2010夏 ことば悦覧 in うるとらまんchin々 (仮想領域 大坂・京都) | |
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「たかぎ み江さん エア人生を語る」 全4章 聞き手・文責:佐藤敏宏 第1章 ■ 夕飯 作って食べよう 01 02 03 第2章 ■ 生い立ち 01 02 03 04 第3章 ■ 学問卒業後のエア人生 01 02 03 第4章 ■ みやげなら→ 建築模型ケーキを作ろう 01 02 03 04 05 06 |
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2010年7月30日 第1章 夕飯 作って食べよう 02 | |
菊眞さんヨルダン建築 アフリカ土嚢建築 江崎さんインドネシアの小学校再建 |
佐藤:川勝さんの家を俺の家にしてしまい。冬だったんで鍋物の材料を買い出しして鍋にぶち込み俺が作って たこ焼きはだれかが作って、部屋が細切れだから隣の部屋で何話しているのは分からないふふふうふふ 最後の方は山崎対松岡の論争のような感じになって 他の人はみんなごろごろ寝てました。論争はまあまあそれは違う 論争やめろと仲裁して落ち着かせふふふふふ夜が明けた。 松岡さんは建築一筋のひとだから、建築馬鹿だからね、その気分は解るなけど 山崎さんとのコミュニケーションが成立しないですよ。誰でも彼でも建築の領域にとりこんで建築部族民を増やすってモチベーションだから 可愛いと思うんですけど。社会性はもたないよね み江:彼はおもしろい 佐藤:山崎さんは建築領域の人じゃないから。建築領域の人にするより、建築領域を観察していただく人になってもらうほうが 建築領域とっては有効なんだけど、そこが案外分からないんだよという話をして なるほどなるほどになって 夜が明けた 山崎さんが建築のインサーダーになって建築の良いこと言いふらしてもらいたいって気分もわからなでもないが 幼稚すぎると俺は思うんだよね。巻き込まず客観的に見てもらうほうがいいんだからね。 み江:ほおほう。う〜ん 佐藤:気合入れる相手と 方角間違えているよ君みたいなことで。解散しました。最初に菊眞さんと森田さんと江崎さんとで鼎談してもらって。インドネシアとか地震が来てるじゃないですか。被災地に行って学校建て替えのNGO活動をしているんですよ。NPOかな。どっちかな。アフリカでも土嚢建築を建てているんですよ。世界を放浪してアガカーン賞をとるぞって気合を入れている森田一弥さんと。石のつぶてが飛んでくるのを覚悟しつつ 菊眞さんはアフリカに建築2箇所かな建築しているんですよ み江:ふ〜ん、そうなんだ。 佐藤:おれたち学会賞なんかいらんアガカーン賞をとるぞってふふふふふ3人で喋ってもらって。pm3時ぐらいから呑みながら ワイワイしてたら。夕方から 色んな家族がそれぞれ夫婦が子供つれてきたので、家の中が狭いのなんの アニメは見るし ゲームはするし 夕方あたりは6,7人の子供に会場はのっとられてしまって。大宴会が方々で展開し 京都じゅっくりの会2009年冬は それぞれの部屋で思い思いに行われ、世界全体でもあるかのように混沌としてしまいました、よかったですじゅっくりの会おこなって。 俺は買い出しと料理をしてたので モリモリ盛り上がった宴会の会話の中身は分からないかったんですよ。 み江:そうですか。 ぱくぱくもぐもぐぱくぱく 佐藤:この鰹は美味い。今まで喰ったうちで一番美味い み江:本当ですか 佐藤:うん。 み江:あそう 佐藤:皮剥がないほうが美味いのかもしれないね。皮と身の間が凄く美味いもん み江:ああ そうかもですね。たしかに。 佐藤:皮と身の間をカムとなんともいえん うま脂っこさが浸み出すじゃない み江:うんうん。確かにね。 佐藤:そうか俺は不味い鰹を食っているんだと判明してしまったぞ。一番美味しい喰い方は皮を吐き出しながら 食うのかもしれんぞ 脂がのってて これはいいわ〜 み江:米も美味しいですよ 佐藤:それは良かった 佐藤:580円だから米を1kgずつ配った方がいいかも。インタビュー・ことば悦覧旅行で一番面倒なのがお土産なんですよ。 み江:どうしてですか 佐藤:本当困る、 み江:ちゃんと持っていくんですか 佐藤:もっていく、生ものじゃ腐ちゃうじゃない。米1kずつ持ち歩くと10人会うとなると10kg背負わなきゃならない。他にも荷物PCと廻りの機材もあるし、着替えだとか、プラス10kgはかなわない この暑さのなか背負いたくない。 み江:それは重いよ。うんうん 佐藤:何時も困っているですよ手土産問題。一番良い方法は、最初おれが福島から一個持ってくる。必ず帰るときにはいお土産ってインタビューイからお土産もらって 次のインタビューイに行くと、それをお土産にすると。 み江:ああなるほどね。 