金沢 ことば悦覧 2008年春 home 中村彩さん+橋本浩司さん ことば悦覧 3時間38分 080429 その01 その02 その03 その04 その05 その06 その04 45分 07秒 〜1時間01分 44秒 橋本:あれは 僕は必要なとこ以外は割と壊して、それに合うように、付け足してむしろ解体して、も一回 作る場合もあるし 上持ち上げて、引き屋して 基礎やって戻す場合もあるし 佐藤:ああそうかそう 橋本:リフォームみたいんじゃなくって、根本的に足下から全部直す 佐藤:ああいいねそれ 橋本:金 掛かるんですけどね 佐藤:面白いよね 橋本:金 掛かるんですけど 佐藤:寺町の町家は一部土間に 床板はっちゃってた。台所とかにしているから あれ取って欲しいよね。俺のもんじゃないけど。 なんだ この町家?って戸惑うよね なんで不便で床貼ったんだ。全部とっとくれ〜と思わず言いそうになった あれ普通 無しですよ 橋本:ふつう無いです はい。最近 直しとるやつは 全部付けてますけども 佐藤:おかしいな〜俺が知っている町家じゃね〜なーと思ったけど 元に戻して 障子とか全部外せば 畳み6帖二つが能舞台のように浮き上がるよね 中村:あああ 佐藤:みんなは廻りで観れば 面白いじゃないですかね楽屋は2階 役者は花道の階段を 上り下り 入り廻る 中村:そうですね〜 佐藤:座布団渡して。土間にすわって見る 芝居ならぬ 土間居 橋本:福島も一杯ないですか 佐藤:福島市内はもう無いのではないか調べタ コとないです。 山形の尾花沢とか村上市とか 町家は西廻り船とか北前船とか 最上川の中継基地 尾花沢に沢山、そこから繋がって 宮城県に来ると 村田町とか 物流の拠点があるんですけど 残ってますね 橋本:ふ〜ん 佐藤:あんまり有名なの 調べた事ないんです。阿武隈川の一拠点の旧福島町周辺はみんな壊しちゃったのではないかな 橋本:農家もそんな残ってないんですか ?農家は残っているでしょう 佐藤:知らないね 注意してみてないので、我が本家は買われて移築したと言う話は知っている 建築家をやるつもりだったから 古いものではなくって これからの社会に対して新しい提案を主に考えた居た・生意気にね 橋本:ふーん 佐藤:そっち系統には やって下さいと言われたけど やらなかった。それは出来ないし。で農家を移築してね 棲みたいと言う人居たんだけど 断った。 俺がやる仕事ではないと 橋本:はいはい 佐藤:だから 無知でやると 互いに不幸になるし 自分はこれをやるぞ〜みたいな 決め打ち行為 だから オイラ さ 中村:fふんn 佐藤: やんなかったけど。詳細は 判らないですね。多分あるんだと思うんですけども。色んな改修の仕方はあると言うのは 僕もなんとなく判るけど 悪くなっている部分を入れ換えて 元に戻すって 感じですよね 橋本:基本的には 佐藤:わざとらしく改修する人居るじゃないですか 橋本:はいはい 佐藤:あれちょっと遺憾ね 橋本:居酒屋しゅみちゅうか 佐藤:はい居酒屋 のようなのあるよね 勘弁してほしい 橋本:あります。あります 佐藤:やっぱり、そういうのは現在 生活しにくいじゃないですか 橋本:うんそうですね 佐藤:そう言う点はどのように解決するんですか 橋本:それは全部生活しやすい様に勿論 して 佐藤:床暖房入れたりとか 橋本:もちろん勿論 ちゃんと機密断熱して 佐藤:はあはあ そうか〜 橋本:そんでも 意匠やらは やっぱり 新しい事をせんと これ最近の 佐藤:パンフレットを作って 橋本:会社のパンフレット 佐藤:じゃ ください 橋本:はい これが 佐藤:おおすごいですね、ちゃんと改修されて 橋本:なんちゅうんですかね。本当に 新しい意匠を取り入れてするちゅうより、昔の意匠を そのまま 佐藤:こういうふうにね こっちのほうが圧倒的に綺麗だね こう直すんだ 橋本:外観、直さないけど。いじる所は徹底的にいじるんですよ 佐藤:車のために付いた下屋を取り除いて 直すんだ 橋本 はい 佐藤:そうか 気持ちいいね 出来上がった時にね 橋本:うん 佐藤:やっぱり古文書とか見たり読んだり 橋本:そういう事も あんまりそこまでは してないですかね 佐藤:直感ですか、これはこうするというのは 橋本:痕跡やらなにやらで いろいろ 調査して でもその通り作るかちゅうたらそうでもなくって 佐藤:ふん〜ん あんまり無茶むちゃ主張しないで 在るもの本願ですか。 あるもの主義で。ある物の力を借りて こういいうものを作って行こうと 橋本:そうです 。そういうのも もう いっぺんちゃんと やって見たかったと言う気持ちに成ったんですよ。 