2010夏 ことば悦覧 in うるとらまんchin々 (仮想領域 大坂・京都) | |
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「たかぎ み江さん エア人生を語る」 全4章 聞き手・文責:佐藤敏宏 第1章 ■ 夕飯 作って食べよう 01 02 03 第2章 ■ 生い立ち 01 02 03 04 第3章 ■ 学問卒業後のエア人生 01 02 03 第4章 ■ みやげなら→ 建築模型ケーキを作ろう 01 02 03 04 05 06 今回の たかぎみ江さん ことば悦覧は ぽむ企画の相方 平塚桂さんをことば悦覧(2010年4月4日)時に桂さんから発せられた ミッションです。 梅雨明け後猛暑日が連続する2010年7月30日 福島から食材を背負い 京都・出町柳当たりのスーパで足らない生食材を仕入れ、み江さの台所をおかりし 夕飯をつくり食べ始めました |
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2010年7月30日 第1章 夕飯 作って食べよう 01 | |
み江さんと夕飯を作り食べている 福島の桃の花 この日の食材費明細 福島の夏は桃 競馬 温泉とあるものにとっては極楽かもしれません 春は桃源郷果物の花が咲き乱れ そのものです 絵ネットより 露天風呂 え ネットより |
佐藤:記者だと紙面制限があるので編集するじゃないですか。ことば悦覧、おれのインタビューはweb情報なので紙媒体のような、編集行為はやめようと思っているんです。会いに来て聞き取ること自体が編集行為そのものなので それ以上 親切にしない この記録を 読んでてねむくなってくれれば 睡眠誘導として機能するはずなんで み江:なるほど そのまま 佐藤:今日の記録は まじに読む記事じゃなくって ただの素材だっていうことです。 み江:それで途中のよく分からない会話なんかが混じっているんですね 佐藤:既存の記者の意図に倣ったような 編集はしないと。 み江:うかつなこと喋れないじゃん 佐藤:うかつなことは外しますよ み江:あはははは、あそうですか ははは いただきま〜す 佐藤:社会的地位の階段を上がるのに 障害になるだろうなと思うような、サラリーマンの素直な言葉とか、素直に言っちゃう人がいるんですけど。 俺がその現場を見ているわけでもないし、言っていることが必ずしも正確な事実だとは思えないので 本人の証言は真の事実と異なると思っているので。 言うのは勝っ手だけど、俺はそれを記録しないよと。 み江:うんうん。 佐藤:この鰹の刺身皮ないほうがいいな み江:あそ〜、そうか。皮取りましょうか、取れますか ねこれね 佐藤:最初から剥げばよかったね、大失敗ですね み江:最初に全部とるべきかな 佐藤:最初に一気に剥いじゃう方が食べるの楽でしたね み江:とろうか、 佐藤:取るのめんどくさいからいいよ 汚いけど皮だけ吐き出そう み江:そう、ややこしくないですか 佐藤:皮が固いだけだで 飲み込んでも問題はないでしょう、固くってかみ切れない食えんけど。へへへ み江:そうか〜 佐藤:いいよいいよ。皮吐き出して こういうのも無いので、剥んでいいです。でもこの鰹のさしみ美味しすぎますよ。じゃ鋏で切ってみる。ふふふ み江:なるほど 佐藤:さっき むしりとればよかったわ 頭のほうから剥ぐと綺麗に皮が取れたはずだが 細かく切って しもうては 後の祭りで、むしってみよう 豪快な男の指料理で。鰹の皮と格闘 むしっております ちょっと会話中断 み江:蟹じゃないんだから 佐藤:ふふ、スーパーのオッサンに聞いてくればよかったね。一気にがばっと食いましょう。ちょっと吐き出すのもみっともないな〜 み江:うふふふふふ 佐藤:食えないことともないよこれ しなしな だよ皮。美味しいな〜この鰹 珍し 美味しい。 み江:美味しいですか 佐藤:おいし〜い、凄く美味しい。 み江:岡田さんちに行ってもご飯作るんですか 佐藤:岡田さんちは時間が全然なくってね〜飯つくっている暇がなかった。鰹美味い、これは美味いよ。大失敗だったね、鰹は皮を剥いてから切ば良かった み江:あははははは 皮付いてなかったっけ、付いてないか 佐藤:皮剥いで売っているよスーパではふふふ。付いてないね み江:じゃしゃーないか 佐藤:でも食えないことはないね。 み江:いただきま〜すうん美味しい パチパチパチ美味しい美味しい 佐藤:枝豆も美味しいし。福島は桃の産地なんだけど。主力品種出るには まだちょと早いの 8日ぐらいからだと思う。早での白鳳って銘柄を 買ってきたんだけど。主力品種はあかつきって名の桃で。それ美味しいんだよね、歯ごたえもあり、日持ちもしして甘酸っぱくって。お盆目指して出す贈答用につくった桃だから。ちょっとまだ早い み江:そうか そうか、福島だとこの辺まで来ないかもですね。こっちだと西日本の桃が岡山 佐藤:山梨からも来るんじゃないかな、果物と温泉王国なんですよ。 み江:あそうか〜そうなんですね。 佐藤:美味しい果物は贈答用にまわるのでスーパーには出ない |