佐藤:それが一番無駄もないし 何時でも一個しか持ち歩くことになり軽いじゃん。最初のお土産代でお金も済んじゃうんでいいなと思う み江:手みやげを 次に回すと 佐藤:ここに放置してある酒でもいいんだけど。俺が行って聞き取り終わったら かならず俺に手みやげをくれると み江:ははははは、そうか。それをもって 次に行くと。 佐藤:福島からは最初の一個で済むんだよね み江:たしかに、なるほどね、それは何軒も行くっていうのが前提なんですよね 佐藤:めっったに遠い地域にインタビューいけないのでやはり 5,6人目標で絞るんだけど、増えるですよね。現地に入ると どうしてもあれもこれもってことで、聞きたくなるんですね、。調子にのって聞きまくると、家に帰って文字起こし地獄がまっているので、押さえるのがなかなか難しいんです。 流石に1日2人聞いて総計 10人聞き取りとなると 土産がガサ張ってね〜ドウしようもないんです み江:そうですよね〜 佐藤:饅頭やお菓子では こんなに暑いと5日目には腐ちゃうしね〜 み江:やっぱり腐るものが多いんですか手みやげ 佐藤:無くなるものが いいじゃないですか、こけしとか名物の木彫りの人形 三春駒とかあるですけど もらっても困るでしょう み江:すごい いらないそれは 佐藤:農民芸術品いらないでしょう み江:いやだけど 佐藤:張り子の干支人形とか。もってこられてもね だから喰って無くなる物がいいんですよ。ビールの券とか現金とかでも良いんだけど。ありふれてて、福島から土産もらった気分しないでしょう タオルとかもあるけど み江:うんうん。中券はね〜現物で見たいですよね 佐藤:インタビューするときの悩みはお土産なんですよ み江:なるほどね〜 佐藤:その次が町に出て呑みすると割り勘でも銭かかるじゃないですか、今日のように食材持ってきて、スーパーで買ってきて作って喰う家呑み家喰いは非常に安価で、外呑み だと2人でも1万円かかるでしょう今時は。さっきのスーパーで食材費2346円ですからね、一人1300円じゃないですか、生ものと明日の食材いれても。 3人だと800円いかない。で外呑みは朝飯付いてないのであほらしい、呑んだ後 店を出て 寝る場所に移動しなきゃいけないし。体力も銭も使うのであほらしい。 み江:そうかそうか、インタビューは全部自腹。 佐藤:そうですね、今回は明日俺クチャーするので交通費を 若者か誰かに 負担してもらえるので ついでにメーンのインタビューなんですけど。主目的は昨年末聞き残した項目の聞き取りなんです。交通費、食材飲み代はなるべくゼロにしたい。 その後文字起こしに時間がたんまり掛かるんで、なるべく呑み飯代などの ことば悦らん諸経費節約しゼロにするかっていのもオモロイ課題なんですよ。こういう活動は続けないと意味がないと思っているんですよ。年収ゼロの俺が限りなく経費を少なくして活動を死ぬまで続けるととに意味がある かも知れない〜と勘違いし つつ 思っているんですよ。 み江:そですね、 佐藤:協力していくれる人は最初は少なかったんだけど、今回のようにみ江さんはいきなり泊めてくれるし、岡田先生がその後全部泊まれっていってくれるし、嬉しい限りです 俺活動in京都 諸経費ゼロですわ〜 み江:ふふふふふ 佐藤:泊めていただいて 相手の生活に合わせて 、でもかなり自由に出入りさせてもらってます。泊めてもらって、インターネット回線の設定が分からないんで困るぐらいですね み江:うんうん。 佐藤:PC作業なんか後回しでいいんです。話し合ってるほうが大切だからね現地に来てPC作業はあほらしい。今日のようにスーパーに一緒に食材を買い出しにいってるんるんるん話しながら街を見て歩く。ここでの地に着いた生活を観るのは好きですよ。 み江:あそうですか |
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佐藤:目の前には七夕飾りに願い事かいてあるし み江:はははは、こういうのって 織り姫とか彦星とか書いてある短冊吊してあるじゃないですか。それみたいな感じで 佐藤:清潔な部屋って書いてある、 み江:これ織り姫とか彦星みたいな感じ、あとはお願い事ですね 佐藤:桂さんのお願いか み江:猫アレルギーなっているらしいんで。 佐藤:猫 ふけいっぱいでるからな〜ハウスダスト み江:ねこ・ダストですね。それが凄いキツイみたい 佐藤:猫好きなんだ み江:好きなんだけどアレルギー 佐藤:一回猫喰っちゃえばいいんじゃない み江:ははははは 佐藤:喰うと治りそうだ み江:抗体できるかもみたいな。それはあるかもですね 佐藤:平成の大飢饉だと思い込んで 猫を喰ってしまう。焼猫喰い方、分からんけど効果の程も、三味線の皮の残本体どうしてんだろうね。 200〜170年ぐらい前かな、天明、天保の大飢饉のときには犬・猫・牛は当然として人も食ったという風聞や絵が記されているからね。 み江:美味しいのかな〜 佐藤:どうなんでしょうね。