2010夏 ことば悦覧 in うるとらまんchin々 (仮想領域 大坂・京都) | |
HOME 01 たかぎみ江 02 井口夏実 03 江頭昌志 04 満田衛資 05 井口純子 06井口勝文 07 水野大二郎 08 永岡弘 09フォラムin大阪雑感 10 2010夏えいぞうさん家 |
|
水野大二郎 博士 「デザインイーストを語る」 聞き手:佐藤敏宏 その01 02 03 04 05 06 07 |
|
その02 | |
佐藤:試行錯誤 戻っているけど進んでいる 水野:だから僕らの記憶だと、えーとね 去年の資料とか今ちょうどデザインイースト01、今年の 準備しているんで、見てみたいりするんですけど。開催と何時 最後のゲストが決まっているんだよみたいな あははははは ふふふふ 見直すと全部違ったりするんですよ。どこで 最後決まっただっけ〜 みたいな。恐ろしいな〜と。自分でちょっと振り返って見て思いましたけど。とにかく最終的に5人になった実行のメンバー、多田さん僕含めて、最初の3人。よくまあ頑張ったな〜って ふふふふふ 最後の方 佐藤: ワザト そういう目的 追い込み筋でですか のようなね、 水野:本当にね〜不慣れだったってこともあると思うんですけど、自作自演だったのかな。なんか無茶苦茶な 佐藤:目的合理に堕ちないための確信犯 な感じもするけど そうでもないのかな 水野:確信犯的にやっていたのはもしかしたら柳原君なのかも知れないですけどね 佐藤:自分たちを 自分たちで追い込まないと新たな能力が展開できないぞと 水野:そうですね、本当にギリギリまで追い込んで。より良い案を出そうみたいな、本当 最後の最後までやっていたんで 佐藤:自分たちを鍛え上げる機会に、観客にもちょっと力をもらってと、初めての活動内容なので そういうやり方はいいですよね 水野: 良かったと思いますね。うん、少なくっても僕らが求めているものっていうのが観客とか、参加してくれたデザイナーやアーテスト、建築家の人たちに 佐藤:出来上がってないぶん 事態を共有できる よね 水野:凄く共有してもらえたっていのが僕は本当に嬉しかったです 佐藤:枠組が出来上がって、講師の ありがたいお話しを拝聴するような枠組でななかった よねと 水野:ふん ふん 佐藤:みんなで集まって俺たちやること考えるのよと。そいう態度 参加が共有できてたと 水野:そうですね 佐藤:そこで柳原さん、家成さんのそれぞれの勝手な欲望を持ち寄って、それぞれ違うことを考えていたんだけど 全体が動いて、あとで振り返るとこうだったと、後付で巧いこと言ったりはできるけど。そうはさせないじょ〜とインタビューしているわけですよ 水野:ふふふふ、振る返ってみると本当ね 5人が超並列もいいとこで、無茶苦茶なんですよ。ジャンルが被っていないじゃないですか。家成さん建築で柳原君もちろん建築も兼ねてますけどプロダクトが中心だったりして、で原田君グラフィックで、多田さん編集で僕一応ファッションとかデザイン研究じゃないですか。全然関係ないんですよ。 佐藤:まとまりそうもない関係がよく駆動したとい 水野:あはははははは、で烏合の衆が至る所のデティールにぎゃーぎゃーぎゃーぎゃー文句言って 誰かどうにかせいみたいな感じで やっていった結果が 最後意外と、お!これ意外とまとまってる〜はははははは まあ何とかなったかな 佐藤: ツイッター時代の幕開けに 相応しい確信犯的 やっているんだよね 水野:実はやっていたのかも知れないですね、やっている5人が意外と楽しみながらしんどかったですけど。楽しみながら、ああこう来たみたいな感じで。じゃ 俺ははこう行く 佐藤:その追い込み方聞いていると 家成さんの若いときの活動そのままだね、体力だけでぶち切っる 金はないけどまず やる 水野:本当にはい、金なんて だって〜去年結局スポンサーからお金をもらったった こと無かったんですよ。 快いスポンサーが居て200万ポンみたいなのが無くって チケット販売でどうにかやりくりしたっていう。 本当に終わった後が、会計をね 確かね最後みんなでしてみたんですよ。そしらたら、僕らはその時点でもうこれは諦めようと。今年は個展をやったということにして 佐藤:なんぼ足出す 予定だったの 水野:一人マイナス30万ぐらいで済んだら まあ良かってことにしようよってことで一回目だし 言ってたですよ。 