2010夏 ことば悦覧 in うるとらまんchin々 (仮想領域 大坂・京都) | |
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「たかぎ み江さん エア人生を語る」 全4章 聞き手・文責:佐藤敏宏 第1章 ■ 夕飯 食作って食べよう 01 02 03 04 第2章 ■ 生い立ち 01 02 03 04 第3章 ■ 学問卒業後のエア人生 01 02 03 第4章 ■ みやげなら→ 建築模型ケーキを作ろう 01 02 03 04 05 06 |
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第4章 ■ みやげなら→ 建築模型ケーキを作ろう 02 | |
佐藤:福島で暮らすと賭けごと師は忙しよ 競馬の季節に飲み屋商売にならないほど競馬に熱中するって言われているけど 俺は圏外なんで そうい事情は詳しくない。また競馬の話で脱線しちゃいましたけど み江さん仕事の話に強引に戻しましょう み江:仕事の話に 佐藤:その前に 桂さん なんでみ江さんエアなの。この緩いかんじですか 壁がないし 桂:そうですね。エア人間 ぽいですよ み江:あははははは 桂:あんまり表に出ないんですよ、表というかあんまり人前に出掛けたりとかしないから。だからみんな会ったことないんですよ、み江さんと み江:私 家から出ないんですよ。ここで用事するから 引き籠もりなの 佐藤:おれもそうだよ あんまり出たくない み江:嘘だよ わいわがやがや だって 佐藤:おれインタビューしに出掛けるときっだけで、あとはずーっと仕事場に引き籠もって 文字起こししている み江:はははは ふふっふふ あ そうか 佐藤:1年の内 3三週間ぐらい出歩いているけど あとはずーっと引き籠もり状態ですよ み江:へーえそうなんだ 佐藤:友達はみな早死にしてくれたんで。今は友達いないし、コレ幸と仕事場に引き籠もって文字起こし三昧してる み江:出方が派手なんだ 友達もいないしってふふふふ 佐藤:福島 建築友達ゼロだから ふくしまでは 街に出て建築話に出会わないよ み江:そうなんだ 佐藤:なぜか身近な 友達も建築サポーターもみな死んじゃったんですよ 今は浦島太郎in福島 状態なんですよ み江:ああ そうか 佐藤:親しい友達4,50代で なんでか どんじゃかと 癌で死んじゃって 廻りに今は誰も友達がいないんだよ。 関西友達の大島さんも早死に だったし み江:早いですよ そんなの50代で死ぬって 佐藤:そうだよね 50代半ばで死ぬなって ね。40代後半から死んでたね 友達。ちらほら癌で死んじゃったよ 友達を棺桶にいれる役割だったり まあ み江:本当 ああ そうですか 佐藤:お前だけは 長生きし生き残るって言われてたけど本当に生き残っちゃった み江:まだ まだ ですよ 佐藤:つるつる頭になるとはおもってたが 大島さんが死ぬとは予想してなかったね 桂:そうですか 佐藤:椅子に座ったまま死んじゃったよと連絡があり。ビックリしたよ。深い付き合い交流多き大阪友達。 死んじゃうから 今は 浅く広く 各地に友達をつくるのが良さそうなんだ 友達の死を予防するためにも 浅く長く付き合うことにしている ともに あはははははは 桂:浩也さんが心配だよ み江:本当だよね〜 佐藤:浩也さんとは 最近メール交換もなく疎遠だから 大丈夫 み江:あそうか 佐藤:動物的感を働かせて察知して 疎遠になっている み江:ははははははは 佐藤:大島さんとは年がら年中、しょっちゅうFAXでやりとりしてた。死後おれが手持ちのfax全部を文字起こしして公開したけど。、俺の出したfaxの内容が全部 無いんだよね。、ゴミ箱ゆき、み江さんの追っかけラブレター並にコピーとっておけばな〜 み江:ははははは 佐藤:おれはコピーとっておかなかった 大島さんから来た分だけFAXがファイルに入れてまとめてあったんだ。自分の書いたものをとっておけばよいものを。インターネットで情報やりとりするなんて考えてもいない。IT社会が俺の頭の片隅にもなかったからね。 俺の書いた文は捨てちゃったね、もったいないことをした。友達になると大概が死じゃうんだけど 大阪方面の古い知り合い あんがい強くって金銭苦だけど 生き残っているね 貧乏は強くって丈夫だね へこたれないんだろう み江:ふははははは |
