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2016.10.30.    岐阜基地航空祭その4

 

米空軍 アクロ 1 ・・・ 帰って来た893
11:05、今年のスペシャル・ゲスト、米空軍のF-16が離陸します。

プログラム上では、
  米空軍 アクロ 11:05〜25

この機体の機番は893。かつて、この機番のF-15が岐阜基地航空祭の花形でした。お察しの通り、陰で(?)「ヤクザ」と呼んでいました。(笑)

 

米空軍 アクロ 2 ・・・ キューバン・エイト 前半
離陸後、西方で急上昇します。

F-16も、F-2のように、右翼側のベーパーが長いく出ています。
更に上昇します。

ほぼ垂直に、空自機(「アクロバット・チーム」は除く)では許してもらえない(?:個人的見解です)高度まで登ります。
ついに迎角は90度を超えました。
そして・・・

やっちゃいました。迎角180度!!(笑)

空自機(「アクロバット・チーム」は除く)では許してもらえない(?:個人的見解です)背面飛行。
その後、迎角がさらに増えた(?)ところで横転。急降下へと、姿勢転換。

 

米空軍 アクロ 3 ・・・ キューバン・エイト 後半
更に、東方で急上昇。こちらは、青空が広がっています。
再び背面になります。
背面のまま降下し、
横転で姿勢転換。
急降下を続けた後、水平に。

地面に垂直な平面上に、「∞」を描き切ります。

 

米空軍 アクロ 3 ・・・ 方向転換
僅かな水平飛行の後、機首を南に向けるように旋回、上昇。
更に急上昇。
そして横転して姿勢変換。
急降下して、滑走路上空に進入します。

単機の飛行展示では、速やかに次の演目に入れるとともに、方向転換自体が一つの見せ場にもなる方法ですね。以後、垂直方向の動きが多用される展開に、3次元運動が鮮明に実感され、とても新鮮でした。

 

米空軍 アクロ 4 ・・・ 高速航過
西から東へと高速で飛行します。

 

米空軍 アクロ 5 ・・・ トリプル・ロール
上昇・横転後、ループを描いて再び東方から進入して来ます。
今度は、左横転を3回連続で行います。

全てを掲載すると長くなるので、都合により、「1回転と4分の1」に止めます。

 

米空軍 アクロ 6 ・・・ 水平旋回
引き続き、西方から進入して時計回りに360度の水平旋回をします。

写真は左上から時計回りに時系列です。
都合により、後半の半周だけ掲載します。(笑)

 

米空軍 アクロ 7 ・・・ 4ポイント・ロール
再び、東方から進入して来ます。方向転換時、一回転半の横転し、パイロットも乗ってきた(?)ようです。(笑)

次の演目は、横転を90度毎にとめる、4ポイント・ロールです。

時間配分は均等ではなく、背面だけ4〜5秒と長く行いました。

 

米空軍 アクロ 8 ・・・ ダブル・インメルマン
方向転換時には3回転半横転し再度、西方から進入して来ます。

次の演目は、ダブル・インメルマン。垂直平面上に半円を描いて上昇。頂点で横転半回転の後、更に逆方向に半円を描いて上昇します。丁度Sの字(左右反転したもの)を下から描くように飛びます。

ここでカメラが再び反乱。進入時の写真のみ掲載となりました。

 

米空軍 アクロ 9 ・・・ 模擬対地攻撃
東方から進入し、左旋回半周、右旋回一周をしながら高度を変化させます。これは敵の攻撃を回避する様を現しているようです。実戦経験に富む米空軍ならではの想定です。

その後急上昇。
対地攻撃軌道に入ります。
そして離脱。
偶然写った彩雲が綺麗だったので掲載。このサイズでは判り難いかな?
旋回の後、何回か横転して東方に向かいます。

写真は旋回中の機体。左翼側のベーパーの方が、長く伸びています。

 

米空軍 アクロ 10 ・・・ 低速飛行
東方から、低速で飛行します。大きな迎角に注目。

緩急をつけた展示に脱帽です。
機首を60度上げ、加速上昇。

 

米空軍 アクロ 11 ・・・ ナイフ・エッジ
西方から、会場に背を向けたまま通過します。

 

米空軍 アクロ 12 ・・・ バレル・ロール
東方から進入し、南西方向に向けて上昇。これでもかと言うほど横転して姿勢を変換した後、北東方向に機首を向けて降下しつつバレル・ロールを披露します。

ひらりひらりと不思議な軌道を描きます。

何回転したかは覚えていません。3〜4回転はしていたのかな?
あれ!

背面をこちらに向けたところが写っていない。何故かは、全く記憶にありません。

この後、北方に飛び去りました。

 

米空軍 アクロ 13 ・・・ 再びナイフ・エッジ
北方を回って東から進入して来た機体は、会場に背面を向けたまま通過。

 

米空軍 アクロ 14 ・・・ 急降下
南方に急上昇した後、急降下。

機首を引き起こした後、180度旋回し南方の着陸進入経路に入ります。
間髪入れずに左右から繰り広げられる演目に、圧倒されました。また、「制約のない自由な」空間利用に感心しました。

と同時に、制約が多い中、如何に空自が航空祭の演出を工夫しているのかを、窺い知ることができました。(あくまで個人的な見解です。意見には個人差があります。:笑)

 

XC-2 試験飛行 後編 1 ・・・ 着陸進入
11:27、試験飛行に向かったXC-2が、T-4に随伴されて、戻って来ました。

東方から、高度を下げながら進入して来ます。

 

XC-2 試験飛行 後編 2 ・・・ 着陸復航
再び高度を上げます。

この時点で、脚はまだ出ています。
前輪は引き込まれ、既に扉も閉まっています。後輪は完全に引き込まれる寸前です。
主脚扉も完全に閉じました。フラップはまだ下がっています。

意外と音が大きいと思ったら、随伴のT-4が並走していました。この後、着陸試験中T-4は近隣空域で待機する旨がアナウンスされました。

 

XC-2 試験飛行 後編 3 ・・・ T&G
再度進入し、今度はタッチ・アンド・ゴーを行います。
再び大空に舞い上がります。

T-4がいないと、やはり静かです。
前輪扉の仕組みが面白い。

 

XC-2 試験飛行 後編 4 ・・・ 3番機と
地上展示されている3番機の、後方彼方を旋回中です。このサイズでは判り難くて恐縮です。

 

XC-2 試験飛行 後編 5 ・・・ 集合
進入経路上でT-4と集合。ほぼ正面から見ると、T-4が横方向に流れて近付いて来るように見えました。

 

XC-2 試験飛行 後編 6 ・・・ 急旋回
急旋回して、着陸進入経路に向かいます。T-4は、後方乱気流に巻き込まれないように、距離を十分とって旋回する旨がアナウンスされました。

胴体下面の形がツチノコに見えて、思わず笑ってしまいました。岐阜県は、ツチノコの本場ですし・・・(笑)

 

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