2010夏 ことば悦覧 in うるとらまんchin々 (仮想領域 大坂・京都) | |
HOME 01 たかぎみ江 02 井口夏実 03 江頭昌志 04 満田衛資 05 井口純子 06井口勝文 07 水野大二郎 08 永岡弘 09フォラムin大阪雑感 10 2010夏えいぞうさん家 |
|
「たかぎ み江さん エア人生を語る」 全4章 聞き手・文責:佐藤敏宏 第1章 ■ 夕飯 食作って食べよう 01 02 03 04 第2章 ■ 生い立ち 01 02 03 04 第3章 ■ 学問卒業後のエア人生 01 02 03 第4章 ■ みやげなら→ 建築模型ケーキを作ろう 01 02 03 04 05 06 |
|
第4章 みやげなら→ 建築模型ケーキを作ろう 01 | |
漫画家・吉田戦車 吉田戦車 日記 絵ネットより |
佐藤:あの本棚にあるけったいな縫いぐるみ人形はなに はーびー人形 み江:ファービー 佐藤:ファービー へ〜(声を掛けると日本語を発する)反応ないわ み江:ふふふ誕生日プレゼントにもらいました 佐藤:けったいな人形くれますね み江:私がファービー面白がっているっていうのがばれて。 佐藤:吉田戦車人形は自分で買ってきたの み江:これは自分で買いました 佐藤:一個 幾らするんですか み江:これヤフオークで買ったんです 佐藤:変な ショボイオジサン 人形背負っているの いいね み江:やまざき先生ですか 佐藤:やまざき先生は子連れですか み江:あれは子供じゃなくって、別のキャラなんだけど元々は。 たまたま一緒になってます。全部一緒になっているんですこれ。 佐藤:ペンギンも み江:ペンギンはあれは別、あれは旭山動物園 佐藤:こやつら親戚みたいだけど 血縁関係ないみたいなの〜 いいね み江:ふふふふふ、全部けったいだけど。一応別々 |
再び競馬の話 パドック・競馬絵サイトより ヒシミラクル タマモクロス 寺山修司 トウショウボウイ解説動画 お薦め動画JRAコマーシャル 鴎は飛びながら歌を覚え 人生はあそびながら年老いていく あそびっていうのはもう一つの人生なんだな 人生じゃ負けられないようなことでも、あそびだったら負けることができますね 人は誰でもあそびっていう名前の劇場を持っていてね、それが悲劇だったり喜劇だったり、出会いがあったり別れがあったりするんだよ そこで人は主役になることもできるし、同時に観客になることも出来る 人は誰でも二つの人生をもつことができる あそびがそのことを教えてくれる |
佐藤:そんなけったいな人形を集めがながら 職業はなんでねすか、競馬の予想屋とか み江:競馬は仕事にはしません。断じて 佐藤:馬券はどんなふうに買っているんですか み江:それは1日のエンターテイメント代ですよ 佐藤:競馬って持参した銭がスッカラカンになる だから楽しいんだけど 儲かることはないでしょう み江:ないですね はい。だから1日遊園地とか行って入場料払って、1日楽しむじゃないですか。それみたいなもんですよ馬券代はね 佐藤:競馬場広いしね、芝生綺麗だし み江:綺麗で広くって素晴らし馬が素晴らしショーを見せてくれてありがとうございます。1日1万円みたいな。 佐藤:1万円も買っているんだ み江:あそんな買いません、マックス1万円 マックス1万円 佐藤:最近の勝ち馬券投票券って複雑なんでしょう。三連単とかあるようだし、俺が爺ちゃんに連れたらて馬券買っていたんですけど。複勝ですよ。 み江:(1960年代)当時はそんな種類なかったですよね 佐藤:連勝複式と単勝と 複勝の3種類だったと思う み江:連勝も枠連とかじゃなかったですか 桂:あそうか そうですよね 佐藤:枠連ですね、頭数多いと 同じ枠に2、3頭 いれられちゃうから 予想と違う同じ枠の馬来てもいただき。複勝だと3着まで入って高額払い戻しでも100円もあるし高額で150円、50円もうかったと。爺ちゃん競馬好きで固い馬券を沢山買うような買い方でね。福島の男どもは競馬好き 馬券買うのが好きなんかな。 桂:へ〜え 佐藤:競馬が開催されると飲み屋の売り上げ上がらないという風聞が流れていた。 で、飲み屋の親父も競馬場に走っていくと。 爺ちゃん銀行馬券買うのが趣味でしたね 銀行で利子は5割は付かないと言ってた み江:ああ。 