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絵山田昌弘さん著 『希望格差社会』p166より 学校制度パイプラインからの漏れ 湯浅誠さんが語る すべり台社会とほぼ同じだが フリーターじゃなくって 友人血縁者などのネットワークが無いものは 一気に派遣村の村民以下になる もしくは税金で暮らす 刑務所内としこの社会と行き来する漂流村民となるしか生きる術がなくなってしまった 政治的制度変更無策が続いている |
佐藤:京都大学の人間関係だけで 仕事来ないですか、み江さんが自分で捜さないと見つからないですか み江:はい。なんかね。来た仕事やるだけです 佐藤:この部屋に ひきこもって人に会わないと 仕事は来なくなるよね 俺引きも持ってるから 全然仕事こなくなった 確信犯だけど み江:はい、なんであんまり来ません 佐藤:辛い仕事をしくなくしても 生きているってのはいいね。あんまり出て歩かないから お金も経費がかからないってかんじかな み江:お金は別のところで稼いでる 佐藤:おお〜しっかり者めが〜。別場所で稼いで活動しているのは いいね、おれは文字起こしして ことば悦覧・活動費にしている みたいなもんかな。いいね 建築と関係ないところで稼いでいるんだ み江:何が副業かわらないんですけど、収入の多くは別のところで、先生やっているんで 佐藤:収入にならない建築だけど相変わらず興味はありますか み江:う〜ん ま ちょっと 佐藤:あそうですか、おれ建築収入この10年ほどんと無いんだけど 凄く興味はあるんですよ ふふふ み江:あ そうですか。なんかねもう私大好きなもの、あ ちがうな。建築は嫌いじゃないけど一寸好きぐらいです 佐藤:おれは建築と関わらないでmy世界がなりたってない 語れないように思っている。建築病 っていう軽い奇病ですけどね み江:あ〜そういうの羨ましいですね、私建築 なくっても全然生きていけますよ 佐藤:おれ家族も・友達出来なかったと思うわ。今も建築系独立30代前後ってインタビューして てそこから派生した人々を聞き取って友達付き合いさしてもらっている。 建築をキーワードにして繋がりが生まれて来ているから 建築無しの俺の生活は考えられないね。そういう状態は中学生の当たりからだけど 。建築会社につとめて妻と会い家族をもうけ 子供をそだて、生きてきた。全て建築系を介して なりたちなので、建築馬鹿、どっぷる建築病患者ですよね み江:うん 佐藤:この数年文字起こしでお金いただいているので 脱・建築病患者かも み江:ははははははは 佐藤:マジに文字起こしで稼ぐといい収入になりますよ 老後は文字起こしだけで安泰かもな 平凡な暮らしできると思うほどだだけど み江:そうなんですか 佐藤:1時間文字にすると 21000〜24000円ぐらい、高額だと30000円くれるから 15日働けば30万から40万は稼げると思う 依頼があればだけど み江:あそうなんだ 佐藤:1日30分ぶん起こしなら 全くストレスにならない 何の話をしているんでしょうね 私、 京都町家のなかで あれれ み江:いやいや大事なことです 佐藤:新聞イラストとか描いてたことあるけど 1カット数千円だった。で1〜半日は潰れたので銭にならない み江:そうですね 佐藤:でもお金になる文字起こしはなるべくしない。 俺が聞き取って文字起こしする分は だれもお金をくれないので、全く銭にはならない。み江さんはエア隣人とともに家賃 払らって 食費払って 光熱費はらって暮らしている。