金沢 ことば悦覧 2008年春 home 中村彩さん+橋本浩司さん ことば悦覧 3時間38分 080429 その01 その02 その03 その04 その05 その06 その03 31分 01秒 〜45分 07秒 橋本:いいですね 老後の楽しみに 20年後ぐらいやったら 佐藤:ちょうど 俺ぐらいの年齢に成っているはずです 橋本:うんうん 佐藤:おれ 今57才だから 皆さん20年経つと50才前後 年の多い人は57才ぐらいになるので ちょうど今のおれ 「私なにしとったんだろ〜」と悩みが深くなるかもしれないし 意外に計画的なんですよ わらう 俺が生きているどうか分かんないけど 中村:ふふふふと わらう 橋本:ふーん 佐藤:そういう持ち掛けって面白いとおもいません 橋本:変な人に当たると嫌ですね 佐藤さんの方が 中村:変な人 ? 橋本:わからん へんな言い方やけども あんまりこの人と会いたくないな〜という人も しかしたら出て来るかもしれない 佐藤:それは無いね なんでかと言うと 聴きにいきま〜と言うと 彩さんみたいに会ってみた〜っとメール来るじゃないですか、あれで判るもん 橋本:ふ〜ん〜 佐藤:あとは 会いたいと言っても 反応しない。建築あそびも 講師の方に「来て話してください」と言っても反応しない わたしこれこれこうで と呼びかけても 反応しない そういうこと 中村:ふーん 佐藤:「無理矢理来いや〜」みたいなことは 無い。講演料 お金払えないから 橋本:はいはい 佐藤:自分で喋りたいとか この人と会って色々話したいと思う人しか OKが出ないので そう言うの今のところ 無いね 。いきなり殴られたりするとか「お前みたいな者に会いたくない」と。 実は想っていたんですけど おれも。ところが色々喋ってみると楽しくなるから 盛り上がるばっかりだね 中村:へーい 橋本:ほー 佐藤:あと 皆さん人柄が良いのね 下心が無いの なんでだか判らない 橋本:みんな佐藤さんのこと知っとる人多いんじゃないですか。建物やっとる人は 佐藤:いや知らないよ 橋本:そんなことない ほー 佐藤:あんた 何やってんの? とか聞いて来る 人いる 橋本:ほー うん 佐藤:寺町の住人達も俺の事しらなかったよ。たまたま橋本さんは 橋本:うん 佐藤:ゼンカイハウスのフォトコラージュとかね (ゼンカイ ハウスへ) 橋本:はいはい 佐藤:見てたから知っていたんだけど 橋本:フルチンのオッサンって何かに書いてありましたね 佐藤:フルチンオヤジって言われている 中村:けらけらわらう 佐藤:フルチンって英語で書いてあるんだけど さっきのあいさつヒューバパイバ みたいなもので 橋本:堀井さでしたかね、なんか書いてあった 佐藤:そうそう 言っていた 橋本:どんな人なんかな〜と想って どんな人なやろと思って楽しみにしとった 佐藤:ゆわゆる FULL CHIN だから オバサン女の人に馬鹿にされてね 中村:ははは 佐藤:何なのよこのタイトルは〜って白眼 飛ばされ たんだけど 英語だから違うんだと言っているのに ダメなの もう駄目なの オバサンそこに興味があるわけだからね日本のフルチンから離れられないの 言葉遊びだめ。 オバサンはフルチンすきだからだね 中村:あは はあは 佐藤:フルチンでしょ〜って嫌いつつ喜んでいる 意味が違うんだって言っているにの、信用しないの アホネン と同じで 日本語で聞いてくれちゃ困るんだけど 何処かの国の方や宇宙人が聞くと 高貴なお言葉 珍味な食の名前かもしれないし 中村:はははは 共にわらう 佐藤:そういう なんであんたフルチンをイメージするの 宇宙語を想ってよと言っても 幾ら言っても だめだから 橋本:むりやり ね 佐藤:当て漢字とか多いのに 当て英語 共におおわらい あって良いだろう〜 最初にHPのタイトル決めるとき この当て英語する人間は おれしかいないだろと 橋本:うんうん 佐藤:やっぱり居ないね 橋本:はははは 佐藤:皆さん高貴だったり 意味ある人間に成りたいみたいで。色んなハイカラさんの名前など色々やるよね 橋本:うん 佐藤:最初からこのスタイル ズーットだからね PC使えなかったんですよね 文字起こしも なんで始めたかって言うと 俺の説明しててもね 中村:いいのいいの 佐藤:PC買っても ブラインドタッチ出来なかったから 中村:はい 佐藤:一番最初に 建築家の文字起こしやったんですよ 中村:はい 佐藤:どうせなら 建築家の話している声を聴きながら 橋本:はあはあ 佐藤:文字を 橋本:練習ちゅことですね 佐藤:ブラインドタッチに近づこうと 思って 。