建築あそびin竹屋 2008年2月10〜11日  home  

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               偶然の出会い O1 

 
何で? 話合うの? (会場 福島市内の旅館 竹屋 客室)

佐藤:2時間7分て、何?
伊庭野:残り時間
藤村:それ入れといて、もし一杯になったらこっちに入れ
佐藤:PC持って来てないの 皆〜
藤村:持って来たんですよ

佐藤:
じゃ−それに入れて。はい。文字起こしの時、困るので。「今日は2008年2月10日で〜す」と言って置かないとね。

東京からはるばる来て頂きありがとうございました。

会場、こちらこそありがとうございました

今日私が、レジュメをはい(レジュメを配る)これは「この通りに喋ろう」という話じゃなくって、まぁ「こういうふうな事を喋り合いたいな〜」と考えていたのですが。話し合い午後4時からの予定だったが、もう8時になっちゃって。 ずれ込んだ原因は「俺が25年程前から設計した建築を、みんなで見て、遅くなってしまいました」

まず前半部の「ライブ・ラウンド・アバウト・ジャーナル(LRAJ)とは一体何じゃ〜?!」という事について話し合い願いたいと思います。

藤村:はい

佐藤:よろしくお願いします

会場よろしくおねがいしま〜す

  (覗いたら翌朝に)

佐藤:
たまたま、結婚披露宴のため東京へ行った。1月26日偶然ね。ネットで「藤村さんが何か、活動をしている」と知っていた。(会場微笑む)で、帰りにちょろっと覗こうと。(藤井:わらい)ちょろっと覗いて帰ろうと思って行ったら?

伊庭野:朝まで

佐藤:朝まで。翌日の始発まで居て、ちょろじゃ済まなかった。望外のね(藤村ほほえむ)幸せに。その時に最後に編集をなさっている現場の人に話を聞いて興味が湧いた。でもその話にはなかなか辿り着けなくって。有名そうな若い建築家とかね、(あの場で会った建築家の皆さん達との)話が長〜くなってしまった。 興味をもった編集の話がなかなか出来なくって。結局3次会の最後だよね。喋ったのね。

松島:最後の最後ですね

佐藤:本当はイナックス銀座の会場の構図のようにさ、終いが本当はメインなんだけど。「声の掛け方もやっぱり最後に成った」という。折り目正しい順序で(藤村わらう)場の構造をなぞっていた。俺もやっぱり順序を踏んで。最後に編集担当の皆さんとお会いした。いきなり最初に今日の内容を聞き出したかったんだけどさ。まぁ他の方々とも偶然の出会いなので。出会った時に盛り上がる話を捨てるのも、もったいないから。会場の流れに身を任せて。任せ過ぎそうだったのね最後は。外が明るく成って来て。(藤井笑う)呼び掛ける前にみんな解散しそうだったので、最後に編集者の固まりの場に行って、色々ちょっと突っ込んでね。ちょっとしか話し合いが出来なかったので、皆さんは反省会旅行も兼ね今日福島に帰って来て頂いた訳です。


  即電話する

佐藤:戻ったその日は日曜日だったからね。みんな会社休んでいるのだろうからさ〜。月曜日に日建設計の伊庭野さんの所に電話して「実はこういう事やりたいんだ」という事を言おうと思ったら会議中だったらしくって「じゃ〜後で」って話で「お昼休み電話しますよ〜」って言った。でもね気持ちが高ぶっているからね。(会場ふんふん)次に誰に電話すっかな〜」。それで松島さんに、隈研吾事務所に電話なんかしたこともないのに(会場笑い)隈研吾が出て来るかと思ったら、出て来なくって(会場笑い)「松島さんお願いします〜」「あぁ私です」みたいな(会場 大いにわらい)電話しても〜 今日このように実現するとは思っていなかった。

伊庭野:隈事務所に電話したら一発で出たんですか、松島が

佐藤:えーとね女の子だったかな

松島:2回目は僕でしたね

佐藤:伊庭野さんの事例が在ったのでね「話なんか出来ね〜だろう」と思ってさ「俺の意志なんか伝わらね〜だろう」と思ってたら「いや〜大丈夫ですよ〜」みたいな感じでさ〜(会場おおわらい)それで「実はこれこれこれで、お前ら何だ?」って話しました。

1月26日に藤村さんから指名された「佐藤さんはい乾杯音頭を」ワイワイ中にね。そこで「俺は3月末に14人インタビューしまくるぞ〜、条件としては独立系の建築家だけ」みたいな感じでさ〜。そう言って廻り見たら組織内 建築家の人だったよね。

組織内建築家の人たちともそういう話をしたかったんだけど。

「組織事務所の建築家はフランクに、バリアフリーで話してくれる訳は無いな」って先入観が有ったので、諦めていた。 (↑画像松島潤平)

前に何人かの大手ゼネコンに勤めている人とかに申し込んだ事も有るのね。(会場ふんふん)「なしのつぶて」って言うかさ(会場ふーん)相手にされない状態が在ったので。 俺は最初からそういう組織に勤めている建築家とか、建設会社に勤めている建築家。「企業内建築家」という者は「俺を相手にしないんだな〜」と。で、やっぱりみんな。「会社に説明するのも難しいんだろう」と。そういう事が在って。「あんまり無理せんで行こう」と諦めていたんだけどさ〜。

そしたら松島さんが「大ジョブですよ〜」(会場笑い)隈研吾事務所に勤めている「そういうの行けます〜」と電話の向こうで言っている?んだね。 「話合いが在るんで提案します、26日」と次の週だから 2月1,2日かな。

松島:そうですね

 この早さは何だ 

佐藤:「LRAJの反省会やるので、提案します」と。話してくれて、次の週の月曜日に、「福島に行きます」みたいな話に成って。今日トントン拍子で「3週間後には実現してしまう」と言う。この早さは何だ?