佐藤:自腹プロジェクトを 覚悟してたと 水野:そうですかなり自腹プロジェクトかなと思っていた、ほんで 会計してた 多田さんが変な顔し始めて。あれって。もう一回計算やりなおさせてくれ って ぱーっとやったら。あれこれプラスに成っている〜気がする 佐藤:かっこう わるくなってしまって 水野:プラスになっていると 気が付いた 計算したらプラス数万円で 佐藤:こりゃ〜 打ち上げだと 水野:はいそれで全部無くなりましたははははは 佐藤:すこし赤字にしないとね ははははは 水野:もちろん協力してくれたボランティア・スタッフにも還元しなきゃって、ありがとう! パーティーして。 日当は払えなかったですね。で完全になくなりました。本当に申し訳なかったですね〜ボランティアの人は本当にボランティアで。 |
|
佐藤:そこに参加したという記憶と 誇りが残る からね 水野:そうなってくれることが僕はとても嬉しい 佐藤: ただ働き であるがゆえにボラティアスタッフは主催者5人を鋭い目で見て批評するとこが出来るわけでしょう 水野:そうですね〜 佐藤:内部批評の視線が沢山あるというのはいいよね 水野:今年のアシスタントデレクターをやっているフルシマっていうのは去年ボランティアスタッフだったんですよ。僕が会場で色んな人が来るし、ちゃんとやれよみたいな感じでめちゃ厳しく言っていたんですけど。いざ始まったらわははわははってビールばっか呑んでいるんで。なんか凄く厳しいけど実は楽しんでいるんだ。イベントに賭ける情熱が伝わって来ました みたいな感じでメール来て。なか そうなのかな〜あははははは俺そんなだったっけ〜かな みたいな感じで ちょっとおもしろいなーと思ってみました 佐藤:誤解 誤読はいいよね 水野:そうですね、僕が大学で学生教えているからってこともあるんですけど。学生に見てもらいたかったのは、その場で色んな建築家やデザーナーが交流しあってネタをドンドンそこで共有したりするんじゃないですか。そういう場所に関わってもらいたかったんですね。積極的な参与を通して自分の思っているデザインの仮説であるとか。 佐藤:場で一つ一つ の現象が各専門家の職能を通して立体化されている。その場を学生に直に体験させたいと 水野:そうなんです 佐藤:多様な欲望が一つの点で交差している様を見るようなイベントに参加する、そういう活動が成立する ということを目撃すると 場をつくり体験するというのはね、近頃の 教育の手法の一つですよね 水野:そうんなんです。本当だったらば レクチャーをやったら みんな真面目に聞いて終わったら感想を、それが願わくばその場で来場しているデザイナーとかがウロウロしている訳ですから、参加しているアーテストが。捕まえて聞いて そこでもう一回お前レクチャーやれよみたいな。俺クチャーやれよみたいな感じで 佐藤:ふふふね 水野:思ったんですけど。意外と参加してくれたボランティアスタッフの中には何かもう疲れたナーみたいな感じで、友達同士で 佐藤:もったいないよね 水野:もったいなーとおもいましたね みのり:おちんちんぶちゅぶちゅびゅー 水野:あははははは 佐藤:また また 襲撃されております そのまま文字起こしちゃうよ〜 水野:このまま入っちゃう ふふふ 水野:そうなんですよ、だからそういうのが今年もっと加速できたらいいな〜と思って 去年参加してくれて今年もおそらく参加するだろう学生には、その場を提供しているというか、場をつくり出すことに関しては君らも一員だから、そういうふうな積極的な参与っていうのを促してはいるんですけど 佐藤:自腹プロジェクトになり 足出たのが40万で予定より10万多かったと 喧嘩しているのを見せるのも 勉強としては いいんだけどね 水野:あはははは、本当はそこまでね あははははは 遣れると面白いですけど 佐藤:お金廻りに関しても教育だもんね 水野:そこまで全部オープンにしちゃっている っていうのも ありますね。意図的にやべーって言って。みんなが何!っていうふうに引き付けさせるっていうのもはい。 佐藤:今年は大赤字になるように期待してますよ ともにあはははははは 水野:今年もね早くも出費が始まってるので。心配してます。去年の実績成果が一応そこまで出てたんで、何て言ったらいいんですか終わった後に行政の人たちとか、ないしは大学の関係各所から呼ばれるんですよ。講義してくれって。誰かしら一人か二人行くと。 そこで話をして ボランティアやらして下さいっていうこともあるんですよ それで だいたい今数十人ぐらいかな。集まっているんですけど |