京都で暮らすと幾ら月掛かるんですか 15万ぐらいかかかるんでしょう ここは家賃いくらですか み江:10万 佐藤:5万ずつ割り勘で払っていると、高いんじゃない 江頭:でもマンションよりは安いですね み江:京都はマンションが そもそもあんまり無いから。一人暮らしのワンルームは一杯あるんだけども、ちょっと広い面積のあるものだったら一軒家さがすのとあんまり手間が変わらない 佐藤:そうなんだ そのほか飯代・光熱費など色々経費掛かるから 15万以上稼がないといけないね 引き籠もって稼げるんだからいいね 大都会は み江:それはありがたいですね。それはねちょっと助かってたとこがありますね。私ってそうか、引き籠もりなのはなぜかというと。5年ぐらい本格的に引き籠もっていたんですよ私。5,6年 佐藤:何歳のときですか み江:20代から30代にかけて、大学出てからです 佐藤;ずーっとこの家ですか み江:ここじゃありません、主にここですね。卒業してからかなりここ 佐藤:道路も賑やかだし高野川も流れているし、河原でぼーとしているとか み江:そもそも玄関から出ない 佐藤:へ〜え、そりゃ本格的で 引き籠もり凄いね み江:本当に本当にそれは 佐藤:病気だったの み江:かなり病気です 本格的に 佐藤:失望しちゃったとか み江:何か気が付かなかったんですよ。自分の調子が悪いっていうこと。 佐藤:鬱病だったのかな〜 み江:病じゃないかもしんないけど。鬱状態だったから薬は効きましたね、がっつりね。あれはいいですね 佐藤:病識があって自分で 病院にいったから 軽・えらいよね み江:ああ病院に行かなきゃいけないって気がつくまでに凄い時間掛かった 佐藤:ハートと言われる病は気づかないよ。本格的な鬱状態になると 糞だす力もなくなるしね。排泄も睡眠も感情も食欲も 移動欲もなくなっちゃうから 睡眠もできなくなるじゃないですか み江:私そこまで酷くなかった。一応仕事には行っていた。バイトには行っていた。もうなんかやり過ごしていた 佐藤:軽かったんだわな み江:かるかったんだけど 自分が調子悪いことに気がつかなかったから。なんかおかしいなと、なんか、おかしいなとも 思っていなかった。今考えてみると明らかにおかしかった。 佐藤:病識を持つことが 病を脱する第一歩なんだけど これは相当に難しい。病系の体験多い俺も 他者に病識を持たせる方法が分からないよ。 そんななか 飯も食えてる よく寝れたし、排泄もできたし 軽いけど病。 本当に酷いと、動物として基本的な食欲・睡眠・排泄が出来ない、言葉も発しなくなっちゃう 死んだような状態でベットに横たわって 息だけずーっとしてるだけになるからね 付き合う相方に病の知識が無いと 自殺や・殺し合いにまで展開してしまうんだよ み江:うん 佐藤:私 鬱病ですなって言い放つような状態は病気の症状でないんだよね み江:うんうん。言えてるだけいいですよ 佐藤:本当に酷い症状だと その患者からは動物的気配が消えてしまうからね。そういう状態の人に頑張れなんて言い放つ馬鹿もいるけど 屁のツッパリにもならない発言をする人もいるんだけど、言葉で殺しているようなもんで 苦しめるだけだ、ありのままに 付き合えばいいんだけど、それは勤勉を義務教育ですりに刷り込まれて凡人常人では対応できないですよ。ご苦労様でした み江:はい 佐藤:貴重な体験ご苦労様でした み江:今思うと貴重な体験でしたね 佐藤:桂さんが飯を盛って来て喰わせていたとか み江:いや全然 桂:そんな訳がない ふふふふ 佐藤:そんな訳がない ふふ ワイワイがやがや なんで飯つくらない 桂:私は人の世話が出来ないんですよねふふふふ 佐藤:世話する人を連れてくればいいんですけど、桂さんも 一緒に世話されちゃう み江:どうしてたんだろう、あん時 覚えてない 佐藤:よく生きてましたね〜 み江:記憶にないです 桂:今より 作ってないのかな。 佐藤:腹へるから 飯は喰っていると 思うけどね。 み江:何してたか 本当に記憶がない 桂:あんまり食べてなかったっけ み江:食べてない。