松島:スピードですよね

佐藤:この早さは何だ〜?当たり前だとも思うんだけど。やっぱり一寸普通じゃないな〜ってね。今日の会議はこう言う経過で開きました。

藤村:はい

 1月26日 

佐藤:LARJ・ライブランウドアバウトジャーナルの会場の話をすると。最初に俺が踏み込んだ時に、編集している所・かたまり・場所がさ〜。別の会社、違う会社の人達が、違う処で何かしているんだろうな〜と。 みんな真面目でうつむいて。こんな事(PC操作のまね)してるからさ〜。下向いてパソコン使って、会話してないからね。

藤村:ええ

松島:普通のオフィスに

佐藤:普通のオフィスの受け付けで「(違って)御免なさい」みたいな(会場おおわらい)感じでさ〜。俺、喧しくて御免ね、みたいな。まさかそこで話されてる言葉を編集しているなんて、夢にも思っていなくって。

  面食らっていた 

佐藤:
俺が行ったのは4時過ぎ、5時ぐらいだったのね。だから「ほとんど終わり〜」最後の2コマで終わりみたいな感じだったので「全体のこと分かんないしな〜」

話聞いていても「批判的工学主義」とか言って柄沢さんと南後さんとさ〜藤村さんが訳の分からん事を(会場おおわらい)言っていてさ〜。「モデレーター」という人が社会学者でさ〜、聞いていると同じ言葉を使っているのだけど、共有していないのね。概念をね。(会場、ふんふん)「これは、なんじゃ〜」例えば「アーキテクチャー」という概念があるじゃない。情報系が言うアーキテクチャーと建築系が言うアークテクチャーって全然違うんだけどさ〜「違ってるの分かってんのかな〜」って最初に疑問がね(会場ふんふん)

松島:その質問でましたね

佐藤:さっきも道々話していたけど。2000年頃かな、田中浩也さんの家に逗留してて、東さんの本『郵便的不安たち(朝日新聞社 1999年) という本を見て、それから『動物化するポストモダン―オタクから見た日本社会(講談社2001)を見ていたので。後「情報自由論」というのWEBで公開しているじゃないですか。それを見ていた。

ネットの世界で言う「アーキテクチャー」というのはこういうもんですよ〜みたいな。要するにプログラミングは使用者に不可視だという話だと思うですけども 、誰か作っていてその意志や思想が よく使い手が分からない、みたいな話だと思う。1月26日の話で言えば「アルゴリズム」というのとね。たぶん建築で言えばアルゴリズムなんだよ。アルゴリズムって見えないじゃないですか。アルゴリズム的思想みたいな。意味は共通しているんだけど、乗り合いの仕方が悪い。乗り合っていない。

会場:ふん〜ん

ズレって言うの、いきなり聞かされて「なんじゃこりゃ〜」「みんな何に喋っているんだ〜ろうけど、交流する気あるんか〜」みたいな。聞いていてもさっぱり分からないし。

次に「中村拓史さん」という人が出てきて。環境問題みたいな話から私こんな事やっているって。その中身は良く分かりませんでしたけど、戦略については解りましたね。その次 吉村靖孝さんかな、その話を聞いて「なるほど成るほど」とか言って、遺品記念館戦争の・・

松島:予科練

佐藤:予科練の人達の遺品記念館と コンテナの寸法に擬態相乗りするプロジェクトを見せてくれた。実に興味深いと。質問したい事、インスパイアーされてね。一杯聞きたかったんだけどさ〜。その時午後9時だ。「さ〜吉村さん終わった帰ろう」と思ってたのよ。終わってみたら知り合いが一杯出て来て、「ああでもない、こうでもない」と喋った。「せっかくだからさ〜家帰るのもったいなくなって」ずーと喋っていたい訳ね。喋っていたいけど、そうもイカン。荷物預けていたので、受付に取りに行って「あそこの会社の人、なにあれ〜」って言ったら「編集中だ」って言うわけよ。

松島:わらう、今まで分かんなかったの?

佐藤:わかんないね

松島:渡すまで


  異様な人々 

佐藤:
出演者が雛段に一列に並んで、フリーデスカッション。アウトプットした品、渡されていないけど、編集やっている間の1時間半ぐらいの間にフ。リートーク入るじゃない

藤井;そうですそうです

佐藤:あん時は帰ろうと思ったの、帰るから結婚式の礼服など預けて置いてので。ふと見て、「あれ何?」って聞いたんよ。

松島:そこで聞いていただいてね

佐藤:何か異様な事をやってる、こいつらな。

伊庭野:終わっているのに焦っている奴が居る

佐藤:そうそう、なにかさ〜?。俺午後4〜5時に入ったからさ。みんな居なくなると思ったのにさ〜 みんなで盛り上がって、激しく何かやっているからさ〜

伊庭野:これは何かある

佐藤:これ何だと「これ何だ!」と説明が無い。知らないじゃない、だってさ。

松島:説明しているつもりなんだけど

佐藤:おれ、途中から行ってるから

伊庭野:藤村さんの声が小さかったのかね、セッションの度に

佐藤:合間に説明する時に、他の事考えたり、知り合いと喋ったりしている、だれか来てるかな〜みたいな。キョロキョロ  アナウンスに注意、集中してない

松島:休憩時間と一緒だからワイワイしながら言っているので

佐藤:話を15分15分ずつヤメ!ってな感じでさ。目次的な羅列的な感じなので

松島;そうです

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