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■ PD-M536 オフロードスポーツペダル & シューズ

日記より再録

今までにも少し書きましたが、自転車にSPDを導入してみました。どんなものかというと、スキーやスノーボードのように靴とペダルを固定して効率よくペダリングしようというものです。ようやく注文していたペダルが届いたので、早速付けてみました。

まずシューズの方から準備します。これが買ったSPDシューズです。去年モデルなのですが、半額だったのといかにもサイクリング用に見えないところが気に入ったので即決で購入しました。

SPDシューズ

サイクリング用に見えないといっても、紐がほどけたりしないようにベルクロで固定する部分があったり、内側の方がくるぶしの高さまであったりとやはりサイクリング用に配慮されています。ソールの方は

SPDシューズのソール1

というようになっています。楕円に溝が切られている部分にカッターで切り込みを入れてはがします。ここにクリート(ペダルにはめる金具)を固定するわけです。んで、クリートを付けた状態がこんな感じ。

SPDシューズのソール2

シューズの方はこれで準備完了です。次にペダルの方ですが、こちらにクリートの保持力を調節することが出来ます。これもスキーのビンディングと一緒ですね。ねじを廻して調整するのですが、始めてということもあり一番弱くしておきました。つまりはずしやすくしたわけですね。固定力もその分弱いのですが。ペダルはこんな感じ。普通のペダルよりもずっと小さいです。

SPDペダル

すぐに走りにいきたかったのですが、その前に着けはずしの練習をしておきます。つま先側からはめて踏み込むとクリートの後ろ側がはまって固定されるようになっています。保持力を最弱にしているのであまり苦労しなくてもはまってくれました。はずすのはかかとを外側にひねる感じなのですが、これも保持力が弱いので簡単にはずすことが出来そうです。ただ、左をはずして止まろうとしてうっかり体重を右にかけてしまい、いわゆる立ちごけをしそうになってしまいました。

少し慣れてきたところで、天気もいいし近くのサイクリングロードを走ってきました。行きは向かい風でちょっと辛かったのですが、SPDの威力かそれほどスピードが落ちなかったみたいです。実際に使ってみて、まず驚いたのが加速の良さです。踏み込む力を強くしないでペダルをくるくる回しているだけで、どんどん加速していきます。それほど苦労しないで30km/hくらいまでスピードアップできました。次にスピードを維持するのが楽だったということです。普通のペダルだと、気合いを入れてこいで(^^; ようやくスピードを維持できるか、だんだん落ちてくるといった感じだったのですが、SPDを使うと一定ペースでこいでいるだけでスピードを維持できました。やはりペダリングの効率は確実にアップしているようですね。ペダルと固定されているので、足首にゆとりがないかもと思っていましたがクリート保持力を弱くしておいたためにかっちり固定されていなかったので、ある程度のゆとりがありました。これなら長時間乗っていても大丈夫そうですね。

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