佐藤:はぁはあ。宮本事務所からまたとんでもない処へ じゃんぷ〜 中村:はははは 橋本:基本は だから 一貫性が無いと言われている けど 佐藤:文学的で良いよね この移行 行動の深層が お前達はわらなないのか〜と 中村:ほほほho 佐藤:一貫性が無いと言うでしょう 橋本:いいますよ。でもあんまり 自分の中では 自然にやっておる 佐藤:そうだよね 判る。話 聞いていて無理がないので。どういします 。おれがやったら無茶だと思うんだよね 一貫性がないと言われても良いけど 橋本さんはこう言うかんじだな〜と 判るね 今までの経歴フインランドから イタリアの話やら聞いて。そうだな〜と 俺はそう言う経歴が全然無いので でここから独立されて 自分でやろうと 橋本:そうですね 佐藤:なんでですの〜? ともにわらう そんなむちゃ〜なみたいな 橋本:そうですよね 佐藤:そこが聞きたくってさっきから ぐるぐりかいてん 中村:けらけら はあっはは とわらう 佐藤:君はなんで独立して ああまだ独立してないんだ。独立しようとしてるのは初 たいぷ です 橋本:ですよね 中村:今後楽しみですよね 佐藤:五年 後に来たら あらやってね〜やとか ともにおおわらい 橋本:いっとんですよ 佐藤:ああ言ってある 橋本:そうです 佐藤:それは何でですか? 橋本;それはもう 自分にしか でけん 事がある 佐藤:あるようもおもった? 橋本:おもいますね〜 佐藤:自分しか出来ないぞ〜と 目星がついているんだ 橋本:はい 佐藤:自信たっぷりですな 橋本:自分なりにですよ そうです 佐藤:生意気でいいね ともにけらけら 橋本:他の人にとって価値があるかどうかは わからんのですけどもね 佐藤:ふんふん 橋本:自分は やっぱり一番欲しい 自分が見たい もんは これは自分にしかたぶんできやろうと そうです、それで 思いが強いので 自分で独立して 佐藤:やろうと 橋本:そんなん なかったら 別に せんでいいと思うんですけども 佐藤:そうだよね それで何時でしたっけ 辞めるって言っていたけど何時辞める 橋本:秋頃 佐藤:今年の秋には 橋本浩司設計事務所が ごろごろ倶楽部と合体 橋本:仕事 こな にゃろうな〜 共におおわらい 佐藤:ごろごろはフインランド語ではとても 有意義な行為と言う意味ですよと 説明書きをつけておけばいい 発音がごろごろですけどもねと 実は意味はとても奥深く高貴なのですと なにかネーミングを付けて自分でやろうと 橋本:二人で 佐藤:古民家と廻りを一緒に 橋本:民家と言う感じでもないんですけども 佐藤:たの頼まれたらやるんですか、一貫性なく わらい 橋本:でも自分なりに填った事がある。これに関わって。古民家改修に関わって填ったことは、そのまま活かして行きたい 佐藤:ああそうかそうか。あたらしいものも だからチャンポンに成る可能性が あるかな 。新たらしいのか 古いのかわからないような 暮らしぶりに。 橋本:そうですね 佐藤:領域横断てきな暮らし位置 そういう新しさを作る可能性をあるんだよね 橋本:はいはい まさにそうです 佐藤:文化そのものだよね。まぜ合わさって 新しいものが出る 橋本:はいそうですよ 佐藤:そう言う行為に関わるのは面白そうだよね 橋本:面白いと 佐藤:ピカピカのミニマリズムと古民家主義が融合したらどういう事態が起こるのか 中村:けらけらわらう 佐藤:ジョンポーソンをぶっ飛ばす作品を ぜひ みてみたい わらい 近代の抽象的なデザイんと 古民家がどうなって俺が融合させるのだうろ 面白いじゃないですか、タウトの桂 解釈じゃないけど 橋本:たぶん抽象的な空間は 古いもんと合うような気しないんです。今の処 対立するだけで 佐藤:はい 橋本:意匠はたぶん その伝統的な手法 を使って 佐藤:そんな事言っていても宮本事務所の思い出が吹き出てくる ともにおおわらい 佐藤:伝統が〜とか言ってても ワイワイガヤガヤガヤ 橋本:わからないですねそれ 佐藤:無意識、深層では 融合しているんだから ああなっとったわ〜と 橋本:そればっかりは本当に いざやってみんと 佐藤:わかんないよね 橋本:そうおもいますわ〜 変わって来ました 最初からだいぶ〜 佐藤:おれは変わったね パブリックとプライベートは 如何に実現するかと言うは変わってないけど 橋本:はあはあ 佐藤:アウトプットの仕方っていうのが 複雑に成って来たね 凄い複雑で 餓鬼の時期だからだと思うけど。さっき言った 建築を物で作ると言うのと 建築を考え支える概念としての空間と言うのを、あるていど一緒に出来る様になったね。 