佐藤:複勝式の方が儲かるんだよ 1かいに今の金で10万円、昔の円で3万ぐらい買うわけよ、で150円でも5万円儲かり、5万円とか2万円付いちゃうんだよ。貧乏買いは 一発勝負に挑む 千円で連勝式買うんだけど10倍とか20倍とか配当狙うから取っても 2万円で ほとんど当たらない のみや大儲かりの紙くず馬券ですよ。 み江:そうですそれが金持ちの買い方です 佐藤:み江さんはどういう馬券の買い方ですか み江:私色々です、昔はみんな注目してないけどなとか3着には来るっていう馬を見付けて悦に入っていたんですけど。最近はねちょっと横綱相撲っていのは、ヤッパ凄いことだなっていう。人気で勝つってことは凄いことだというの一寸改めて実感しているので。 佐藤:単勝ですか み江:単勝も買いますし。固いのも買えるようになりました 佐藤:成長しましたね、競馬の面白さって単勝買うことだって言ってましたね み江:そうですね、究極は勝ち馬を当てる 佐藤:単勝と複勝しか買わんって言ってましたね〜 外道馬券は買わんぞと。 み江:ああそういう 佐藤:爺さんほとんど儲けてましたよ 通算しても み江:ほ〜それは凄い素晴らしい 佐藤:子供の頃の馬券ってぺらべらの紙で色 薄くついてて、穴空いているんですよ一杯。 み江:はいはいはい 私は見たことないけど 佐藤:終わる寸前に皆 空に まくんだよ パーット 紙吹雪 もと銭の花 桂:え〜 佐藤: それを拾っている人がいるんだよね。勝ち馬券を間違って捨てる奴がいるわけよ。勘違いで当たり買ったとか 判定とかモメルことあるけど 勝った馬券間違って勘違いして捨てちゃう人がいるんだよ。 紙吹雪の中には当たり馬券が有るらしくって、拾っている。 あの紙うすーい、窓口でパンチ入れてばさーっと渡してくれるんですよね。今の磁気カードだと馬券の気分しないような気がする俺は 、何枚買っても一枚で記録されちゃうでしょう み江:そうですね。 佐藤:分厚かったですね薄い 紙でも み江:そうか買ったら買った枚数来るんだ へ〜え 佐藤:そうそう 思わず外れ馬券を天に向かって播き鬱憤晴らすんだよ み江:軽いからひらひら舞うんだ 佐藤:床は馬券だらけ の記憶が残っている。レースが終わった瞬間 桜の花びらのように空に舞うんだよ ふぁワ〜 〜 っと、到着してないのに播く人いるからさ〜ふふふふ、いや懐かし思い出思いだしてしまったな〜競馬。いいですね〜 み江:はい 佐藤:何しろ競馬馬は綺麗だよね。パドックで観て買うですか。爺ちゃんはレース終わるとすぐパドック直行でしたよ。馬券買う前は。 み江:昔パドック党でしたね、最近ねちょっと離れている、何でだろうな。最近ちょっとデータ重視でいってます。 佐藤:なるほど み江:パドック仙人に憧れていたですよ。パドックに居てね勝ち馬をぴたりと当てるという。 佐藤:かっこいいじゃないですか み江:かっこいい こんな人に私はなりたかった。 佐藤:ところ がパドックからレース場への通路渡ると化ける馬がいる み江:そうなですね〜 佐藤:コースに出ると化ける馬いるよね パドックでへたれ演じているともいえる み江: なに入れ込んでいるのみたいな。パドック番長もいますからね。居る居る。 佐藤:今までで一番好きな馬はなんだったですか僕はテンポイントですね み江:おお〜いいですね めっちゃ羨ましいじゃないですかも〜寺山修司じゃないですか 佐藤:京都競馬場で荷が重くて骨折しちゃった み江:はいはい 佐藤:おれたTVシーンを何度も見せられた、あれは凄かったし、痛々しかったですよね。それから我が家にはなぜかオグリキャップの縫いぐるみがあったな。福島のツキデン・コウウギョウの社長の馬でグリーングラスの地元馬券を買ってましたね 故郷勝てってもんで、トウショウボウイ優秀な血統は知らんってもんで。一発当たったぜ〜それも年末恒例 有馬記念しか買ってないですけど。 み江:テンポイントか〜 佐藤:綺麗な茶色でね強すぎた 悲劇でしたよね み江:私は流石に 知らないけど 佐藤:ハイセイコーも知ってますよ。会社で月曜日になると取った取られたで大騒ぎしてた。大井競馬場・地方出身のサラリーマンが自分に重ねるように馬券を買うわけですよ。最近は何が注目ですか み江:私は始めてそんなに経ってないんですけど。私の好きな馬ヒシミラクルという馬で。何が良いかというと、この馬とにかく見てくれも、血統もショボイんですよ。 