|
佐藤:将来は 行政や大学の領域に行かないといけないと 話したけど 本当に実践しているのはいいですよね 1回目なのに反応早すぎるけどとも 水野:そうですね。 ただす :たべた 佐藤: 何々 水野:ブルベリー食べたって 佐藤:ブルーベリー食べてるのね 水野:庭に植わってますから 佐藤:行政の人たちにも呼ばれたりしてる 水野:はい 佐藤:取り込まれてしまわないようにするのが難しんだよね。ここから勝負ですね 水野:行政のイベントに呼ばれて クリエーティブ・コミュニティーとは と言ったときに、行政づくり 行政指導のイベント作りでは そのターゲットも甘いと。 で今WEB2.0以降の社会の作り方っていうのはコンテンツありきで、コンテンツをどれだけ深く作ってそれをどれだけ共有するか っていうことがある訳だから。いわゆる一般市民向けのことを みのり:ぶじぶじばー 佐藤:みのり君に 負けないでしゃべりましょう 水野:あはははは一般市民向けに増やそうっていうのは的はずれの事にもなるんじゃないかとか。僕らは現場に居る人達がやっている切実なニーズが有るわけじゃないですか。それとかけ離れてることかも有るんじゃないか。 佐藤:市民を舐めているんじゃないか と 水野:ということを話したりするので プレゼン終わると勉強になりましたふははははは 佐藤:水野さんは ペケだ となるかな 水野:でも、行政じゃない人たちに やっぱし受けは凄い良いですね 佐藤:その溝がね〜行政も毒を一回腹に入れてみて 自立していくかたちになればいいんだけどね。こいつは取り込める奴なのかどうか そこで観ているんだね 水野:そうですね 佐藤:自腹だから崩れないけど。 その的に当てにしてしまうと 飼われていアナーキズムであるかのように 初期の自腹覚悟が崩れチャウ可能性があるんだよね 際どそうだね 今年と来年あたりは。今年成功すると全国各地から座敷が掛かるじゃないですか 水野:そうですね、それだったら それで本当にマイクロペイメントシステムを使ってみんなからちょびっとずつ お金おくれっていっていうので どうにかなるかな〜とか。 どうなんですかね〜 佐藤:経済の自立が肝だからな 行政のお金はシステムだから 日本は市民が自立が少ない して活動が少なすぎるからね〜 水野:そうですね〜 佐藤:そこが分かっていて ここからが 一番難し点ですよね 水野:そうですね、本当に そこは 佐藤:住民の方もイベント開いてもらって有りがたいとこを教えていただいて満足して終わり。上からありがたいとは下りてくると思い込んでいて。 自ら行わないのが140年ほどの恒例に行政行事に なっちゃているからね 水野:そうなんです、その剥離した状況にあるので。 あ岡田先生だ 佐藤:どうもどうも 水野:こんにちは 佐藤:一緒にしゃべりませんか。水野さんは そこら辺の問題を知りつつ取り込まれながら 取り込まれないという プレーが出来るようだから。相手の腹の中で孵化して成虫になってしまうこともありでしょうしね 水野:そうですね僕はそういうのは 凄くいいな〜と思いますね〜 みのり:ばばべべべべ 水野:でも一番難しいなと思うったのは みのり:ぶじびち 水野:あははははは デザインでイベントでやったら展示会みたいなふうに みのり:ぶりぶりば〜 佐藤:そうかそうか 水野:なっちゃうところなんですよね〜展示会で物が売られているっていう状況と あとはそれに合わせて ある。 たとえばイベントがあって。凄く偉い人が来てありがたいお話しを聞くと。で終わりという、それもったいないよな〜っていう気がするんですよね〜、もっと密接な関係性をつくるためには 別のやりかたはあってしかるべきだと。デザイナーにしてみても、参加させて頂きますっていうかたちで高いお金を払ってやるっていう仕組み。ブースを買ってとかっていう以外のやりかたもあっても良いかな〜て 気はしています。 佐藤:そうだよね その03へ |
|