99年頃 最初に起こしたのが、1995年 篠原一男の講演会の文字起こし 橋本:ははあ〜 佐藤:友達の美術館が在った そこは直方体の森って言う 篠原建築で。 それ住宅だったんだけど、美術館に。お父さんが死んじゃったからね 橋本:うん 佐藤:中村正義の美術館 で。そこに篠原先生が来て話した。たまたまビデオがホッポってあったので 「これはもったいないと」 言葉を文字に加工し共有の資源にしようと思い立ち 「おれが文字に仕立ててやる」とか言ってね。ただ詰まらない話を文字起こしするもの 面白そうじゃないので PC出来ないので2重苦になては いけないので 建築家の話を聞きながらだったら PCブラインドタッチ練習は耐えられるだろうと思ってやったら、 20日通しでぐらいかかったね。(WEB公開は出来てないが、記録は美術館んて見ることができる) 橋本:ふん 中村:う ひょ〜 佐藤:1時間半やるのに 共におおわらい 具合悪くなったよ 肩こり背凝りで 共におおわらい なんでこんなんしてんだろうと思って 1時間半で20日も掛かるんだもの〜 ブラインドタッチの道は 目の前が暗くなったね 出来ナインだ ものだった。PC買った スイッチ入れれば良いと 言われただけだ。でも出来ないねPC使うってのは 橋本:うん最初そうですね 佐藤:最初 出来ないよね 教えてももらえればいいけど 今では1時間半文字だけだったら朝から晩までやれば1日で起こせるけど 20日掛かると難行苦行って感じで PC見ると気持ち悪く成ったってね 中村:うっふふふふふ 佐藤:やりたくね〜と本当に骨の髄から思思うんだけど。ずーっとヤッタ 20日間 。その後 建築あそびも始めて やっぱりブラインドタッチの練習三昧 やっぱりやる ビデオ撮って、見ながら・この人は何を話したんだっけかな〜と 。酔っぱらって忘れているからね。 橋本:うん 佐藤:盛り上がっている てるからその場は。さっき何喋ったか思い出せないでしょ 橋本:ずーっと録音してたんですか宴会の時にも 佐藤:最初はそうだったよ。あとでやや小賢しくなって やや講演内容 とその後の ワイワイだけに。テープ代の銭が無くなったので。それと HPの無料の容量が10MBだったのね。 今は100MBまで 無料になっているんですけども 。お金払ってまで やるようなもんじゃないので 。メールアドレス取ると付いてくるんですよね。そうすると100MBまで無料なんですの。 中村:うん 佐藤:それでその範囲で省略してアップしてるんですけどもね。今でもブラインドタッチ練習 かたがたね 最初から文字起こししてて 渡辺豊和さんが12時間しゃべっていたので12時間起こしましたよ。 橋本:何時から何時まで喋っていたんですか 佐藤:12時から夜中の12時まで 橋本:あああはは 佐藤:静かになったと思ったら寝とった かいじょうおわらい あら静かになったぞ〜と それ全部起こした 中村:へー何文字にぐらいになるんだろう、凄い量ですよね 佐藤:大体ね1600字が50枚ぐらいだから60000〜 80000字ぐらいですかね 中村:はーああ 佐藤:凄い量ですよ 印刷すると量が多いから 一度してた。ななんじゃこれ〜と驚いたので、建築あそび記録をその後 印刷したことはない 見てると大した量じゃないんだけどね 脱線しててますね〜 佐藤:それで民家に行って 橋本:イタリアの民家に行って 佐藤:イタリアでナイスな自分たちの本を作った話から脱線しちゃったねでも本を作る話は あんまり無かった ここで出来たので良かった。それ参加して下さいね 橋本:はい 佐藤:必ずどちらかが先に出すようにね 日にち分けてね。一緒にくると順序どうしら良いか判らなくなるからね 時間ズラしてもらわないと困る そう言うことでやりましょうね こんな本作って、自分で訳付けて。世界に2冊しなかい かっこいいね〜 それは誰にも見せないんですか 秘かな楽しみ 中村:誰も見せてくれっていわないもの いれば 橋本:こんなん見れるわけないので 佐藤:仕立ても格好いいね〜ミニマム編集装丁で 橋本:そうなんです 中村:もうちょっと大きかったんだよね 佐藤:これは自分でデザイしたんでしょう 中村:いやいや 橋本:元々 こんな本 佐藤:ああ日本語訳をつけたんだ 橋本:そうです。ぴゅーっと付けただけ 中村:これはイタリア語と その現地語で書いてあったので 佐藤:ああそうか 橋本:現地語取って 中村:現地語とって日本語を入れ換えたの 佐藤:これはコピーですか、PCで読み取って? 