体重はとにかく減った 桂:食べる量が減って、寝る時間が長くなったような気がする み江:そう そう 佐藤:あ睡眠誘導剤なしで 寝ることは 出来たんだ み江:寝ても 寝ても 寝たりなくって疲れが取れないみたいな、そういう状態、ああ分かった。精神よりもむしろ体に来てた感じ。 佐藤: 心にきてるからだ躰がつかれるんだと思うよ み江:意外に精神がタフですね、ちょっとやそっとでは壊れませんね、と思いました 佐藤:体の方が頑張り過ぎてたんだね み江:体の方が弱かったですね。 佐藤:俺は体弱いから直ぐ寝ちゃう み江:ふふふふふ 佐藤:頑張らないことにしているから、 み江:それから頑張らないのが板に付きましたね 佐藤:それは良い能力身につけましたね。だれにも スポーツ選手にも言わない 頑張れなんか言わない、適当に暮らせって言うね み江:それ大事ですね 佐藤:my子には頑張るな、出世するな 仕事するな 適当にごろごろ暮らせっていっているよ み江:ああ大事ことですね〜 佐藤:あほらしいじゃないですか システム内の頑張り競争っての人間らしくない み江:頑張って死んだらもったいないですね 佐藤:おれたち頑張っても 世界なんか変わらない 適当に快適にと み江:ふふふふ、そうです真実ですねふふふふ 佐藤:何勘違いして頑張ろうとしているんだ、やめろと。そんなことより飯くってよく寝なさいと み江:ああ、いいですね〜 佐藤:飯喰ってよく寝れば、たいがいのことは解決できるでしょう。飯も喰わない睡眠もしないで、頑張ると 人は破裂しますよ 日本の敗戦も経済的敗戦もそうですよね。 適度に休む 不眠不休なんてのは人間としてここに生まれた価値を損ねる 経営者サイドの陰謀ふうみ言論ですよ。いざとなると邪魔者・弱者は最初に切り捨てるに決まっているんだから み江:ふふ本当に調子悪いと ご飯食べるとか、寝るとかそこが出来ないくなるから。 佐藤:飯喰う活力もなくなっているからね、そうなると重症ですよ 強制投薬しかなくなる み江:そうですね。 佐藤:精神が弱ると体の方も活力が落ちて、喰う寝る活力までも無くなってしまうんだよな。 そのとき 病に落ちてしまった一人で暮らしている若者を誰が助けるのでしょうか、やはり自己責任で放置して 現代社会に合ったシステム構築を放置しているのはだれでしょうか。戦後 核家族を中心に設計させた日本の制度のなかに は 独り者の病対策制度は作られてないんだよね。観ていると。 今のみ江さんの話を聞いていると、すこし進めば若者孤独死の一人になると思ったんだけど、み江さんよく生きてきたね〜って思うんだけど。 み江:友達は居ました 佐藤:み江を孤独死をさせない 友達の縁があったと。 飯喰いなさい!みたいな お節介友達が 飯、作ってあげるから あんたはずーと寝てなさい 友達 みたいな人間関係があったんだ。 世話してくれる友達が居れば 若者孤独死のどん詰まりまで行かないんだけどね。若者に職業も食料も与え損なう 現状の政治状況に対抗する 独り者の対抗手段は、働かないで友達の縁によって ゆる楽しく暮らすことでしょう。今度 病にへこんだら電話下さい俺が来て飯つくりますから 桂:ふふふふ |
佐藤:おれが来ても ここ家賃ただでしょから、み江さんを世話する間に京都の人たちを 再度インタビューして 文字起こししながら 長期 み江世話 滞在しますから 桂:う ふふふふふふ 佐藤:み江さんが へたったら 岡田先生に俺クチャー企画してもらって 交通費を出していただいて み江さんを世話しつつ 各種京都人々のインタビューもすると ははははは 桂:ふふふふふふ 佐藤:大阪・京都にも20年来の友達はいるんだけど 去年、一切連絡しないで友達の縁を強制更新したんだけど 日本の社会って 俺のようなジジイ、年上の者が京都に行くよっていうと命令調になちゃうしゃないですか。みなさんより年上の京大の先輩知っているんだけど 命令調を避けるために、魚谷繁礼さんのような そのなかでも一番若い人に京都窓口お願いすると。知り合いじゃなかたんだけど。 そうすると、召喚されるのは魚谷さんより年上の人または同級生になるんだよね。