だから分解も出来る。だから物の中は 一般的には機能的な部分でしか 使わないじゃですか。 おれは文学的なのかも。 考え方のレーイア を 一個重ねて作ってあるんだけど それは使っている人は意識出来ない わからない 橋本:うんふ〜ん 佐藤;おれだけの下心 を投入してあるんだけども 中村:うんん 佐藤:それは見えない 他者には 橋本;というのは滑り込ませるテクニックが付いて来たちゅうことですか? 佐藤:もちろん。それから 人間は幾つの世界も横断して暮らせると確信した時期が20年位前にあった。なんでもできちゃうし てもよいんだと 。人を 爆笑させても建築に成る。千万家は 皆笑うんですよ 橋本:どういうことですか 佐藤:一千万円しかない住宅依頼されて ヤフー地図の写真で 見ると 1000と書いたように見える 橋本:ふ−ん 佐藤:ここインターネットありますか 持ってきてください開いてみましょう。 そう言うふうな家 でも機能的にも 使える 橋本さんと中村さんが来たら驚くだろうね その人植木やさんだから 橋本:ほー 佐藤:面白いことになっっている かっこいいよ 橋本:へー 佐藤:俺のたくらみは 形式をただ作っているだけなんだけども はっチュ者が1000万円しかないと。、じゃーそのまま1000で建てようと カタチでつくっちゃう 橋本:ああカタチをですか ああ見ました見ました わ 佐藤:それはダジャレと形式とか幻想とか かいろいろ言っているけど 実際行くとそうじゃないだよね 概念として1000みたいな事 聞いて思うとそうわらうんだけど 使い出すとその概念は消えて行ってしまうと言うか my長男がこんな載ってるぜ〜と 地図の在処をメールくれたんで知ったんだけど 日記に貼ったから 橋本:ははは 佐藤:あとで 開いてみましょう そう言うことは軽くできるように成りましたね いま何でもできますよ 橋本:57才とおっしゃいましたっけ 佐藤:そう 。8年ぐらい注文がないので 8年無収入で生きている 橋本:ええほんとですか 佐藤:そうです 実際に物でつくらなくっても 概念的なもの染み込ませて作っていたから 概念だけ取り出して 作ることも出来る ・しゃべって空間作ると言う 物と思い の 横断が自由に出来るようになった。そんな気がしてます。 建築は多様に考えられる 在る から 橋本:はい 佐藤:つくらなくってもいいじゃないですか 橋本:はい 佐藤:つくって 発注する人がいるので 作るとどういう風になるかと言うのが判る じゃないですか その人が許さないとか 社会が 受け入れないとか おれはそこまで出来るけども 社会の方が受けとめられないから 無茶してもしょうがない と思うので 中村 PCをもってくる 佐藤:僕の名前を入れて検索してください すぐ出てきます だから古民家のレーヤと 抽象的なレーあを 重ねて 抽象的な思想というのかな 橋本:ふんふん 佐藤:そういう思想を重ねると出来るものがある 出来ると思うよ それがどういうカタチになるかと言うのはわからないけど 日記をひらく そら大野庄用水の水門あったでしょう 中村:ああ 橋本:これは昨日アップしたんですか 佐藤:これは来る前に 2年半前に来たときに撮った写真長家の屋敷あとあるいて 大野庄用水遡上して撮ったものです 中村:ほ〜 佐藤:明日この日記みながら明日喋るんですけども ここの中村彩に会うって書いて あるでしょう これの写真は 神社と公園の違いを体験した 中村:へー 佐藤:新宿御苑と隣にある雷電神社 ともにパブリップなんだけども差異があって興味深い ここは自主的にお賽銭だけど、こっちむりやり200円取るとかね 中村:わらう 佐藤:これ会った人と 2ショットしてるのね 中村:はい ふーうう 佐藤:これだと 忘れないじゃないですか顔と名前 中村:あラブラブ関係と赤字で入ってますね 佐藤;そう 目がいくようにラブラブ関係 と インタビューの結果はこうしますと載せていて これです 中村:あ 佐藤:1000 橋本:ああはあは〜 は〜あん 衛星写真 佐藤:やふう−検索地図に住所入れるとこれが出て来る 中村:へ〜え〜 橋本:うん〜ん 佐藤:この建物がどんな建て物かと言うと 何か俺のHpの説明になってしまったな〜 中村 いいんです けらけら 佐藤:東京から社会人4人が押しかけてきて、君はなんだ とお互いに質問しあったので。おれはおれだみたいな事を 言ってね 中村:わらう 佐藤:その時の写真と感想が 松島潤平さんの日記にい一杯載っているので はしもと なかむら おお〜おお〜 中村:ああ ほんとうに ある〜 次のページへ |