2005−08−06 小林聖明さんと建築あそび 記録    home 
   プロフィール   02年高山建築学校 その1その2     フラット その1その2 
  
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 ★フラット その2

 これはぽむ企画という女性二人の建築批評の方がいるのですが、その二人と行く名古屋建築ツアーというのをやったんですよ。名古屋にどういう建築があるかというのはおおよそは知っていたんですけど、実際歩いてみようと

勿論この二人はこの町を知らなかったこともあって、僕らの中で町をどうプレゼンできるかというか、そういうような企画で、やってました。朝の10時から夕方6時ぐらいまで、はじめ20人ぐらいいたんですけど、段々人が減っていって、勝手にみんなフェードアウトしていくんですけど。

  会場 わらい

ズート歩きっぱなしという感じで。で1人1人が担当の建築を説明してというようなことをやっていました。これ市役所です。みんなで盛り上がって記念撮影をしちゃおうということで、この日は夜帰ってきてから一寸した反省会をやって、翌日に名古屋に一泊していただいて、せっかくツアーでぐるーっと回れるようだったら、「あれ面白かったね〜」それだけで終わってしまうのですけど、次の日に一寸「名古屋を切っていこうじゃないか」・・話をして、・・

およそこいう感じで、この時は月1回のペースでやっていたんです。ある時から月一回やることが目的になってしまうと詰まらないから、ということで、休みを入れて

一応これが今まで続いて、もうすこしで30回を迎える。学生主体で企画して運営してということから行くと、まだまだですけど、一応30回も続いたのかな〜という一寸・・。

 ● パラサイト建築 競技

この時はここにポスターが写っているんですけど、宇野享という方にレクチャーをお願いしたんですが、学生のプレゼンテーション大会になったのがありました。この時の題が「パラサイトアーキテクチャー寄生する建築、都市の中に対してどこか場所を見付けてきてそこに提案していくというもので、いわゆるゲストの人が喋るんじゃなくて、ゲストの人が学生の人に仕掛けて学生同士が話し合う



  

僕たちも4、5人のチームで名古屋の変な場所を見付けてきたんです。これが伏見という駅とつながった地下街なんですけど、実は200mぐらいの、地下の直線状の空間があって、日本では2つしかない自治組合で成り立っている地下街らしいんですよ。もともとは伏見の近くには長者町という繊維街がありまして、問屋さんとかが いろいろ入っているところなんですが、これが入り口なんですが、夜7時になると締まるという。

これ何が面白いかというと、こんな変な通りなんですけど、これが黄色いラインの地下鉄、伏見駅という駅のプラットフォームから出たら直ぐ商店街なんですよ。
この特性を生かしてなにか提案が出来ないかな〜と考えて、伏見というのは凄いオフィス街で、朝夕のラッシというの結構凄いんですよ。

すみませんわかり難いんですけど。僕らの提案としては「この壁に穴あけれないかな〜」というお馬鹿な提案なんですけど。ここに掲示板をいれるガラスのケース入っているのがあって、ここをぶち抜けるとしたらこういうフィルム状の壁が出来る。

そうしたときに、お店側の空間にミニシアターとかカプセルホテルとかいろんな、中身を入れていく、そうすると、電車が通過するときにバラバラバラとこう・・・風景が見えるという、そういう間抜けな提案なんですけど、よく地下鉄ってどこに着いたか分からないことがあると思うんですけど、それがこういう形でここを過ぎたら伏見というのが分かるという その単位。

わりと空き店舗が目立ってくる商店街というのが電車から見えるというので、リアルタイムで広告になるという、そういう事を考えてました。

 ● de NIGHT 
田中浩也さんが写っているレクチャー

s:あほんとだ

このあともこういう形でドンドンドンドンレクチャーが続いていっているので、ちょうどフラットが1周年を迎えるときにde NIGHTという、夜通しレクチャーやってやろうといく企画をやりまして、夕方の6〜7時から翌朝の5時ぐらいまでですけど、講師の方も3人お呼びして、ここで喋っていらした横関ひろしさんという方と、実は初めてこのとき五十嵐さんにお願いして喋ってもらい

 会場 微笑む 

ここでもやっていたんですよね・・「ワラッテイイトモ」の上映会を真夜中12時にはじめようということをやりまして、凄い怪しいなと思うんですけど、真っ暗な中でみんなが一点モニターを集中して見るという、変なことやっていました。

これがレクチャーの風景なんですけど、大体毎月一回で30回ぐらい


 
● シュウマイ 

次にシュウマイという活動なんですけど、シュウマイって食べるシュウマイじゃなくて、毎週住宅を作る会という運動が、僕らがはじめる4・5年ぐらい前に東京で始まっていたんですよね、毎週住宅を作る会の毎週をひっくり返して、週毎というキャッチにしただけなんですけど。

わかりやすく言うと、建築版の俳句のようなものです。テーマを与えてそれに対して住宅という括りの中で模型だったりとか、図面だったりとか作ってきて、学生の間で批評し合うという、このときなんでコレをやろうかと思ったかというと、僕たちの大学というのがわりと先生とピンポイントでいわゆる課題のスタデぃーを見てもらうというかたちだったんですけど、本当にともすると先生が気に入るようにというか、先生の意見をいかに食うかみたいなことで、学生同士で言い合いというかぶつけ合いみたいなことが無かったので、それを一寸やみようと
 


 例えばこれれはという題だったんですけど、それに対して色んなそれぞれ個性が表れた作品が現れてきました。これが一番はじめにやった、僕たちの名前のフラットという題でやった

  佐藤 笑う  

  

へへ・・(笑い)こんなかたちで色々な作りがある、。あるとき僕ら学生だけじゃなくて、後で話が出てきますけど、名古屋建築会議というN.A.C.(ナック)と呼ばれるものがあるんですけど、名古屋建築会議というのは若手の建築家の人とフラットの先生に当たるような人達。五十嵐先生もメンバーなんですけど、その人達と一対一、フラットのメンバーとナックのメンバーがこう組んで、シュウマイをやろうということをやりました。、

プロと学生と話をしながら、この撮った映像を展覧会で流したんですけど、こういう感じで・・当然 数が・・凄い数になってきて、あるとき節目に1年経ったくらいに、展覧会をやりました。

これがさっき言った模型なんです。その後ろにプレゼンボードを使ってパネルなど、文字とかイメージとか書いてあるんですけど、こういうのが90個ぐらい、並んでいてその一つ一つの模型に対して、LEDのライトが当たっているという。数で見せる

佐藤 笑う 会場もわらう 

展覧会でした。

i:シュウマイでやったやつは全部どこかに保管してあったの。

してました。それよりも壊れているのがあったので補修したりとかしましたけど、こういうのが節目でやりました。

  ●  フリーペーパー

 ともう一個は 、こないだ建築あそびに来たときに持ってきたのですが、フリーペーパ−がありまして、フラットもwebは持っているんですよ。こういうこれに見えるフリーペーパーという A3を折った、これを毎月500部作って。大学に置くwebというものととしてのペーパで自分たちの活動を伝えていくという、だと思います。

すごく迷っていて、はじめに正直 名古屋をどうにかしようと・・面白くしようということはみんなで言っていたんだけど、具体的に何が面白のかということが、どうなれば面白いのか分からないわけで。ただ愚痴ってたりするだけだと何も始まらなかったりするので、「とりあえずやってみるか」ということで続いてきました。

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