「週刊てーて」ひらく農園から、語りと映像 語りと映像。視覚障害のある方でも畑の状況を聞くことができます。また、畑の様子をビデオで見ることもできます。

「週刊てーて」ひらく農園から、バックナンバー 週刊てーてのバックナンバーと、サイト内検索が行えます。

草子の演奏は草子ドットネットへお入りください。草子ドットネット。mp3やビデオで、無料の音楽を配信しているグループ「草子」のサイトです。

雑事とレシピと掲示板「いどばたけ」 いどばたけ

ヒメパセリさんの詩集 ヒメパセリさんの詩集

サイトスさんの野菜を使った「レシピ集」サイトスさんの野菜を使った「レシピ集」です。野菜中心のメニューを、簡単な方法で料理できるやり方を提案します。

オンラインショップオンラインショップ。無農薬野菜の産地直送です。玉葱をはじめとして、旬の野菜や自然卵などをセットにしてお届けしています。

このサイトについてひらく農園の紹介です。

リンク集リンク集です。

最新版の「週刊てーて」はこちらからどうぞ。

mF247にて、te-teの唄うRosemary&Timesとして10曲目の「元気にしてる?」をネットリリースしました。Rosemary&Times「元気にしてる?」

mF247にて、te-teの作詞作曲、草子「君の世界に」をネットリリースしました草子「君の世界に」

「週刊てーて」+αをブログでどうぞ(携帯QRコードはこちら)。


週刊てーて ひらく農園から

オクラがしなーっと

「七月中旬にしてようやく夏、剪定の夏」

 季節は、ようやく夏。たまに暑い日があっても、涼しい日が圧倒的に多い。それでも、ここ二、三日は夕立程度の雨で、畑も少し乾いてきた。先週には咲いていなかったオクラの花が、もうあちらこちらに咲いていて、オクラの実の収穫も始まった。シシトウは、もう最盛期の装いだ。

 先週、支柱を立てたナスやピーマン、シシトウの畝で、ようやく剪定を始めた。収穫が始まってからの剪定は、慣行農業ならば非常識とされるかもしれない。できるだけ早く目標とする本数の主枝を決めてかかるのが常道であるからだ。しかし、有機農業では、虫のちん入が常である。例えば、仮に一本仕立てのシシトウを試みたとしよう(シシトウの一本仕立ては収穫のしやすさから魅力がある)。慣行農業ではたやすいことだ。農薬が前提であるから、虫は農薬で殺せばいいのだろう。有機農業では、虫は手で捕るか、虫を捕らないかが主流である。

 虫にも種類がある。ニジュウヤホシテントウ(別名テントウムシダマシ)が、ナス科では大敵で、この虫は最終的に収穫したい実を食害する。もちろん葉も。しかし、この虫は、茎の中に入って、その茎ごと枯らしてしまうということはない。茎の中に入って食害するのは、蛾の幼虫である。今は、まずこの虫が厄介だ。蛾の幼虫であるが、蛾の種類は特定できていない。

 見分け方は簡単だ。茎に白い糞のようなものが噴き出している。その場所の前後に必ず幼虫は潜伏している。ひどいものはもう茎をしなっーとさせている。つまり茎を枯らしているのである。茎の中をほじくり返してみる。こんな小さな幼虫が枯らしてしまうのだから、くそーっと思ってしまう。幼虫はひねりつぶす。これが有機農業というものである。これをシシトウの一本仕立てに当てはめると、その株ごとやられたことになる。虫にやられた部分より下から、側枝が出てきたならば運がいい。

 オクラはたいてい一本仕立てである。今の時期、茎ごと枯れているのが少しある。この幼虫のせいだ。だから、オクラは一本仕立てではあるが、同じ場所に2〜3粒播いておくのが合理的だ。オクラの草勢をあまり強くしないためにも効果的だ。草勢が強いと、硬い実になりやすい。

 シシトウもナスもピーマンも、目標の本数の主枝に持っていくまでに時間をかける。虫にかじられても枝が枯れてしまわないくらい屈強になってから、主枝を決定するくらいでよい。それまでは、のらりくらりと剪定をしていく。剪定しないのはよくない。樹ができていないのに実をたくさんならして樹勢を弱めてしまう。

 こんなことは、誰に教えられたものでもない。農業書を読めば、やり方はいくらでも書いてあるが、有機農業の農業書でいいものはあまりない。自分で樹や虫に教えてもらうのだ。そして、何年も繰り返して、どのように自分が収穫をしていきたいか、どのような収穫物を買ってくれる方に提示したいか、その意思を確認するのである。その意思に沿って、剪定する。そういう意味で、虫のいる夏野菜の収穫には強力な意思と体力が必要で、夏を乗り切る原動力を剪定という作業に見出すことができる。中には、捕った虫の数を数えることが原動力になる人もいるようだが…。

2008年7月10日 寺田潤史


オクラがしなーっとしているのを見つける。
オクラがしなーっとしているのを見つける。
虫のあとを見つけて折る。
虫のあとを見つけて折る。
茎の中に虫発見。
茎の中に虫発見。
虫を取り出してつぶす。
虫を取り出してつぶす。

バックナンバーへ



ご意見ご感想は、下記よりどうぞお寄せください。

お名前
メール
ご意見ご感想


今週の野菜
(すべて農薬、化学肥料を使用していません)
1 ニンジン紅芯五寸セリ2008年2月14日播種2008年4月28日から収穫
2 ごぼう渡辺早生キク科2008年2月8日播種2008年6月13日から収穫
3Newシシトウ伏見甘長ナス科2008年2月1日播種2008年7月7日から収穫
4Newシシトウつばきグリーンナス科2008年2月1日播種2008年7月7日から収穫
5 じゃがいも男爵ナス科2008年2月7日播種2007年6月9日から収穫
6 じゃがいもメークインナス科2008年2月7日播種2007年6月16日から収穫
7Newなす千両2号ナス科2008年2月1日播種2008年6月27日から収穫
8 葉ねぎわかさま黒ユリ科2008年1月17日播種2008年5月18日から収穫
9Newピーマン京みどりナス科2008年2月1日播種2008年7月4日から収穫
10 にらサンダーグリーンベルトユリ科2007年2月14日播種2008年3月30日から収穫
11 インゲン黒種衣笠マメ科2008年3月1日播種2008年6月1日から収穫
12 春菊さとゆたかキク科2008年5月1日播種2008年6月19日から収穫
13Newオクラスターライトアオイ科2008年5月1日播種2008年7月7日から収穫
14New胡瓜ときわ地這ウリ科2008年3月20日播種2008年7月4日から収穫
15 青しそ自家採種アブラナ科2008年3月20日播種2008年5月16日から収穫
16 玉葱七宝早生7号ユリ2007年9月23日播種2008年4月14日から販売
17Newモロヘイヤ自家採種シナノキ科2008年3月20日播種2008年7月1日から収穫

このページの最初に戻る