中村:はいそうですね 佐藤:すごいな〜 中村:のりで切って貼って 微笑む 佐藤:すごいな〜 一人で 格好いいね〜 橋本:面白かったね、牛と一緒に住んどんだもんね 中村:そうそう、牛の暖かさで 暖まった 佐藤:凍え死なないようにね 中村:うん 橋本:ベットの下には野羊がいたり 佐藤:そちらも凄いね 橋本:こんなん読まんと 全然知らんかった 佐藤:昔の日本の農家みたいだね 橋本:その通りです 佐藤:おれの家も農家だからさ 和牛を 棟続きで飼っていた。秋田の曲がりやのように土間の脇には飼ったいなかったけど 野羊がベットの下に寝ているか 中村:可愛いかったよね あのベット なんか 吹き出しわらう 顔が出そうな所に 佐藤:へージャー野羊一杯いるんだ 中村:野羊は、今はそうやって棲んでいる人は 居ないのかな 橋本:いない 佐藤:野羊飼ってバターかなにか作っているんですか 橋本・中村:チーズ 佐藤:チーズね はぁはあ 橋本:美味い 中村:これがまた おいしいんでよ〜 とひそひそ声で 佐藤:おれ野羊の乳のんで育ったからさ〜 橋本・中村:あ そうですか〜 佐藤:母親が母乳が出ないので 野羊の乳で育ってたとか 中村:けらけらわらう 佐藤:そう言われてた、俺は野羊に足向けて寝れないの 共におおわらい 野羊って呼び捨てないで 野羊様 橋本:おおわらい 佐藤:呼び捨て出来ない 橋本:へ〜 中村:そうですか ふん 佐藤:戦後だから 母乳が出ないので 粉ミルクとか無かったんじゃないの だから野羊の乳で 野羊に育てられた 中村:はははけらけら 佐藤:野羊に親しみを感じるな〜 橋本:面白いですね〜 佐藤:牛、戦後6年だから 生まれたの ホルスタイン日本の田舎では飼ってなかったんですね 野羊か〜 中村:野羊と一緒に育ったと言うか 佐藤:だから野羊の乳搾れとか言いつけられて 蚊に刺されながらやっったよ 中村:ふーん 佐藤:おれ小学生まで絞って呑んでたもん 橋本:昨日 歩いてたとき野羊飼っている人 見ましたね〜 佐藤:日本では野羊なにしてるんでようかね 今 橋本:なにしとんでようかね 佐藤:やっぱりチーズ作るか 美味そうやね 橋本: チーズですか。う〜まいですよ 実に 美味い うまかっったな〜 美味い喰いたい 共にけらけらわらう 佐藤:野羊 飼ってチーズ作らねば 田島せいぞうさんなら絵本かくけど 。それ作ってくださいよ公園に いいいな〜 目的がドンドン外れて行って 野羊談議 橋本:わらう 佐藤:ほんと 美味いのか〜 悔しい喰ったことね〜 中村:たまーに 居るんだよね野羊 橋本:野羊おるな〜 なんかつくっとるやろうな乳酸品 チーズかなんかやっぱり 佐藤:本当に見なくなったね 橋本:そうですかね 佐藤:福島でも見ないね 牧場へ言っても大型の家畜が多い それでそこでイタリアの古民家を改修して まだここ 金沢 に来てませんね 橋本:そんで へへへ 本当は直ぐにでも独立したいと 思ったんですけど そん時免許持っていなかったので 佐藤:ああ一級建築士無かった 橋本:なかったほんで 直ぐ受かるやろ〜と思って 落ちて やっぱちょと働かな〜と思った時に こういう民家再生 ばっかりやってる所があったので 佐藤:金沢で 橋本:はい 9割ぐらいそんな仕事ばっかり 佐藤:今やっている 橋本:はい 佐藤:寺町の民家もね アレモ改修できるんしかね、耐震補強ぐらいしてくれや 寝て心配だからね ともにおわらい 地盤が良いねあ そこ 橋本:あそこいいです 佐藤:寝てて車通ると判るんだ 揺れないから 中村:そうですか 佐藤:地盤ゆるいと ぐらぐら揺れちゃうからね 中村:へーえ 佐藤:豆腐の上に建ってたら 隣で車はしるとグラングラン揺れるけど 寺町の町家ある場は大型バス走っても全然揺れない から。たた音だけは がーがーって喧しい〜く 聞こえるけど 建物揺れない そ〜うと地盤が良いな〜と思ってさ 動物的感ですけども 橋本:あそこはいいです へはへは 橋本:この辺断層走ってますけどもね 佐藤:はあはあ この家は断層の上ですか 橋本:この辺そうなの 佐藤:活断層 そういうのも面白いよね 。そうかそれで 古民家をずーっとやっている 橋本:どっぷり これももう4年ぐらい経つんですけども 佐藤:古民家の改修のキーポイントというのは、それは何をするんですか ? 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