U 六華苑(旧諸戸清六邸)
桑名の山林王として富を築いた諸戸家の二代目諸戸清六氏の新居として明治44年(1911)に着工され大正2年(1913)に完成した邸宅です。
鹿鳴館の設計で有名なイギリス人建築家ジョサイア・コンドルによる4層の塔屋(とうおく)を持つ木造2階建ての洋館と、それに連続配置された和風建築およびその前庭の池泉回遊式庭園などがあり、明治、大正期を代表する貴重な文化遺産として平成9年(1997)に洋館と和館が国の重要文化財に指定されました。
諸戸清六邸は平成2年(1990)に市へ建物が寄贈され、翌年土地も市へ売却されました。市が「花と緑と文化のふれあいパーク整備事業」として修復・整備工事を行い、平成5年(1993)より「六華苑」として一般公開されています。
桑名市内では唯一の入場料の要る文化施設ですが、コンドル設計の邸宅で、誰でもいつでも見られるのは全国でもここだけということもあって知名度が高まってきています。平成13年8月には庭園が国の名勝にも指定されました。建築と庭園が調和したピクチャーレスクな(絵のような)風景が楽しめ、人気の高い観光スポットです。
さあ さっそく六華苑をご案内しましょう!(文字をクリックして下さい)
●西洋館(重要文化財) | ●和 館(重要文化財) |
●その他の遺構 | ●庭 園(名勝) |
六華苑利用案内
入苑料
一般(高校生以上)300円
中学生100円
開苑時間 午前9時〜午後5時まで(但し入場時間は午後4時まで)
休業日 毎週月曜日、祝日の翌日、12月29日〜1月3日
所在地 桑名市大字鷹場663-5 (桑名駅から約1.5Km)
TEL 0594−24−4466
歴史の案内人による苑内案内
受付でお申し込みいただければ、ボランティアの桑名歴史の案内人が苑内を案内説明します。(無料)