で、より京都に今くらす若者の身近な声が聞き取れるんだよね 大学系で上意下達てきに紹介されちゃう 先輩と後輩の間で能力の配分や効率的な伝達が出来ていないから、そういう方法を採ると 事実が解る。 桂:うん 佐藤:ろくな能力もない先輩が 能力のある後輩に向かって なんだか偉そうに振る舞うので、後輩の方も 適当対応で その場のお茶にごした交流になっちゃう。 そうい上意下達的な 面白くもない言説を聞き取って記録しても あほらしい。 逆の対応をせざるを得ないんだよね。 み江:そうですね 佐藤:先輩に紹介依頼すると日本の官僚の下請けである 大学制度の一番悪い面が出ちゃうんで。 直ぐ先輩ズラして、対等な討論にならない。才能の無い先輩はズラして、才能の有る後輩に指示するのは 国益に反すると俺は思うだよ、先輩お前才能無いんだから後輩の背中でも流して 面倒見ろよ 江頭:み江ふふふふ 佐藤:才能のある後輩に飯つくって喰わせろ、芽が出ない後輩に資金支援しろと思うんだけどよ。才能無い先輩ほど 才能のある後輩の前で 全員を手下にでもしたかのようなズラして ぞんざいな振る舞いをする 輩のなんと多いことか 学校制度の弊害 国益の損失ですよね み江:ははあははははは 佐藤:おれは あの先輩 後輩のあり様は どうも理解できないね。新たな人間関係を その訪ねた地で造ろうと思うときには、いきないり若い人に会うなりメールで紹介していただいて、江頭さん今時才能のある身近な若者を紹介してよ、って窓口を開くと これが一番 現状の若者の言葉を拾える 一番当たりなんですよね み江:ふ〜んなるほど。 佐藤:上から、先輩の後輩の紹介は大概外れますね、都合のよい輩しか知らないし 敵と交流できない 幼児ですから タフな若者を 紹介できないんですよね。 み江:ああ 佐藤:自分をヨイショ 身持ちよくしてくれる後輩しか紹介しないから ロクナ輩に会わないことになってしまう。 自分の親派しか紹介しないという欠陥があるんだよね。それでは俺の行為が 制度に絡め取られてしまう しょうもない活動になるんだよね み江:なるほど 佐藤:ところがまったく 無視されている 下隅の若者の視線の評価ってのは 案外適切な人選をする 的をえる 言葉が多い。最初 魚谷さんは 菊眞さんとか紹介したそうだっけど 学生時分から知っていたので はねていた。 み江:そうですか 佐藤:そしたら森田さんが菊眞はオモロイですよ アフリカ・ヨルダン建築ですよと。森田さんの話聞いてたら菊眞氏〜 面白そうなんですよ。でも その場では連絡せず、またの機会をみてと。そういう感じで後輩 窓口の面白いんですけど。上から下の評価はまったくいい加減といえるほどに 信用できない。 日本には 先輩 後輩、そんな友達関係しか ろくでもない状況でよくもまあ〜、病中のみ江さんは生きていましたね み江:そうですね 佐藤:不思議ですね ここまで立ち直っているし。 み江:まあまあ 軽かったんですよ。 佐藤:そのときは学芸出版に行っていたんでしょう み江:あ、そのときは学芸や辞めていた。はい、しんどくっていけなくなって辞めました。 佐藤:今の大学院生とか博士課程の学生みてて 高度情報化社会にあって 先生から こんな扱われかたしたら具合悪くなる、精神に病を持つだろうと、思ってみているよ そのことは my子たちとの交流でも実感することだけど。お前達よく精神病にならないな〜って話し合っているもの。 親父の意見はおかしいと、世間は みなこうなっているだと 言うんだよね、世間並みになんか ならんでいいと。 そんなアホな制度のなかで 頑張る輩はアホだ どうでも良いところで時間と労力を使い果たしたらアホや、人間が作った制度に圧死させられる人間って 間抜けじゃろうがと。 み江:それは真面目なんですよ 30:20 佐藤:俺も真面目に言っているんだけどね 第4章 その03へ |
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