佐藤:お〜お み江:なんか汚い 芦毛 灰色の馬で、だいがい勝つような馬って毛並みもよくってお育ちも良くて、見るからに強そうっていう馬じゃないですか立派な。シュミラークルって全然そんなこと無いんですよ。まったくオーラとか無いしパドックで観てもそれで値段も安くって2才まで売れ残ったのを、これで走れば奇跡だろうって。 佐藤:ハム寸前じゃないですか み江:もう本当にそうですよ。ハム寸前で、これで残ったら奇跡だって言うんでシュミラクルって名前付けられたですよ。でデビューから10戦ぐらい勝てなくって10戦目ぐらいでようやく1勝して、でもそっからが凄かった。菊花賞勝ったんですよね。あれは凄かった(映像)、その時は1番人気がスターと直後に落馬して。 佐藤:それはスロースターター過ぎる。どちらも凄いね〜ふふふ み江:大荒れだったんです、いきなりなんだか分からなかったレースなんだけども。そこで何でか知らないけどいつのまにか伸びてきて勝った。でもそれはフロックまぐれだと思われてて。もうその後、何回G1出ても全然人気しないんですよ。でもその後春の天皇賞勝って(映像)、 佐藤:すごいね 差し馬 凄いじゃないですか み江:なんと宝塚記念も勝って、宝塚記念はもう調教師ですら、勝つと思ってなかったあみたいな。そんな馬 佐藤:すごい波があるね、現場で なんでそんなに強いんだろうね み江:現場で強いんですよ、だいたい走る時は一着か、10着以下か、どっちか 佐藤:その落差も手の抜き方も並じゃないねふふふふふブーイングされちゃうじゃないですか 負けると み江:だから人気しないんですよ 佐藤:ありゃ来ないわ〜って思って捨てた途端に 一等賞に来ちゃうと み江:そう 佐藤:そういう馬が好きなんだ。芦毛の馬って珍しいよね み江:いや芦毛はけっこう、オグリキャップとかタマモクロスとか 佐藤:段々白くなるよね み江:そうですよね 佐藤:ヒシミラクルって雄馬なんでしょう。 み江:そういう凄く魅力的な 佐藤:そうかそういう波のある、いい加減エア馬が好きか。福島競馬は暑くってね〜ゴム達磨型に氷が固まっていて、ボンボンアイスキャンデー を吸いながら観てた。俺が観てた競馬のスターとはワイヤーロープみたいなのがビヨント高く上がってスターとですからね、 み江:あ あ ああ。はい ゲートが上げると。 佐藤:一頭一頭ゲイトが開くんじゃない、ただ並んでボン長い紐状のものが上にあがると走り出す み江:ゲートも色々進化して来たるんですよね 佐藤:あれはどうやって並べていたのか 分かんないけど、案外いい加減な並べ方でした、ウロウロしていると 途端に旗振ると びょんと上がってスタートだったように思う。爺ちゃんが笑っていたのはビヨンーと上げると 驚いて一回転してから走り出す馬が居て、これままた強いらしいんだよ。これがビヨン一回転して走って勝つのが良いんだって言ってましたよ。 昔と比べると馬場も凄く綺麗になりましたからね み江:そうですね、あれは技術がね。 佐藤:競馬懐かしいな〜 最近無関心で競馬場へ行ってないな〜 み江:なかなか良い娯楽ですよ 佐藤:寺山修司は競馬大好きでさ み江:そうなですよね 佐藤:フジテレビで競馬の解説してたじゃないですか。JRAのコマーシャルも作っていたし。馬主もやっていた。、血統やあそびを買うみたいな感じだった。母親に捨てられているので血統好きで。京都に来て競馬の話が出るとは、いいね。大きい馬が地鳴りをさせて走るんですよね。最近の勝率どうですか み江:春シーズンは あんまりちゃんと見てなくって。ダービーだけは面白そうだから東京競馬場まで観に行ったんですけど 佐藤:新馬あとにあの坂かはキツイでしょう。曲がると坂になっているじゃないですか み江:3コーナーの所ですね。 佐藤:東京競馬場に行ってみたけど凄い坂だよね み江:やっぱり テレビとかで観るのと違いますよね 佐藤:こんな坂駆け上がっていくのか〜と感心した記憶があります。騎士好きとかじゃないの。騎手は好きですけど。 佐藤:では ぜひ福島競馬場に来てください。真夏はやってないような気がするけど何時か分からない福島競馬開催 み江:6,7月かじゃないですか。 佐藤:カンカン暑いときの記憶がすり込まれているので、新潟競馬も近くだし競馬好きは福島で暮らすと忙しよ 14:38 第4章 その02へ |