猫好きの猫アレルギーは残酷ですね、可愛そうだね〜短冊は全部 み江さんが自分で書いたんですか み江:いやいやこれは各自、 佐藤:何でもいいから何かに勝ってみたい という願いはなんなんだ み江:ふははははははは 面白いでしょう人のお願いごとは 佐藤:お金も書いてあるね み江:これ二つに分けているんですけど。七夕の飾りをね。一応分けてるには理由がありましてですね。あの壷がちょっと何かね〜あまりどうやら良くないらしいんですよ。 佐藤:なですかそれ、風水ですか み江:風水というかちょっと見える人的に、見える人って居るじゃないですか。なんかあれが嫌な感じがするらしいんですよ。あれ拾ってきたんだけど。紹興酒が入っている壷で、その辺の居酒屋でどうぞ持って帰ってくださいって置いてあったあから一個もって帰った。 佐藤:救われない酒霊が入っているとかいう話になっちゃうんかな み江:なんかね〜で、凄い見える子が友達で居てその家にあそびに行ったときに、家んなかでちょっと物色するじゃないですか。恐い物がないかどうかまず調べるんですよ。それでだいたい、古い家だから何か居るけど。まあ別に恐くないものは居ない、大丈夫だと。 一個なんかあれがちょっと気になるっていうことで。何か人の気を吸い過ぎちゃっている気がするっていう。確かにこれは、毎年この七夕の飾りを飾るのに使ってて。みんなが凄い勢いで煩悩と欲望をここにぶつけるんですよ。 佐藤:なるほど み江:それで、なんかちょっと悪循環を起きて。なんか一寸嫌な感じになってるみたい。かもしれない 佐藤:なるほど、底に穴でもあけちゃいばいいんじゃない。気が逃げちゃう 願い事の効果なし み江:穴あければいいのかな〜底から出すと、ちょっと分けて。本気のお願いはこっちで 割りかしどうでもいいようなのはこっち。 佐藤:効果の程は分かりませんが う〜ん。う〜ん。 み江:毎年七夕はやっているんですけど、うちの笹はなぜかお願い事がよく叶うと評判が良いんで、毎年こんな短冊飾ってます 佐藤:そうなの み江:壷のせいで叶ってたのかしれないですね、去年までは壷に 佐藤:壷様から怨念が出てこないように定期的に壷様の前でお祝い事をすれば鎮まるんじゃないですかね み江:ふふふふふふ 佐藤:壺奉り 外部が賑やかだと壷様怨念は安心して眠れると み江:なるほどね、なんか出来ないですかね 佐藤:霊かだなにかそこに〜居る って言うやつは居るよね み江:うん 佐藤:俺の家に来て言って奴もいた。おれもイタコ体質だけど感じネーって み江:そうなの 佐藤:俺は霊感というよりは夢だね、夢に色々出て来る み江:そっちでキャッチする 佐藤:夢って訳解らん、 み江:でそれが現実のことになたとか 佐藤:夢に出てきた建築を後で作ったことはあるBOX12がmy夢内建築そのまま、階段部分は内外部を反転させたけど そのまま。その他は 建築の形にはならなかった、夢に出て来る建築のスケッチは一杯描き貯めたけど。近頃の夢内建築はトポロジカル過ぎて全体の形が分からないね。 高熱とか出ると、うなされていろんな世界がみえてくるじゃないですか。コンクリートの壁も透けて外の人がはっきり見えることがあった。高熱の成せる技だけど。そういうことは時々出会った。 そうなるとちょっとあちらの世界に行くのでヤバイですよね。イタコ体質があるで。 遺跡とか行くと宿に帰って寝ると そこの亡霊がワンサカ出てきて、殺し合いとか夢に出てきて恐いですよ そういう夢の連続だから 滅茶苦茶体力消耗してドンドン感がするどくなり 昔の事実を観るような気分になるから 遺跡巡りは疲れますよね。 み江:へ〜えなるほど、夢に来るんだ、色んなタイプがある 佐藤:おれは夢に来るような気がするな、今夜、壷夢にうなされれば本真ものかもしれないけど何にもなかったら そうでもないんじゃない ふふふうふふふ み江:はははははまあ確かにね ここに何か居るからね 佐藤:壷さまに 言い聞かせますよ そっちの世界も大変だろうけどこっちの世界も大変だぞって慰め合いましょう み江:うんうん。はははは。実はこの世界が あの世かも知れないですよ、 佐藤:まあそうですね。あの世の人は記録しないし文字起こしもしない怠惰な人々だから、向こうの世界を知る術がない、俺たちの勝利・価値でしょう。 そういう作り話、や嘘話大好きなんですよ、寺山修司に大好きで 毒されて青春してたんで。いい加減な作り話大好きなんですけど。 建築系の人たちは寺山的文学寄りの人はほとんどいないので、そういう話はめったにしないですけど み江:たしかに。 佐藤:実はインチキ話が大好き、意図的に会話の関節を外すような作り話を言うのは好きですね 意図的に敵を挑発し起こらせ脳の中に住み着いて しまうんですよ 悪徳の進め実践ですね み江:そうですか 佐藤:マンガも一杯、CDも一杯ありますね〜みんなが持ち寄った物ですか み江:私のが大半ですね 第一章 その03へ |