み江:量がすくないんですか。 佐藤:ほどほどあるが美味しいリンゴは 贈答用で農家が直接売ってしまう。、住所と名前を依頼者から受け取り 直に送ちゃう。農協に出すのは 残った あまり美味しくないんだよ。 で評判があがることはない み江:なるほど 佐藤:福島の林檎が美味しって 一般化されない 農協も知って黙認しているようです 。 美味しい果物は表に出ない裏ネットで 静かに知る人のみ知って 流通しているんだよ み江:ふ〜ん。知らなかった私 佐藤:美味いもの、送り手は競って生産者をさがしますからね、出回なくなる。生産者だって農協通してマージン2、3割はねられるより直売りで 宅配業者からは送料のキックバック入るので 何も問題ないんですよ。 でお付き合い程度に農協へは 生産者もまずい林檎は農協が引き取ってくれるので安心し事が流れるんですよ、20年来そういう仕組みになっている。福島のふじってのが美味しんだけど、農家一軒一軒微妙に味が違うんだよね。 美味い味だす農家を見付ける楽しみもある。店で売ってないんだよ、美味しいの喰った後は 仕方ないから買うけど 鰹ポン酢付けて喰うと 刺身ますます美味しい。 み江:うん。もぐもぐ 佐藤:このポン酢 美味しいね み江:これ美味しんですよ、馬路村っていう。高知に在る田舎で売っているんだけども。一村一品運動の大成功者みたいなところ。柚でこの製品を売り出して凄い有名になった。 佐藤:いきなりインタビューせず 夕飯喰っている ふふふふふ み江:ふふふふふ 美味しい 米美味しいですねこれね、これは素晴らしです。西日本そんなにね、お米にうるさくないの。関西人って味にうるさいけどね。米に無頓着。 佐藤:あそうなの、今多量に売りだされている ひとめぼれより、こしひかりの方が俺は美味いと思うんだけど み江:あそう、それは美味しいやつですか 佐藤:毎日俺が喰っているコメです。 ささにしきとか。魚沼さんのとか高いの売っているんだけど これは5kg2100円ぐらいで標準米なんだけど。これが好きなの。 なんかくつろいだ気分になってきたぞ 、写真撮っておこう。 昨日雨降って今日は風が出て曇っているから、そんなに暑く ないね み江:福島も暑い? 佐藤: 福島も毎日 35度を越えた、一昨日は37度 梅雨明け後 猛暑続きでした 言葉も出せない 脳が融けますね〜 み江:ああ 京都と一緒ですね 佐藤:暑いうえに傍で道路工事と住宅の基礎工事が始まって うるさくさが加わって み江:へへへへへへ うちも お隣の家が、建て替えするとかするんで たぶん お盆過ぎから、えらいことになると思う 佐藤:そりゃ うるさいよ〜 み江:ね〜どしようかな〜 佐藤:建て替えって解体して更地にしてからかな み江:そう解体 佐藤:耳元で解体工事 そりゃ五月蠅いね〜。日中寝てます み江:私が。いや普通です 佐藤:工事の人って早朝7時くらいから 来きて 8時か8時半から仕事するからね み江:うんうん 佐藤:寝起きで ぐーんぐん気温が上がり出すと これが酷くうるさく感じるんだ。ビールもう一本もらっていいですか み江:もちろん、冷蔵庫の下の段に一杯あります 佐藤:さっき茹でた枝豆 冷蔵庫に入れておかなかった み江:あそう 佐藤:入れた方がいいのかね〜 み江:いれといて大丈夫だと思います 佐藤:デカイビールが出てきちゃったよ み江:そうなんです色々あるんです。 佐藤:サラダに桃切ってあげればいいんだけど。桃って むいて置くと黒くなっちゃうんだよね。 み江:ああ切るとね 佐藤:みっともないからやめましょう、500mlビール大きいのもらいました み江:はい 佐藤:酔っぱらってインタビューに ならないんじゃないですか み江:いくらでも、まだいくらでもあるので。 |
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アーキフォラムin大阪7月31日 岡田栄造さんことば悦覧記録 柳原照弘さん デザインイースト00について アガカーン賞への王路を語り合う 渡辺菊眞さん 森田一弥さん 江崎貴洋さん |
