が広い間隔で取って返してきます。会場正面で両機とも右旋回し、切り返して着陸進入経路に入ります。

写真は、右翼の604

 

小編隊 23 ・・・ 朝飯前(?)
東方から2機編隊が進入。左翼にF-15(914)、右翼にF-2A(553)

この後、再びカメラに不調が発生。これだけでも撮れたので、良しとしましょう。

 

小編隊 24 ・・・ F-15 8の字旋回
上記編隊散開後、先ずF-15が会場正面(南方)から進入。8の字旋回を披露します。

初めに右旋回時、長いベーパーを曳いていました。
次いで左旋回時もベーパーを曳航しました。

この後、東方に向かって上昇し、北方へ転針して飛び去りました。

 

小編隊 25 ・・・ F-2A 模擬対地攻撃
次いで西方から進入して来たF-2Aが模擬対地攻撃を披露します。そして西方に向かって急上昇。

 

小編隊 26 ・・・ F-2A 退場
その後、機首を北方に向け飛び去りました。

 

小編隊 27 ・・・ F-4 2機編隊進入
東方からF-4の2機編隊が進入。左翼に301、右翼に357

 

小編隊 28 ・・・ F-4(301) 模擬対地攻撃
  西方で散開し、先ず301が会場正面から進入してきます。

そして模擬対地攻撃を披露。

ファントム初号機ですが、古さを感じさせない。機動を見せてくれました。「中高年の希望の星」と言いたくなります。

さて、写真ですが、今回はコマ送り風に並べてみました。

カメラデータによると、上3葉は1秒間隔。最後だけ2秒間隔でした。多分、1秒強の等間隔で端数が積もってのことでしょう。

 

小編隊 29 ・・・ 離脱
模擬対地攻撃を終え、そのまま北西方向へ離脱して行きます。

 

小編隊 30 ・・・ F-4(357)模擬対地攻撃、のはずが・・・
入れ替わるように、F-4(357)が西方から進入して来ます。

会場正面で高度を上げながら右旋回。
模擬対地攻撃に入る刹那、またもやカメラに変調。撮り逃しました。

実演後、上昇しながら右旋回し、着陸進入経路に入りました。

また、301も西方から会場に再進入し、同様に着陸しました。

 

航過機動 1 ・・・ 模擬空中給油
  10:34、KC-767(602)がF-2A(553)とF-15(914)を従え、進入して来ます。恒例となった、模擬空中給油です。

ここからプログラム名が変わります。

プログラム上では、
  航過機動 10:35〜50

(10/28 HP上でパンフ記載を5分前倒しする旨発表されました)
立ち位置正面を通過。

今回、「朝飯」にありつけたのはF-15です。
今年は、戦闘機が2機とも横方向へ離脱しました。

 

航過機動 2 ・・・ 旋回
その後東方から再進入して来たKC−767は、左旋回の後切り返して、360度の右旋回。

そして再び、着陸進入経路に入ります。

 

航過機動 3 ・・・ 帰投挨拶
進入して来たKC-767は脚を出しているものの、高度が高い。そう思っているうちに、「小牧へ帰投する」旨がアナウンスされました。

蘇る5年前の記憶! あの翼振り!!

結果は写真の様に、少し控えめなものでした。とは言え、大型機がこの高度で行う翼振りの迫力は十分堪能しました。

 

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