佐藤:去年の10月末ぐらい 岡田えいぞう先生の家ができたときに 俺に泊まってもらって箔つけるとかで (えいぞうさん家my体験記) み江:はははははは、いいじゃないですか 佐藤: 箔つけたいので泊まりに来てくださいって み江:ははははは 佐藤:泊まるだけじゃ嫌だって。俺がいまさら建築見てもしょうがない。あまり実建築に興味がなくなっているから。それで柳原照弘さんたちがやっているデザインイースト00の総括 話し合って。一緒に話して授業で聞くってことにして 学生さんと含めて交流したんですよ み江:柳原さんて随分出てませんか。 佐藤:俺のhp頁に。出てるよ。彼はね大島哲蔵さん繋がりです み江:大島さんの弟子筋ですよね 佐藤:そうそう、それで昔から知っているんですよ。 み江:あそうなのかなるほど、あの辺がみんなつながっているんだな 佐藤:大島さんが死んだときに、ショボイことメールで言っているから、死んだ奴のことなんか忘れて女の子と楽しくやれ!って命令メールだして。五月蠅いよお前の話はってな感じで返信したたことがあるんですよ。そしたら俺の言うことを聞いてかな、可愛い彼女を見付けて結婚し子供もうまれ仕合わせですよいいね〜。仕事もやっているし 社会活動もしているから俺より 偉いですよねふふふ み江:偉いね。 佐藤:お前、子供もつくってるけど 仕事もやっているじゃない。いいね〜いいね〜 み江:ほんとう立派だ 佐藤:仕事も結構な人々に評価されてているようでさ〜。お前やるじゃん み江:うんうん。 佐藤:じゃ俺の家に来て。建築あそびでその後の活動状況をしゃべれと。大島さん死んで3年ぐらい経ったし もうそろそろ交流してもいいだろうと。そうですね佐藤さん行きますみたに (2007年3月31日の我が家での記録) み江:立派ですよ 佐藤:それでね、交通費は25000円しか出せさないけど来いって命じ。早い時期に予約するとそのぐらいで大阪〜福島の航空券買えたんですよね。今は無くなった便ですけど。 み江:そうか大島さんか 佐藤:おれ関西との交流永いんですよ、実を言うと。18才の時から来ているんですよ み江:そうなんですか、拠点は福島ですよね 佐藤:今はね。 み江:昔は 佐藤:18才から10年間は西宮の建築会社・ゼネコンの東京支店の設計部で発注者が関西の人多かったから年中来てました。 1990年代は年に2回は大島さんがやっていた塾に参加してワイワイしに来てましたね み江:はは〜 佐藤:この鰹美味い み江:美味しいですね 佐藤:ここに来て直ぐ買い出しにいった あのスーパー偉いな〜 み江:あそこねたぶん元々お魚屋さんだったんですよ。だから魚関係は割とね充実している、良い魚。 もぐもぐぱくぱくもぐもぐ 佐藤:僕は若いときから交流しているので 関西のぶっちゃけ系の人、ステテコ・ゆるふん人間たちが好きなんですよ。 み江:そうですか もぐもぐぱくぱくもぐもぐ 佐藤:この家 五月蠅くないし 暑くないじゃないですか 予想裏切られている み江:あそうですか、今日(2010年7月30日夜)快適ですだいぶ。 佐藤:快適だよね み江:一応この部屋はクーラーが効く。お泊まりいただく部屋は暑い 佐藤:普段からクーラー無い暮らしなんで いらないです み江:本当に暑いですよ、今日はだいぶましすけどね 佐藤:あまり酷いときはこの部屋に寝るから み江:そうか 佐藤:み江さん酒呑めないに酒の瓶がたくさん置いてあるじゃないですか み江:うちでよく宴会をやるからです 佐藤:あれどこの酒ですか み江:この大きいの、あれはなんだろうな〜うちに来る人たちが勝手に持ってきておいてある酒です、私はよく知りません 佐藤:高級そうだ、そうか。 話戻るけど。岡田先生の家に泊まって、デザインイースト00の総括を岡田先生の大学でやろうということになって。授業をやった。 その前に、俺の家での建築あそびの記録 その後の柳原さんの聞き取りをして。 授業の後学生さんも交えて宴会をやって。 (絵:2009年12月9日 京都工芸繊維大学にて) 数日後に岡田先生の弟子の川勝さんお家に 人を集めてもらって、宴会した。松岡聡さんとか、渡辺菊眞さんとか森田一弥さんと ま大勢の人が集まって来て、建築あそびin京都冬=じゅっくりの会(そのときの記録)をやったですよ 川勝さんの家は間取りが郊外住宅型で細切れな間取りになっている、高級住宅なんですよ で、一同に集まれないんですよ。ここは全部襖はずすとスッポンポンのワンルームになるので集合写真もとれそうだ、そういう意味では建築あそびの会場に向いているね み江:ここ使い勝手いいですよ。 佐藤:北山の家は建築あそびには向いてない間取りなですけど、それでも強引に借りて各部屋・部屋で思い思いに集まって分散的にワイワイしたんですよ み江:誰の家ですか 佐藤:所有者は誰のもだか分からないですが川勝さんと榊原さんが住んでいました み江:はいはい 佐藤:川勝さんち間取り細切れだったので2階と1階に別れて ワイワイを同時進行して その日の全体は誰にも判らない 世界そのもののようであった、それはなかなかいい大人の社会そものででした。が、集合写真 撮りたかった 。まあ道路に出れば撮れたんだけど、集まってくるのがみんなバラバラの時間だったのでそうもいかない み江:なるほど 第一章 その02へ |